マンションでペットと同居する際、行ってほしい対策

木須 拓己

こんにちは木須です。休日に近所の公園に行くと、犬の散歩をしている方が昔と比べてとても多くなった気がします。マンションでもペットを飼っても良いところがとても多くなりましたね。
ということで、今回は、そんなペットについて注目してみました。

いまや日本の全世帯で犬や猫を飼育している世帯は、日本の0歳~15歳の子供いる世帯と比較してもペットのいる世帯のほうが多いといわれています。

マンションにお住まいの方は(管理規約でペットOKと決められているマンションに限り)犬や猫など室内で飼育できるペットを飼われている方が大多数です。しかし一緒に暮らしていると、さまざまな問題点がでてきてしまうようです。(わたしもトイプードルを飼っていて実感しています。)

そこで今回はそんな問題に対しての、対応策を一部ではありますがご紹介いたします。

 

1.フローリングをペット専用へ

一般的に普及しているフローリング床は室内で過ごすペットにとっては、とてもすべりやすく、弱い足腰に大きな負担をかけ、けがを引き起こす原因ともなってしまう そうです。また引っ掻き傷やささくれなどフローリングにダメージがあるとペットがおしっこをしてしまった時に汚れが浸透してしまいやすくなり、ニオイが染み付いてしまう ことも多いのです。

そんな悩みに対し、おススメの床材として「ペット用クッションフロア」があります。

この製品はワンちゃんたちの安心・安全を考えすべりにくいという機能を持っています。また、一般的なクッションフロアやフローリングに比べ、 「表面が強く」キズつきにくい”高耐久性の床材となり、さらにペットのニオイや排泄によるニオイの消臭機能もあります。材料費が比較的安く、ペットと一緒に暮らすご家庭にとっては、リフォーム用床材であると言えると思います。

1床シート

 

参考:リリカラ ペット住まいるフロア

 2.ペットの引っ掻きによる傷を守る壁紙とは

ワンちゃんは部屋の壁面に沿って歩きがちで、その部分が痛みやすい傾向にあり、ネコちゃんは当然爪研ぎの対象となってしまいます。

対策としては壁紙(クロス)を、特殊な加工などにより、ひっかき傷や爪研ぎなどに強く、キズがつきにくいペット向けの製品にかえる方法があります。

このクロスは、メンテ(清掃)もしやすく、外遊びから帰ってきたペットによる汚れや日常生活での汚れぐらいは、水拭きや中性洗剤できれいになります。

2クロス参考:リリカラ ペット住まいる壁紙

 

また、壁面は、床から腰の高さくらいまでが傷つき汚れやすいので、腰壁(壁の下半分に板材等を張りめぐらせた壁)を傷に強い特殊な強化シートを貼る方法もあります。

3腰壁1

 

4腰壁2参考:大建工業 ハピア ベイシス レセプトハードタイプ

 

 3.まとめ

今回は一部の商材ですが、ペット対策用としてのリフォーム製品は各メーカーから、現在いろいろな種類のものが出ています。お部屋をリフォームする際や新しくペットの飼われる際などは是非参考にしてみてください。

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木須 拓己

あなぶきハウジングサービス :木須 拓巳(きす たくみ)
分譲マンション管理会社で専有部(お部屋内)の様々なサービス開発・企画の立案、リフォーム&リノベーション・室内クリーニング、インテリア商品販売等、お客様の快適な生活をサポートする部署の担当。分譲マンションの管理会社を15年務めた実体験及び情報をわかりやすく伝えるために日々仕事に励んでいます。仕事での心情:ニーズを形にする
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