こんにちは。あなぶきセザールサポートで管理員の採用・研修を行っている岡田です。
以前のブログでライフサポート課の仕事について紹介させていただきましたが、その中の『代行業務』についてもう少し詳しく紹介させていただきます。
→分譲マンション管理員/管理員が急に休んでしまったらどうする?
目次
- 代行業務とは?
- なぜライフサポート課で代行するのか
- 実際の代行事例の紹介
- まとめ
代行業務とは?
『代行』とは、当事者に支障があるときなどに、代わってその職務を行うことです。
(管理員が急な休みのとき、代わりに管理員業務を行うこと。)
当社では、専属の代行員(代務員というところもあります。)が拠点毎に数名いますが、ライフサポーター(管理員)の休みが重複してしまうと、対応が出来ない時があります。
そんな時は、代行員を手配します。
なぜライフサポート課で代行するのか
なぜ私達ライフサポート課のメンバーが代行をするのかですが、急な対応依頼で、代行員でも対応できない場合もあります。
ライフサポーターに指導や研修を行っていくうえで、実際に管理員業務を経験するのが、一番色々な事が分かるからです。実際に経験することで巡回時に、仕事の手を抜いて清掃が行き届かないのか勤務時間が短すぎるのか等、ライフサポーター(管理員)のスキルも分かるようになります。
実際の代行事例の紹介
代行依頼物件の概要
代行日数 2日間
物件概要 12階建て・44戸 築10年 最寄りの駅より徒歩5分
勤務時間 8時~12時(4時間)・ライフサポーター(管理員)勤続5年
管理員室に入室したら、まず業務日誌で引き継ぎ・物件特有の注意事項がないかを確認します。
次に、管理事務室ポストの確認を行います。
本日は、可燃・ビン・カン・ペットボトルの回収日ですので、ごみ出しから作業開始。
(集積所に出したごみ)
(回収後、集積所の清掃もします)
先に、外回りの清掃を行います。
次に館内清掃に入りますが、私は、まず最上階から各フロアの状況を見て、このマンションライフサポーター(管理員)の日頃の清掃スキルの確認を、行っています。
私達ライフサポート課が、研修で指導している事が実践されているかチェックします。特に、エントランスに関してはマンションの顔ともいえますので、多少厳しくチェックさせてもらいます。今回は日常清掃がしっかりされているマンションで安心しました。
では、エントランス清掃を始めます。
日常清掃の基本、掃き掃除をします。汚れていない様に見えますが、自在ホウキを使うと写真の様に塵・埃が出てきます。
今回は、代行期間が2日間ありますので、エントランスの清掃に力を入れようと思います。
汚れていない様に見えて、床は結構汚れています。2日間でエントランスの床はきれいになりました。
エントランスの壁も確認します。
集合ポストの上に掲示物のはがした後の汚れが残っていました。
水で濡らして、支給している7つ道具の『ケレンヘラ』を使うときれいに取れました。
(ここは、研修では気を付けるように話しているところです。)
よく見かける汚れが、ドアなどについている、黒い汚れ(靴底ゴム・自転車タイヤ)があります。これは、水拭きだけでは落ちません。メラミンスポンジを使うと簡単に落とせます。(これも、研修で指導している部分です。)
今回のマンションはきれいでしたが、エレベーターの扉部分に黒い汚れがついている時もあります。
まとめ
私達ライフサポート課では、自分たちで実際に管理員業務を行う事で、マンションでの汚れの効果的な清掃方法を実践し、管理員研修などでライフサポーター(管理員)に清掃指導を行い、清掃スキルの向上を図っております。
岡田洋二
分譲マンションは管理員さんで決まる!ライフサポート課では管理員(ライフサポーター)の採用・指導・研修を行っています。清掃は“心”をモットーに、ライフサポート課6名で力を合わせ、ライフサポーターのスキル向上を目指しておりますので、宜しくお願い致します。これからマンション管理員の清掃や指導・研修などの現場に関する情報を発信していきます。
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