壁材「焼杉」とは!?~メリット・デメリット・メンテナンス方法の紹介~

山口勝也

皆様、こんにちは!

㈱ヨコイ 山口です。

外構デザイン事業本部では、ガレージ・エクステリア製品を取り扱っております。

屋外空間にまつわる情報などを発信できればと考えております。

 

今回は、外壁についてです。

外壁には、様々な種類があります。

サイディング・塗り壁・タイル・ALC・木材など、たくさんあります。

 

その中でも今回は、木材【焼杉】を紹介します。

 

外壁【焼杉】は、重厚感と味わいある雰囲気を持った自然素材を使用しています。

 

では、特徴やメリット・デメリットなどを見てみましょう。

 

外壁の【焼杉】って?

 

【焼杉】は、杉の板を焼いて、表面を炭化させて耐久性能を高めたものです。

焼いたそのままの板を利用する場合と、焼き加工をした後に、あえて炭を落とし木材だからこその風合いを残したまま、塗装仕上げとして耐候性をアップさせたものがあります。

木目の風合いを楽しめる自然が生み出した外壁【焼杉】!!

趣きがあって、イイですよ。

【焼杉】のデメリット

 

素材は木材なので、工業製品と違い均一な仕上がりにはなりません。

自然素材を加工するので、ムラや傷などがある程度できる場合があります。その為、少し寛容な気持ちで接する必要があります。

加えて、反りや割れが生じる場合もありますが、それもまた風格ある個性と捉える事ができれば、一概にデメリットとは言えないかもしれません。

 

【焼杉】のメリット

 

木材は、熱伝導の点で断熱効果があります。日差しの強い所にある金属は、触れないほど熱くなるのに対し、木の板には触れることができます。

そういった性質のある木材を外壁に利用する事で、断熱の効果が得られます。

加えて、自然素材の木材は呼吸しています。屋外環境は湿気と乾燥を繰り返す環境の中、水分を吸い込んだり、吐き出したりを自然に行い、湿度を調整するので調湿性能により劣化から建物を守ってくれます。

その他、焼杉の炭化層は防虫効果もあります。

 

【焼杉】のメンテナンス

 

伸縮により素地が見えてくる場合があり、その箇所は塗装をして防蝕対策をする必要があります。
焼杉用のキシラデコール塗料や同等の塗料等での補修をオススメします。

腐食等が激しい場合は、張替などの検討も必要となります。

 

 

外壁には、たくさんの種類と意匠性などがあります。

自然環境の大切さを求められる現代、自然木材が素材でもある【焼杉】は注目の外壁素材ではないでしょうか。

 

TOYBOXガレージ(←詳しくはクリック!)のショールーム外壁にも、【焼杉】を採用しております。

興味があれば、ぜひ実際に触れてみていただけると幸いです。

 

<ショールームはこちらです>

 

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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山口勝也

㈱ヨコイ 外構デザイン事業部
山口 勝也 (やまぐち かつや)
香川県出身  2018年入社

エクステリア事業部所属から、2023年7月:空間デザイン事業部との統合にて外構デザイン事業部に改変となりました。
エクステリア事業部では、アルミ製のテラス・カーポート・バルコニーなどの製品を手掛けておりましたが、遊び心のあるガレージなども含めたご提案をお客様にお届けしております。
記事を通じて、情報などが発信できるように頑張ります。
よろしくお願いします。
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