こんにちは、あなぶき加賀城建設の石岡です。
私どもの会社は、マンションの大規模修繕工事を得意分野とし、住宅リフォームやマンション内外の点検、保守および建物診断、コンサルティング業務などといった「住まい」という皆様の大切な資産の価値向上のお手伝いをさせていただいております。「住まい」については人間と同じように、年数の経過とともに老築化・劣化が進んでいきます、経年劣化にともなう建物の不具合が見られるようになりましたら、適宜対応をしなければなりません。
マンションをはじめとした建物は、年数の経過とともに、いろんな箇所に経年劣化による不具合が見られるようになります。今回のブログはマンションの駐車場について行った修繕工事等の事例の紹介をいたします。
ブロック塀の改修工事について
今回の依頼は老朽化したマンションのブロック塀が倒壊する恐れがあることにより寄せられたものでした。
この依頼を受けた当時は他県で大きな震災が発生し、ブロック塀の倒壊により人災が起こったこともあり、早急な対応を必要とした案件でした。弊社がまず行ったことは、ブロック塀を再度設置又は補修をした場合、今後の震災の度に同じ危険性があるため、耐震性を考慮し軽量化のためアルミフェンスを提案することから始まりました。その後アルミフェンスの提案に承認をいただき、工事を始めるわけですが、まず初めに行ったのは工事が隣地境界線に沿ってのものとなるためブロック塀の向こう側駐車場の車両移動と、近隣様への工事挨拶からとなりました。
車両移動や近隣様への挨拶が完了すると、ようやく本工事の既存ブロックの撤去作業へと移ります。
アルミフェンス支柱を立てるため基礎だけは残し、全体が崩れないよう一列ずつ丁寧にコンクリートブロックの解体を行いました。
撤去が終わるといよいよアルミフェンスの設置工事となります。
基礎を活かして支柱を固定し、根巻きモルタルを打設しました。
最終的にフェンスの面材が組みあがると、倒壊の心配がなくなるのは勿論のこと、美観性も向上し、組合様に喜ばれる結果となりました。
機械式駐車場の改修工事ついて
次の依頼は機械式駐車場の老朽化による錆汁などの車両汚損や、機械式駐車場の利用者の減少、また維持管理費を検討した結果、機械式駐車場を解体し、平面駐車場とした事例です。
まず最初は先ほどと同様に機械式駐車場の利用者様の車両移動や、マンションの全住戸様に工事工程や工事範囲、規制の区画、車両移動のアナウンスを行います。
車両移動が完了し、工事範囲の区画(立ち入り禁止)を行い、第三者災害の対策が取れたのち工事は着工となります。
今回の工事は約2週間程度で完了、機械式駐車場で18台の区画を平面駐車9台とした工事でしたが、昨今車離れが進んでいることを考えると、今後増えていく工事になるのではないでしょうか。
バリカー設置工事ついて
最後の工事紹介となりましたが、この工事はマンションにある来客用駐車場についての案件でした。その来客用駐車場は住戸の方が日常使用するものでないため、比較的駐車し難い配置となっていたため、駐車の際接触事故が起きたことにより封鎖の依頼となりました。
まとめ
今回のブログは駐車場関係についての記事となりましたが、弊社あなぶき加賀城建設は大規模修繕工事以外の工事も実施していることを紹介したいと思い書かせていただきました。室内やエクステリアのリフォーム、防水や塗装面の部分補修から漏水対応など、お困りごとはございませんか?声掛けいただければお助けいたします。
それではまた会いましょう!ご安全に!!
石岡健太
岡山県出身で、2015年の入社以前は港湾の土木工事や新築住宅の工事にたずさわっておりました。
現在は岡山エリアでマンションの大規模修繕工事の現場管理をしています。
以前の新築住宅や港の修繕工事と違い【住みながら】の工事となるので、工事方の安全と居住者様の安全、両者の安全を第一にこれからも努めてまいります。
保有資格:一級建築施工、土木施工管理技士
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