こんにちは、あなぶき加賀城建設の石岡です。
突然ですが、マンションにお住いの方の中には、お出かけの際、玄関の施錠は行うがバルコニー側については施錠をせずに出かける方や、ゴミ捨てなどの短時間の外出時に施錠をせず出かける。と、いう方がいるのではないでしょうか?
侵入犯罪に対する警察庁の統計では侵入窃盗が平成30年で62,745件あり、内10,000件以上が共同住宅で発生しています。
『私は5階だから大丈夫!』・『短時間であれば鍵をしなくても大丈夫なのでは?』と思った方は要注意!
侵入窃盗は4階以上でも発生しており、侵入手段として共同住宅(3階建以下・4階建以上共)で1番多いのは 【無締り】続いて【ガラス破り】となっています。つまり、上層階の場合でも無締りの玄関から侵入し、あとはバルコニーをつたって次々に隣戸へ侵入という事例が有る訳です。
また短時間の外出の場合であっても、『無締り』については鍵が締ってないので侵入に時間を要しませんし、『ガラス破り』では1枚ガラス(フロート板ガラス)だと叩き割れば数秒、ドライバー等工具を用いて音を出さないように破壊する「こじ破り」でも慣れた者なら30秒かかりません。
つまり1分の外出であれば侵入するのは可能ということになります。
なので今回のブログは「こじ破り」や「打ち破り」に優れた、防犯ガラス、日本板硝子株式会社のセキュオについてご紹介させていただきます。
ここでは防犯ガラスセキュオ・セキュオSPの特徴を4つに分けて紹介させていただきます。
①ガラスの構造
・中間膜厚
約0.8ミリ【セキュオ30】
防災、飛散防止を目的とする合わせガラス(ラミペーン)に比べて中間膜は2倍の厚さがあります。ドライバーを使用した「こじ破り」が困難です。
約1.5ミリ【セキュオ60】
戸建て住宅やマンションなどで、ドライバーを使用した「こじ破り」はもとより、小型バールを使った「打ち破り」に効果を発揮します。
約2.3ミリ【セキュオ90】
マンションや店舗などで、小型バールやハンマーを用いた凶暴な手口の「打ち破り」にも抵抗します。
②盗難防止
強靭な厚い中間膜やポリカーボネート板をはさむことで「こじ破り」、「打ち破り」に高い抵抗力を発揮します。
≪ここでは「打ち破り」についての実験動画を紹介します。≫
実験の結果、1枚ガラスは一撃で簡単に割れたのに対し、セキュオは複数回の打撃でひび割れが入ったものの、貫通することはありませんでした。
③安全性
万一破損した場合も、ガラスが中間膜に接着しているために、破片の飛散や落下がほとんどありません。
破損状況の比較(バールを使った打ち破り日本板硝子社内試験)
④紫外線カット
紫外線は、窓辺の家具やカーテンなどの色あせや変色の大きな原因のひとつといわれています。セキュオはガラス面に侵入してくる紫外線の99%以上をカットする優れた効果があります。
※ここでは日本板硝子株式会社 -防犯ガラス セキュオ-での解説文章を使用しています。
まとめ
今回は窓の防犯対策についてご紹介してきました。
窓は室内環境を快適にするため、採光や通風を取り込む反面、招かれざる侵入者の入り口となってしまう恐れがあります。
セキュオは招かれざる侵入者の嫌がる防犯性を有し、招かれざる光(紫外線)をカット!
まずは、外出時に短時間でも鍵を締める習慣を、より防犯性能の向上をお求めの方については防犯ガラス セキュオを検討されてはいかがでしょうか。
この記事を読んでいただいた方の中に、防犯ガラスに興味のある方は中四国範囲となりますが、お気軽にお問合せいただければお助けいたします。
石岡健太
岡山県出身で、2015年の入社以前は港湾の土木工事や新築住宅の工事にたずさわっておりました。
現在は岡山エリアでマンションの大規模修繕工事の現場管理をしています。
以前の新築住宅や港の修繕工事と違い【住みながら】の工事となるので、工事方の安全と居住者様の安全、両者の安全を第一にこれからも努めてまいります。
保有資格:一級建築施工、土木施工管理技士
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