これだけは押さえておきたい!マンションでの台風対策5つのポイント!

こんにちは。
あなぶきハウジングサービスの篠原です。

前回は、地震についての予備知識と自宅での安全対策について説明をしましたが、今回は、近年マンションでの台風被害として浸水や停電が相次いでいることから最低限押さえておきたい台風対策についてご紹介したいと思います。

是非、チェックしてみてください。

日頃からバルコニーの排水溝をチェックしましょう!

バルコニーの排水溝にゴミや砂が詰まっていないかチェックするように心がけましょう。台風では大量の水が流れ込みますので詰まっていると雨水が溜まり、最悪の場合には室内に浸水して、階下に甚大な被害を与えることにもつながりかねません。
日頃から事前にゴミなどを取り除いて流れをよくしておきましょう。

接近前には「水漏れ対策」をしましょう!

マンションは強風に強く、戸建に比べ台風による被害を受けることが少ないといえます。それでも暴風雨時には、敷居部分や換気窓のわずかな隙間から水が浸入することがあります。窓や戸の水抜きをチェックし、「サッシのレールにタオルや新聞紙を詰め込む」「侵入してきた水はすぐに拭き取る」などの対策を講じましょう。

また、バルコニーに植木鉢やチェアなどを置いている方は、風で飛ばされる恐れがあり危険ですので、室内に入れておきましょう。

台風による停電=断水に備えましょう!

停電になると、当然ですがエレベータは停まり、共用電灯や部屋内の照明も点きません。
それどころかポンプが停止すると水道もストップして断水してしまいます。
懐中電灯やラジオの準備はもちろんのこと、事前にお風呂の浴槽へ水を溜めておくなど水の確保にも注意を払ってください。

駐車場での車両冠水に注意しましょう!

マンションの立地や台風の規模によっては、機械式駐車場の地下ピットや自走式地下駐車場のような場合は、水没する恐れもあります。
台風の規模やテレビなどの情報をもとに、状況に応じて車を地上に出しておくようにしてください。

台風通過後は被害がないかのチェックをしましょう!

台風が過ぎて雨風が弱まってきたら、被害を受けているところがないかを確認しましょう。台風による被害は加入している火災保険の補償の対象となる可能性がありますので、写真を撮っておきましょう。

また、バルコニーの排水口ですが、台風後にもゴミがつまっていないか確認をしましょう。

まとめ

気象庁の発表によりますと、1981年~2010年の30年間の平均値として台風は年間25.6回発生しており、内11.4回日本に接近して、内2.7回が日本に上陸するというデータがあります。しかしながら、2019年は既に5回も上陸しているのです。(2019年10月31日現在)
このように年々増加傾向にある台風の直撃に備えて、日頃から台風による雨や風の被害に対して最低限の準備をしておくことが何よりも大切です。

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篠原準

あなぶきハウジングサービス 東京本社
埼玉県出身。2004年入社。
入社以来、一貫して分譲マンションの管理部門に従事しています。これまでマンション管理という仕事を通じてお客さまのお役に立ちたい、お客さまからの信頼を高めたいという思いで務めて参りました。今回はブログを通じて読者の皆様へ価値と感動をお届けしていきたいと思います。どうぞ宜しくお願いします!
保有資格:管理業務主任者、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
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