マンションを売却する際に気をつけるべき3つのこと!

坂本永勝

こんにちは。あなぶきハウジングサービス、パーキング事業本部の坂本です。
梅雨も後半に入り、暑い夏へと近づいておりますが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
平年だと本日(7月19日)あたりが中国・四国地方の梅雨明けですが、今年の梅雨入りが平年より19日遅かったので、もう少し辛抱が必要ですね。
さて、今回は、前回お話させていただいた【マンションを購入する際に気をつけるべき3つのこと】に引き続き、マンションを売却する際に気をつけるべきことをご紹介致しますので、マンション売却をご検討の方は是非参考にしていただければと思います。

前回の記事→https://anabuki-m.jp/parking/28567/

①中古マンションを売却する際に気をつけるべき3つのこと

 

1.複数の不動産会社に査定依頼をする

まず、マンションを売却するにあたり、自分のマンションが現在どれぐらいの価値があるのか不動産会社に査定を依頼します。その際に査定を1社に限定してしまうと、高値で売却できない場合があります。そこで3社~4社ぐらい査定依頼することをおすすめします。実際問題、不動産会社によって査定結果に差が出ることはよく聞く話です。売主として損をしない為にも3社~4社の査定を行い、ある程度の相場観を知った上で、不動産会社を選定していけばいいのではないかと思います。また、不動産会社に頼るだけではなく、自分でもある程度調べておくといいかもしれません。

 

2.住宅ローンの残債額も把握しておく

不動産会社に査定してもらうマンションにローンが残っている場合は、査定を行なう前に残額を確認しておく必要があります。ローン残債のあるマンション売却では、売却代金でローンの残債を清算できることが必要になってきます。マンションに抵当権が設定されている場合、売却代金をローン返済に充てることができれば、抵当権は抹消される為です。

※抵当権…住宅ローンなどでお金を借りた際に、借りた人(債務者)が返済できない(債務不履行)場合に土地や建物を担保とする権利の事

ローンが残ったままだとマンションが売れないことがあるので、査定額がローンの返済費用として十分なのか確かめる為にも、ローン残高の把握は大切ですね。

3.マンション売却時にかかる費用を把握しておく

マンションを売却する際には、費用も発生します。何にどれぐらいの金額が発生するのかを把握することでスムーズに売却へと進めることができます。売却にかかる費用を把握していないと、思っていた利益と異なってしまうことになります。そうならないためにも売却を進める前に何にどれぐらいの費用がかかるのか把握しておきましょう。
一般的にはマンションの売却価格の約5%~7%だと言われております。
主な費用を簡単にご紹介しますので、参考にしてみて下さい。

・仲介手数料:(売却額×3%)+6万円+消費税 ※売買金額400万円以上の場合

・印紙税:1,000円~6万円 ※売買金額によって異なる

・抵当権抹消費用:1万円~3万円程度 ※司法書士へ依頼

・譲渡所得税:譲渡した年の1月1日現在において所有期間に応じて変動(5年以下→39.63% 5年以上→20.315%)

以上は、代表的な費用ですので、そのほかにも必要になる場合があります。
売却を検討した段階で費用もあらかじめ計算しておくことで、突発的な費用を抑え、心にも余裕を持って売却を進めることができます。

②空き家と住みながらの売却どちらがいいの?~メリット・デメリット~

 

1.空き家にしておく場合

○メリット

・鍵を不動産会社に渡しておくことでいつでも内覧可能になる

・1度美装を入れておけば、汚れることは少ない

・綺麗で空っぽの部屋を見せることで購入希望者のイメージが湧きやすい
○デメリット

・別の家に引っ越す必要がある

・住んでもいないのに管理費・修繕積立金・固定資産税等がかかる

まず、空き家でマンションを売却する際のメリットは、鍵を不動産会社に預けておくことで不動産会社は、いつでも内覧希望者に内覧を行なうことが可能になります。
オーナー側が鍵を持っていた場合、不動産会社は内覧があるたびに鍵を借りに来ないといけないので、かなりの手間になってしまいますね。また、美装を1度入れておけば、汚れることは少なく、内部を空っぽにしておくことで、購入希望者のイメージが湧きやすいことが空き家で売却をするメリットになります。
次にデメリットは、別の家に引っ越す必要があることです。空き家状態にするということは、所有者は仮住まいを探さなくてはなりません。引っ越す為の費用もかかってしまいます。また、住んでもいないのに、マンションの管理費・修繕積立金・固定資産税が発生してしまうこともデメリットの1つです。

2.住みながらの売却

○メリット

・売却までの時間に余裕が持てる

・購入検討者とコミュニケーションが取れる

○デメリット

・内覧に来る度に清掃が必要

・スケジュール合わせが面倒

まず、住みながら売却を進める方のメリットは、売却までの時間に余裕が持てます。空き家ではないので、管理費・修繕積立金等の垂れ流しを防ぐことが出来ます。
また、仮住まいの費用をなくすことができるので、費用面ではこちらの方が安価かなという印象です。自分の住んでいるところに内覧者を呼ぶ形になるので、内覧者とコミュニケーションを取り、どのような人なのか判断することができるのもメリットの1つです。
次にデメリットは、住んでいるところに内覧者を呼ぶので、来る度に清掃を行なわなければなりません。また、スケジュール合わせも行なう必要があり、不動産会社・内覧希望者・オーナーの3者が都合のいい日を設定しなければいけないのが最大のデメリットだと考えられます。

③まとめ

 

 

これまでに中古マンションを売却する際に気をつけるべきことを3つ紹介させていただきましたが、まだまだ気をつけるべき点はあります。
不動産会社のプロに聞いたり、インターネットやお知り合いの方の成功談・失敗談を把握する事で自分の思い通りの売却ができるのではないかと思います。
マンションは大きな財産であり、ましてや思い入れのあるマンションを売却するとなると誰もが納得の金額で売却したいものです。そういった方々に少しでも手助けできるよう、我々あなぶきグループは、お客様に寄り添い、最高の形を実現していきます。

 

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坂本永勝

あなぶきハウジングサービス 坂本 永勝(さかもと えいしょう)
出身は香川県の小豆島で、自然が豊かな所です。
大学を卒業後、あなぶきハウジングサービスに入社しました。
現在は、パーキング事業部に所属し、中国地方で時間貸し駐車場の運営・管理に従事しています。
地域に密着し、綺麗で使いやすい駐車場を心がけて、日々業務に励んでいます。

保有資格:宅地建物取引士 管理業務主任者 第一種衛生管理者 住宅ローンアドバイザー
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