いつも元気にほがらかに、現場監督の河野です。
マンションの外装工事では、工事を着手するまでにいろいろなお願いをさせていただいております。
工事が始まりますと、皆様の日常に入り込んで建物の修繕工事を実施いたしてまいりますので、スムーズな工事の実施のために、皆様にご理解とご協力をいただきたいことについて、今回は、『日常のお困りごと』のひとつである、網戸について、取り外し方と取り付け方法（設置の仕方）についてご案内いたします。
バルコニーの網戸取り外しについて
マンションで10～15年に一度実施される大規模修繕工事が始まりますと、ご入居の皆様には編戸をお部屋うちに取り込むことをお願いさせていただいております。バルコニーの工事実施の際に網戸がありますと、外壁の修繕工事がやりにくい場合が多々あります。
そのため、網戸を取り外す必要があるのですが、この網戸を取り外す際には、お部屋うちから『外れ止め』のロックを解除する必要があります。バルコニーの外からはずせないタイプの網戸があり、みなさまにお部屋内から作業をやっていただく必要がありますので、取り外しの御案内をさせていただいております。
その際に、大規模修繕工事期間中によくあるご質問・事例等について、現場監督の河野が、ご紹介させていただきます。
それでは、マンションのバルコニーを覗いてみましょう。
大規模修繕工事中はバルコニー網戸の取り外しをお願いしております
「どうやれば、網戸が取り外せるの？」という質問やお問い合わせがよくあります。お部屋内から網戸の上部を見ていただくと、次のように網戸の両サイド上部に網戸の外れ止めのロックを解除するために説明書きが書かれております。
外れ止めの事例
網戸取り外し後
網戸の取り外しと取り付け例ですが、参考にしてみてください。
網戸の取り外し例(ハイサッシタイプ）
バルコニーがない部屋の網戸はどうすればいいの？
バルコニーのような外部に床がない外壁面は落下して落ちてしまったら危ないので、そのような場合は作業員が取り外しをさせていただきますが、外れ止めのロック解除はお部屋内側からしかできませんので、お部屋内から外れ止めのロックを解除しておいてください。足場より作業員が網戸を取り外しいたします。
下のような部品もありますので、参考に事例を挙げさせていただきます。
網戸のお部屋内側に外れ止め防止がありますので、つまんで、下側に下げておいてください。外側から外すことができます。
この部品は経年劣化等で、割れたり欠けたりしている場合がありますので、その際は網戸を張替えする際に一緒に交換することをお勧めいたします。取り換えする際には、網戸を取り外す必要がございます。
取り外しにあわせて網戸の張替えをお勧めいたします。
せっかく網戸を取り外したのですから、この際に張替えをすることをお勧めいたします。取り外した網戸は一時的にお部屋内へ取り込まないといけませんから、張替えに出している間はお部屋内に置いておかなくて済みますので、わずらわしさが軽減されます。
まとめ
ということで、今回、マンションライフ大規模修繕工事における『お困りごと』のひとつである網戸の取り外し方・取り付け方について、ご紹介させていただきました。
はずし方については、いろんなタイプの網戸があるので、はずし方もそれぞれです。皆様に少しでも事例の紹介をさせていただけたらと思いご案内させていただきました。
そのほか気になるお困りごとはありませんか？
現場監督の河野がお困りごとの原因探索と解決をお助けいたします。
お気軽にお問い合わせください。
それでは、また、お会いしましょう ご安全に！！
河野通明
分譲マンションの新築工事の現場監督から、管理組合運営のサポート業務を行うフロント担当を経て、現在はマンション大規模修繕工事の現場管理に携わっております。
管理組合運営業務に携わった経験を活かして、安心・安全の工事に努めます。
保有資格：1級建築士・1級建築施工・土木施工・管工事施工管理技士・マンション管理士・維持修繕技術者・管理業務主任者
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