こんにちは、リフォームガイドコンシェルジュの伊藤です。
リフォームガイドは、あなぶきハウジンググループが運営する、リフォーム一括見積もりサイトです。
リフォームを検討しているお客様からの様々なリフォームのご要望をヒアリングして、内容や状況に合ったリフォーム会社をご紹介するのが、私たちコンシェルジュの仕事です。
リフォームを行うにあたり、必ず取得することになるのが見積書です。契約する会社を選ぶための重要な書類となるわけですが、どのような内容・形式で記載されているのか、どこに注目して選ぶべきなのか、イメージが湧かない方も多いのではないでしょうか。
今回は、見積もりの内容と確認点、そしてより良い会社を見つけるための見積もりの取り方について解説します。
リフォームの見積もり内容と5つのチェックポイント
見積書の形式は会社によって様々ですが、記載内容や確認するべき点は同じです。一般的な見積書のフォーマットを例に、チェックポイントを順番に見ていきましょう。
① 印鑑…信頼できる書類かどうか確認
まずは印鑑が押されているか確認しましょう。見積書への押印に法的な義務はありませんが、正式な書類である以上は必ず押すべきものです。印鑑があるか無いかで、書類としての信用度は変わってきます。
ただの押し忘れという可能性もありますが、その場合は印鑑付きのものを再発行してもらうようにしましょう。
② 有効期限…期限が短いときは注意
見積書には必ず有効期限があります。月日の経過に伴い、材料や設備の価格に変動が起こり、費用が変わる場合があるからです。
通常、有効期限は1ヶ月程度が目安となりますが、期限が短い場合は念のため会社に理由を確認した方が良いかもしれません。
また、期限が短いことを理由に契約を促してくる会社には注意が必要です。
③ 項目…打ち合わせ通りの内容が分かりやすく記載されているか確認
項目欄には重要な情報が多く記載されており、確認すべき点がたくさんあります。
まずは、希望に沿った内容で作成されているか確認しましょう。使用する設備のグレードやメーカー、施工箇所とその内容等を確認し、要望と異なる場合は作り直してもらう必要があります。
また、具体的な工事内容が明記されているかどうかの確認も大切です。
例えば「キッチン工事」としか記載されていなければ、その内訳が分かりません。どの工程にいくら掛かっているのか、詳細に明記されていない場合は直接尋ねてみましょう。
④ 諸経費…高すぎないかチェック
見積書には多くの場合、「諸経費」という項目が存在します。諸経費は会社側の人件費や労務管理費、減価償却費等々…。所謂、「会社の運営に必要な費用」です。
金額としては総額の10%~15%程度が目安となり、会社の規模によって比例して高くなっていく傾向にあります。
一つ注意が必要なのは、諸経費が安いから良心的な会社だというわけではないということです。総額と諸経費のバランスを見て判断すると良いでしょう。
⑤ 金額…計算に間違いがないか確認
見積もりには単価と数量が明記されているものですが、1つ1つの計算に間違いがないか確認をしてみてください。そして各項目の金額と総額が一致するかどうかまで確認しましょう。
また、見積もりの金額は基本的に税抜き・税込の金額がそれぞれ記載されます。こちらも計算が正しいかどうかチェックしてみてください。
より良いリフォーム会社と契約するための見積もりの取り方
より良いリフォーム会社を見つけて契約するため、見積もりを取るときには、下記の3点を実施してみましょう。
①必ず現地調査を受ける
現地調査と聞くと、つい身構えてしまう方も多いのではないではないでしょうか。手数料が掛かるのでは…?来てもらうことになるので、必ず契約をしなければならないのでは…?と、少し気が引けてしまうかもしれません。
しかし、現地調査は、その会社の対応を確認するとても重要な場です。ストレスなくやり取りできる会社かどうか、質問にわかりやすく答えてもらえるかなどの要素は、実際に担当者と話して確認しておきましょう。また、リフォームは、同じ工事でも現場の状況がどうなっているかでかかる費用が大きく変わってきます。現地調査なしでの見積もりを取ってしまうと、とりあえず最大費用を出してきたり、契約を取るために最低限の費用を出して、契約後に「現場を見てみると問題があるのがわかったので、もっと費用がかかります」などと言われたりするリスクがあります。正確な費用感での見積書で会社を検討するためにも、必ず現地調査は受けるようにしましょう。
なお、現地調査を実施し見積もりを取得したからと言って、契約をしなければならないという義務はありません。そもそも見積もり取得は、リフォームをするかしないか、するならどの会社に依頼するのかを決めるためのものだからです。最近では現地調査から見積もりの提出まで無料で行ってくれる会社がほとんどです。
情報収集の一環と考え、ぜひ積極的に現地調査を依頼してみましょう。
②相見積もりで複数社から取得する
1社から見積もりを取得しただけでは、その金額が高いのか安いのか、プラン内容が自分に適切なものなのかどうかが分かりません。複数社から見積もりを取得し、比較・検討することで自分に合った見積もりを見つけ出すことができます。
見積書には、前述した通り有効期限があります。相見積もりをする場合、各会社にはなるべく同じ期間内で現地調査を依頼しましょう。
リフォームガイドでは、全国から厳選された優良リフォーム会社から、あなたのリフォームにぴったりの会社をコンシェルジュが選んで相見積もりを手配いたします。手間なく無料で、同じ期間内での相見積もりを取ることができますので、お気軽にご相談ください。
③見積書は直接手渡しで受け取る
現地調査を実施した後は、各社から見積書が提出されます。多くの方はこの見積書を郵送かメールで受け取ってしまいますが、なるべく手渡しで、直接受け取ることをお勧めします。
見積書の内容は一目見て分かるようなものではありません。説明を受けてようやく納得できる部分がたくさんあります。
ぜひ直接受け取り、その場で内容について説明をしてもらうようにしましょう。
リフォーム会社選びの基準は価格だけではなく、自分に合っているかどうか
リフォーム会社を選ぶ基準は人それぞれです。品質、実績、工期、アフターサービス――。その中でも多くの方が注目するのは、やはり「価格」ではないでしょうか。
勿論、価格は安いに越したことはありません。しかし、安ければ良いというものでもありません。たとえ価格が高くても、納得できるプラン内容や対応をしてくれる会社の方が、満足度の高いリフォームになるでしょう。
今回は、より良い会社を選んでいただくための重要なポイントについて解説しました。
今後、リフォームをご検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
また、リフォームガイド内でも見積もりの取り方について、詳細に解説していますので、合わせて参考にしてください。
リフォームガイド「リフォーム見積もり完全ガイド!5つの鉄則やマナー、流れを解説」
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