マンションでのペット選び

竹林貞治

マンションでのペット選び

 

私は小さい頃から生き物が好きで、今でも犬・猫(保護猫)を飼っております。小学生の低学年の頃、昆虫から始まり、生き物何でも捕まえては飼っておりました。春になると蝶々の幼虫、夏になるとクワガタにカブトムシ、川に行けばザリガニにカエル、野原ではヘビ・トカゲと捕獲しては持ち帰り、家の中は動物園のようでした。(戸建ての小さな借家)思い出に残るお話を一つ、夏・秋になる夕方、空に飛んでいるのを良く見かけると思うのですが、アブラコウモリってご存知でしょうか?とても可愛いんです。毛がふさふさで小さい目があり、鼻はブタのような形で胴体はハムスター位、腕(羽)を広げると15~18センチ位になるんです。噛みついたりもするのですが、痛くありません。主に蚊・小さな蛾・ハエ(他小さな昆虫)を主食としてます。

小学四年生の頃、小学校の屋上に近い廊下に額に入った絵が飾ってあるのですが、その裏を寝蔵としているのを見つけ、捕獲に成功。家に持ち帰りたいが、絶対親に怒られると思いランドセルに隠し黙っておりました。

私も昼間の遊び疲れですっかりコウモリのことを忘れ、寝てしまったところ・・・

夜中の2時頃、母親がトイレに行こうと廊下を歩いていたところ、眼の前を何かが横ぎりビックリし、悲鳴!部屋に戻ってきた母親は私を叩き起し、「一体何を持って帰ってきたの!?」と聞かれ、「あっ!コウモリだ、忘れてた」と告白。「どうにかしなさい!」と言われ電気をつけたが飛び回り確保できず、何も出来ずそのままにして朝確認したところ、ランドセルに戻っておりました。酷く叱られコウモリはその日に逃がしまたが、今思うと楽しかった思い出として残っております。

ここで本題に入ろうと思います。

生き物好きなマンション居住者がペットを飼いたいと思っても、いくつかのポイントを考慮することが大切になってきますよね。マンションでペットを飼うには以下のポイントを考慮し選ぶと良いと思います。

サイズとスペース

  1. マンション(お部屋)の広さに応じて飼うペットのサイズを考えましょう。小型犬や猫は一般的に適していますが、大型犬はスペースが不足する場合がありますので注意。
  2. 運動量:ペットの運動量も重要です。散歩が必要な犬の場合、マンション周辺での運動や散歩の環境が整っているかの確認をしましょう。
  3. 鳴き声:鳴くことが多い犬種や猫は近隣住民に迷惑をかける可能性があります。静かなペットを選ぶと良いでしょう。(飼って見ないと判らない事がほとんどですが)
  4. アレルギー対策:家族にアレルギーのある人がいる場合、アレルギーの原因となるペットは避けるべきです。
  5. マンションの規約・規則:住んでいるマンションのペットに関する規約規則を確認しましょう。ペットの種類、サイズ、頭数制限などがありますので注意。
  6. しつけのしやすさ:マンションでは他の共存が求められるため、しっかりとしたしつけができるペットを選ぶことが重要です。
  7. 衛生管理:ペットがいるとどうしても衛生面が気になります。毛が抜けにくい犬種(プードル系、他)や、トイレのしつけしやすいペット選ぶと良いでしょう。
  8. 老後のケア:ペットの寿命や老後のケアについても考慮し、長い目で見たときに飼い続けけられるかどうかを判断しましょう。

これらのポイントを踏まえて、自分のライフスタイルやマンションの環境にあったペットを選ぶことが大切です。

 

★マンションで飼うペットとして人気のあるベスト10を以下にご紹介します。マンションの特性や住環境にあわせて選ぶことが大切ですね。

1位 猫、お手入れが比較的簡単で、室内でも活動できるため、マンションに最適です。

※猫は色々な場所で爪とぎをするため、爪とぎ用のグッズを使いしつけることが重要です。

2位 小型犬、(チワワ・トイプードル・ヨークシャテリア他)小さなスペースでも飼いやすく、散歩も短時間で済むため、マンション生活に適しています。

3位 ハムスター、小さなケージで飼えるため、場所を取らず、比較的手間もかからないペットと言えるでしょ        う。 

4位 うさぎ、 繊細な性格ですが広いスペースが必要ないため、適切に飼育すればマンションでも楽しめます。

5位 インコ、 小さなケージで飼えるため、スペースを取らず、会話や歌声を楽しむことができます。

6位 フェレット 、小型で遊び好きな性格ですが、脱走に注意が必要です。十分な運動スペースが必要です。

7位 熱帯魚、 アクアリュウムを設定すれば、インテリアにもなり、癒やしを提供してくれます。

8位 モルモット 、おとなしい性格で飼いやすく、コミュニケーションも楽しめます。

9位 爬虫類 、特定の環境が必要ですが、場所を取らず、独特な魅力があります。

   ※爬虫類禁止のマンションもありますので注意

10 小鳥、 小さいので比較的飼いやすく、可愛らしい無き声が楽しめます。

★マンションでのペットに関するトラブル例

1.鳴き声問題:特に犬の場合、人には聞こえない開放廊下の足音だけでも吠えます。特にインターホンの呼び出し音、誰か知らない人が来たと認識し警戒で吠える。

2.臭い問題:気を付けていても共用部分等に糞や尿の匂いが漂ってしまう。特にペットが嫌いな方は敏感になっているので指摘される。

3.アレルギー問題:隣人・他の居住者がペットの毛や皮膚にアレルギーを持ってる場合。

4.共用スペースの利用:共用スペースでどう扱うかについてルールを守らない。

5.ペットの飼育のルール:マンションにによってペット飼育に関する規則があり、それに違反するとトラブルが発生します。特定のサイズ他、種類よるペットが禁止されている。

 

マンションでペット飼う際は、近隣や飼育スペースの管理に注意が必要ですね。また、ペットの種類によっては特別な設備や環境が必要になる場合もあるため、事前にリサーチすることをお勧めします。

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竹林貞治

ホームライフ管理
管理本部 人事総務部 総務課
竹林 貞治(たけばやし さだはる)

10数年人事総務部で過ごし、約4年ほどマンション管理員をサポートする部署へ異動。現在は人事総務部へ出戻ってきました。
支えるだけの『縁の下の力持ち』にとどまらず、自ら動くことによってチームが活発になる『潤滑油』になることをモットーにしています。

マンション管理員をサポートする部署在籍時はマンション管理員による的確な事務手続きや担当フロントとの良好なコミュニケーション、
居住者のためにより快適な空間を提供するためにマンション管理員のスキル向上をサポートしていました。
人事総務部へ異動となりましたが引き続きマンション管理員研修にも携わることとなりましたのでこれからもよろしくお願いいたします。


ちなみに人事総務部では障がい者雇用に携わり手話を覚え、現在も聴覚障がいの社員と手話で会話していることが特技かな??
週末はボーイズリーグや少年野球の審判をして体を動かし健康も気にかけていますが一向に痩せないのは何故だろう・・・。

保有資格
・マンション管理士
・管理業務主任者
・警備員指導教育責任者
・宅地建物取引士
・マンション維持修繕技術者
・賃貸不動産経営管理士
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