こんにちは。スグヘンゲ運営事務局です。
あなぶきハウジングサービスが提供する新規サービス『スグヘンゲ』に関する情報発信をしております。
『スグヘンゲ』は、皆様の生活習慣を改善し、健康な毎日をつくるためのヘルスケアサービスとなっております。
『スグヘンゲ』では、医療従事者からのアドバイスが受けられるといったサービス内容があります。
今回の記事は、スグヘンゲ利用者さまへのアドバイス/面談を担当してくださっている「高松紺屋町クリニック」の保健師さんに【健康診断結果で気にしてほしい項目】をテーマに、いろいろと聞いてみました!
http://well-sprt.com/
はじめに
みなさんは健康診断の結果をしっかり確認していますでしょうか?
健康診断は、病気の早期発見・早期治療に役立てる意味合いもありますが、生活習慣の問題点を把握・改善するきっかけとしても役立ちます。
今回、生活習慣病を予防する観点で、是非チェックしていただきたい項目を厳選してみました!
また、各項目について、生活習慣改善に参考となる具体的な方法もまとめました。
健康的な生活習慣を手に入れていただくための参考になれば幸いです!
① HbA1C もしくは 空腹時血糖値
まず1つ目は「HbA1C」もしくは「空腹時血糖値」です。
数値が高いほど糖尿病の可能性が高くなります。
- HbA1c 5.6 [%]以上、空腹時血糖値100 [mg/dl]以上の場合は、要注意です。生活習慣の見直しやかかりつけ医への相談を検討してください。
- HbA1c 6.5 [%]以上、空腹時血糖値126 [mg/dl]以上の場合は、糖尿病の可能性があるため、早めの受診や検査をお勧めします。
- HbA1c 7.0 [%]以上は、合併症リスクが高くなり、治療が必要となる場合があるので、早急に受診してください。
生活習慣の中で見直すべきポイントとしては「糖分の摂りすぎ」が挙げられます。特に、ジュースや菓子パンなどの“消化しやすい糖分の高いもの”を口にする習慣のある方は気を付けていただきたいです。
下記を参考に、生活習慣を見直してみてください!
食生活の見直し
・食事の際は、野菜を最初に食べる。
・15分以上かけてゆっくり噛んで食べる。
・1日3食、バランスよく食べる。
→ これらを実施することで、血糖値の上昇が緩やかになります。
食事内容の見直し
・糖質の摂りすぎを避ける。(うどんとおにぎり等の炭水化物の摂りすぎ、間食に注意)
・ジュースや菓子パンなどの“消化しやすい糖分の高いもの”を避ける。
・野菜(生野菜でも加熱でも良い)をしっかり摂る。
その他
・お酒をよく飲まれる方は休肝日をつくる。
・禁煙する。
・運動習慣をつける。
→ 運動習慣とは、週に2日以上、1回30分以上の運動を行うことです。
まずは、「1日の中で、今より10分間多く活動する」ことを意識してみてください!
また、通勤に絡める方法が継続しやすくお勧めです。車通勤を徒歩通勤や自転車通勤に切り替えてみてはいかがでしょうか?
②悪玉コレステロール(LDL)
2つ目は「悪玉コレステロール(LDL)」です。
数値が高いほど、動脈硬化による心筋梗塞や狭心症、脳梗塞のリスクが高くなります。
- 数値が120 [mg/dL]以上であれば、要注意です。
- 120~179 [mg/dL]は生活改善を行い3~6ヶ月後に再検査をお勧めします。
- 180 [mg/dL]以上は早急に受診してください。
また、家族歴がある場合、数値が改善しにくいこともありますので、一度内科での相談をおすすめします。
下記を参考に、生活習慣を見直してみてください!
食事内容の見直し
・海藻類やきのこ類などの食物繊維をしっかり摂る。
・野菜(生野菜でも加熱でも良い)をしっかり摂る。
・動物性脂肪やコレステロールの高い食品を控える。(お肉の脂身やバター等)
・青魚を食べる。
→ 「サバの水煮缶」が手軽でオススメです!
青魚が苦手な場合は、EPAやDHAのサプリメントを摂るのもお勧めです!
その他
・運動習慣をつける。
→ 運動習慣とは、週に2日以上、1回30分以上の運動を行うことです。
まずは、「1日の中で、今より10分間多く活動する」ことを意識してみてください!
また、通勤に絡める方法が継続しやすくお勧めです。車通勤を徒歩通勤や自転車通勤に切り替えてみてはいかがでしょうか?
③血圧
3つ目は「血圧」です。
血圧が高いと、脳卒中や心臓病のリスクが高くなります。
- 収縮期血圧(上の血圧)が130 [mmHg]以上、拡張期血圧(下の血圧)が85 [mmHg]以上で要注意です。
- 収縮期血圧(上の血圧)が140 [mmHg]以上、拡張期血圧(下の血圧)が90 [mmHg]以上であれば、ご自宅での血圧計測を行ってください。
※ご自宅での血圧が140/90 [mmHg]以上継続するようであれば、一度内科にて相談することをお勧めします。また、収縮期血圧(上の血圧)が160 [mmHg]以上、拡張期血圧(下の血圧)が100 [mmHg]以上であれば、早急に受診してください。
見直すべきポイントは、「減塩」「禁煙」「減量」の3つになります。
下記を参考に、生活習慣を見直してみてください!
食事内容の見直し
以下の両方を心がけましょう。
・塩分の摂取を控える。
・カリウムを意識的に摂取する。(生野菜や納豆がオススメです!)
その他
・禁煙する。
・運動習慣をつけ、減量する。
→ 運動習慣とは、週に2日以上、1回30分以上の運動を行うことです。
まずは、「1日の中で、今より10分間多く活動する」ことを意識してみてください!
また、通勤に絡める方法が継続しやすくお勧めです。車通勤を徒歩通勤や自転車通勤に切り替えてみてはいかがでしょうか?
④eGFR
4つ目は「eGFR」です。
腎機能の目安となる数値になります。
ちなみに、腎臓は一度悪くなると大きく改善しない臓器ですので、気にしておきましょう!
- eGFR60 [ml/min/1.73㎡]以下で要注意です。
- eGFR45 [ml/min/1.73㎡]以上で、60 [ml/min/1.73㎡]未満は、生活習慣の改善を行い、毎年健診を受けましょう。
- eGFR45 [ml/min/1.73㎡]未満は早急に受診してください。
- eGFR10 [ml/min/1.73㎡]未満は人工透析が必要になる可能性があります。
※eGFRが60 [ml/min/1.73㎡]以上であっても、尿検査にて尿蛋白が1+以上であれば、受診をお勧めします。
見直すべきポイントは、高血圧予防と同じ「減塩」「禁煙」「減量」、それに加え水分摂取です。
下記を参考に、生活習慣を見直してみてください!
食事内容の見直し
以下の両方を心がけましょう。
・塩分の摂取を控える。
・カリウムを意識的に摂取する。(生野菜や納豆がオススメです!)
その他
・禁煙する。
・水分を意識的に飲むようにする。
→ 1日あたり1.5L~2Lを飲むように意識しましょう。少量をこまめに飲むことがベストです。
※注意点:
「カフェインなしの飲み物(水や麦茶等)」を選択するようにしましょう。カフェインが含まれていると、カフェインの利尿作用により体内から水分を奪ってしまうためです。食事の際の“汁類”もカウントしてOKです。
・運動習慣をつけ、減量する。
→ 運動習慣とは、週に2日以上、1回30分以上の運動を行うことです。
まずは、「1日の中で、今より10分間多く活動する」ことを意識してみてください!
また、通勤に絡める方法が継続しやすくお勧めです。車通勤を徒歩通勤や自転車通勤に切り替えてみてはいかがでしょうか?
あなたに合った生活習慣を一緒に見つけてみませんか?
健康診断の結果を元に、「数値改善をしたい、生活習慣を見直したい」と考えても、なかなか自分にあった健康的な生活習慣を見つけることは簡単ではないと思います。
また、健康的な生活習慣を見つけたとしても、自分の生活スタイルに合ったもので、さらには継続できる内容でないと、あまり意味がありません。
まずは自分の生活習慣を見直すためにも、食事や運動を記録してみることはオススメです!
普段の食事や運動の記録をすることで、生活習慣が”見える化”されます。
また、「生活習慣を改善したいけど、何をやっても継続しない…。」「自分に合った良い生活習慣がわからない…。」という方は、医療従事者が伴走型でサポートする【スグヘンゲ】を利用してみてはいかがでしょうか?
スグヘンゲでは、1か月間の『短期集中型』で生活習慣改善を行うようなプラン(サービスアパートメントプラン・ホームプラン)や、じっくりとご自身のペースで生活習慣改善に取り組めるプラン(サブスクプラン)があります。
スグヘンゲをご利用いただいている間、ご自身でスグヘンゲアプリに記録した健康データを元に、担当保健師が、あなたに合ったアドバイスをお届けしますので、生活習慣を無理なく、少しずつ改善できるよう、サポートさせていただきます!
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ご利用を希望される方、ご興味のある企業様は、ぜひ、下記URLからお問い合わせください!
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※TOKYO MX『企業魂』(2024年5月11日 放送)にて当社が紹介されました。
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