目指せ収納上手!!整理収納、5つの鉄則

こんにちは。あなぶきデザイン&リフォームの山本です。
今回は片づけられない人必見!!整理収納のコツをお伝えしたいと思います。
2年前、整理収納アドバイザーの講習を受け、「なるほど~そういうことか!!」と私が身をもって感じた実体験でもあります。

片付けができていない現実から目を背け、日々の忙しさを理由に手を付けない。後ろめたさを感じながら生活していませんか?どうすれば、片付けが進むのか分からない方も、コツを知れば、片付けが楽しくなるかも…

私が学んだことをみなさんにご紹介いたします。

「整理収納の5つの鉄則」

①適正量の決定
②動作・動線にかなった収納
③使用頻度別収納
④グルーピングの効果
⑤定位置管理

ここで紹介する5つの鉄則は、人がモノをつかうという前提から考えられた法則です。
モノは、人に使われて初めてモノとしての使命を果たすことができます。

出典:澤一良(2019)『一番わかりやすい整理入門』P-ix

①適正量の決定

家の中にあるモノの量をすべて把握できていますか?
モノが多い方ほど把握できていないのが現状ではないでしょうか。

例えば洋服。いったい何着の服が家の中にあるでしょうか?必要な量ってどのくらい?
私は今まで必要な量なんて考えたこともありませんでした。たくさん持っている方ではないと思っていましたが、確かに何年も着ていない服があったり、かさばるコートが何着もクローゼットにかかっていたりと、見直せば不要な服があることに気づきました。

季節ごとに新しい服を買っていくと、服はどんどん増えていきます。そして収納しきれず、あふれ出した服がお部屋に散らかり、収拾がつかなくなります。

そうならないためには、自分のライフスタイルに合った適正量を決めましょう。決めた数をオーバーしないように、1着増えたら1着減らすようにしていきましょう。
適正な量に減らせば、持っている服が把握でき、必要か不要かの判断がしやすくなります。
衝動買いやまとめ買いなども防ぐことができるでしょう

同じことを繰り返さないために、収納スペースも考慮し、適正量を決めておくことが大切です。

 

②動作・動線にかなった収納

動作や動線を考えて収納場所を決めましょう。
家族が共有して使用する収納場所では、それぞれの身長から取り出しやすい高さの収納場所を決めることが大切です。
背の低いお子様には低い段を割り当て、自分で出し入れができるようにします。自立できる環境を整えれば、お子様の成長にもつながり、家事の軽減にもなりますね。

また、朝の身支度に必要なモノを集めて収納することで、動線を短くすることができ、時間短縮につながります。朝の忙しい時間にあちらこちらに移動したり、焦って探し物なんてこともなくなります。

 

③使用頻度別収納

使用頻度で整理の優先順位を決めましょう。
まずは毎日使用するものから置き場所を決めると生活がより良い状態に変わるはずです。鍵やメガネ、時計や財布などから始めるとよいでしょう。

また、使用する頻度によって収納場所を決めることも大切です。

【キッチンボードのような棚収納の場合】

「下段」・・・重さのある器や土鍋、高さのある水筒や花瓶など

「中段」・・・使用頻度の高い家電やお皿、調味料など

「上段」・・・使用頻度の低い来客用のカップやグラスなど

【引き出し収納の場合】

手前に頻度の高いモノを収納し、頻度の低いものは奥に収納します。

当たり前のように感じますが、見直してみると案外できていなかったりします。モノを詰め込みすぎて出し入れに苦労し、結局片付かない。
不要なモノは処分し、使用頻度も考えていま一度置き場所を見直してみて下さい。

 

④グルーピングの効果

グルーピングとは『複数で一つの仕事をしてくれるモノのグループ』のことをいいます。

例えば、荷物を送るとき、梱包に必要なガムテープやハサミ、送り状、送り状を書くボールペン、アドレス帳などが必要になりますよね。その道具をまとめて100円均一で買ってきたカゴに収納しておけば、モノがそこ以外には動きません。終わったらカゴごと元の位置に戻せばよいのです。

別々の場所から出して、また別々の場所に戻すのは手間ですよね。グルーピングの内容はひとそれぞれ違うと思いますが、グルーピングを活用することで時間の無駄を省き、便利になること間違いなしです!!

 

⑤定位置管理

定位置を決めることで、探し物がなくなります。
ほとんどの人が「おかしいな~ここに置いてたのに・・・」「どこだっけ??」などといいながら探し物をした経験があるはずです。

探し物の原因はモノを収める場所が決まっていないからです。
家庭や職場など共有するモノは特に気を付けなければいけません。
定位置を決めたらラベルを貼りましょう。ラベルが貼ってあることで、そこに戻す意識が高まり、別のモノをその場所に入れにくくする効果があります。

 

いかがだったでしようか??
5つの原則を複合的に活用すれば、あなたも整理収納上手になれます。まずは不要なものを取り除く作業から始めましょう。

使っていないけど、壊れていないから。もしかしたらまた使うかも。など、なかなか処分できない思いはだれでもあります。使わないモノを持っていてもスペースをとるだけで、スペースの無駄づかいだということに気づきました。

整理を進めていくとシンプルな生活が心地よくなり、時間的・経済的・精神的にも良い効果が生じます。

参考にしていただければ、幸いです。最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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山本由美

山本 由美(やまもと ゆみ)

広島県出身。
マンションの内装リフォームを担当しております。打合せから完工まで携わり、お客様の思いをカタチにしていく業務です。お客様に身近な存在として感じていただけるよう、日々努めております。
以前介護の現場で働いていた経験を活かし、体が不自由になっても安心して住むことができる住環境のご提案にも取り組んでいます。

保有資格:福祉住環境コーディネーター2級、介護福祉士、整理収納アドバイザー2級
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