Wi-Fi(無線)ルーターの最適な設置場所について

梅原慎太郎 梅原慎太郎

こんにちは、あなぶきハウジングサービスの梅原です。
私の記事では、マンションとインターネットに関する記事を中心にお伝えさせていただきます。

今回は、「Wi-Fi(無線)ルーターの最適な設置場所について」についてご紹介させていただきます。

Wi-Fiが遅い原因は何だろう

有線LANでの接続では問題ない(遅くない)けど、Wi-Fiを使うと「接続状況が悪い」「なんだか速度が出ない」、という経験はないでしょうか。

それは、Wi-Fiルーターの設置場所に問題があるかもしれません。

マンションの様な集合住宅では、近くに複数台(数十台以上)のWi-Fi機器が設置されていることもありますので、電波効率の良い場所に設置し、電波をキャッチすることが大切です。

では、Wi-Fi電波の特徴を確認して、良い設置場所について確認していきましょう。

Wi-Fiルーターの設置場所を変えることで、誰でも簡単に、「接続状態の安定化、速度の改善」ができますので、ぜひ試してみてください。

Wi-Fi電波の特徴

電波の距離

Wi-Fiの電波は、Wi-Fiルーターを中心に360度、全方向に電波が飛んでおります。
電波の届く距離は、障害物の無い室外で500m程度、室内でも100m程度の距離が出ているといわれています。(集合住宅で複数台のWi-Fi電波をキャッチするのはこれが原因です。)

障害物に弱い

Wi-Fi電波は、障害物に弱いという特徴があります。その中でも影響が大きく出る3つを紹介します。

1つ目が「金属」です。

金属は、Wi-Fi電波を反射するため、Wi-Fi電波が弱まってしまいます。金属製の棚や、テレビの裏、テレビラックの中にしまっていると電波が弱くなってしまいます。

2つ目が「水」です。

水槽や花瓶の近くにWi-Fiルーターを設置すると電波が弱まってしまいます。

また、Wi-Fiルーターの設置場所と利用場所(洋室など)の間にお風呂場やトイレ等の水場がある場合も、電波が弱くなってしまいます。

3つ目が「電波の出る家電製品」です。

電波の出る物の近くに電波の出る物があると影響を受けるというのは、イメージできると思いますが、これが意外と落とし穴だったりします。

例えば、コードレス電話ですが、電話端子と近い場所にLAN端子が設置されている場合があり、電話機の親機とWi-Fiルーターを近くに置く方も多いかと思います。
コードレス電話は、Wi-Fi電波で使用している2.4Ghzの電波と同じ周波数を使用している場合が多い為、電波の干渉を受けてしまいます。

さらに大きな影響を与える家電製品としては、電子レンジがあります。これは絶対にNGです。
電子レンジは、電磁波を使って物を温めており、こちらも2.4Ghzの非常に強い電磁波を使用しているため、電子レンジを使用している間は、Wi-Fiが途切れてしまうことがあります。

電子レンジより電磁波は弱いですが、テレビも電磁波を発しているため、電磁波と金属の両方の影響を受けることがあるので、テレビの近くも避けるのがよいでしょう。

2.4Ghzの周波数は、多くの家電製品で使われているので、電波干渉を避けるためには注意が必要です。

 

設置場所NG集

では、設置場所の3つのNG集を紹介します。

床の直置き

Wi-Fiの電波はWi-Fiルーターを中心に360度全方向に電波を発しているので、下方向の電波が、床の鉄筋、断熱材等により弱まってしまいます。
Wi-Fiルーターは可能であれば、1m程度の高さに設置することが好ましいです。

部屋の角

部屋の角に置くと、電波が壁などに吸収される範囲が多くなるので注意が必要です。
また、部屋の見た目をスマートにするために、ラックやケースの中に入れるのも電波が吸収される原因となるので、注意が必要です。

窓際

Wi-Fiの電波は、ガラスをすり抜けるので、窓際に設置すると、電波が全て外に逃げてしまいます。電波を外に逃がしてしまうより、壁などに反射し弱まった電波でも室内に電波がある方が好ましい為、窓際にWi-Fiルーターを設置するのは避ける方がいいでしょう。

例外(ホームルーター・モバイルルーター)
携帯電話会社などの無線を使うホームルーターや、モバイルルーターを使用している場合は、室外からの電波を拾ってWi-Fiに接続する為、窓際付近に設置している方が適しています。しかし窓際は、直射日光の影響などで、熱を持つなどして機器が壊れる場合があるので注意が必要です。

適切な設置場所について

適切な設置場所は、部屋の真ん中に置くのが理想ですが、邪魔になりますしなかなか難しいと思います。
今までの設置場所NG集は、あくまで目安と考え、理想の置き場所に近づけるようお部屋の環境に合わせて設置しましょう。

そこで、間取り図を確認しながらおすすめの設置場所を探してみましょう。
※今回は、LAN端子が設置されている場所を想定しています。

①テレビ台

「窓際」、「部屋の角」、「テレビ(家電製品)の近く」と、電波状況が悪くなる要素がたくさんあります。また、テレビ台の中に収納すると、さらに電波環境が悪くなります。
こういった場所の設置は、あまり良いWi-Fi環境とは言えないでしょう。
また、浴室や、トイレを経由して電波を使う場合は、電波が弱まる傾向にあるためさらに注意が必要です。

②電話台

「部屋の角」「電話機の干渉」が考えられますが、電話台は1m程度の高さを確保できるため比較的安定した電波環境を得られるかもしれません。部屋全体から見ても中心にあるのもよいと思います。

③廊下

設置場所を確保するのが難しいですが、良い設置場所といえます。
この間取りでは、水回りが近い点が気になりますが、部屋のどこにいてもWi-Fi電波を確保することができると思います。

④洋室

自分の部屋だけで使用するならよいかもしれませんが、他の場所での利用は期待できない可能性があります。

中継器を使った解決方法
Wi-Fiルーターは中継器を使うことで、安定した電波状況を確保できる場合があります。中継器は、LAN端子が無くても電源さえ確保できれば設置できるため、例えば、①にしか設置できないとしても、③の場所に中継器を設置することで部屋全体でWi-Fiが利用できる状態になる場合があります。

まとめ

Wi-Fiルーターの設置場所について確認しましたが、いかがだったでしょうか。

LAN端子の場所やお部屋の環境によって設置場所が限られますが、周りの環境や、中継器の活用など可能な限り良い設置環境を確保し、ストレスのないインターネット環境で過ごしてください。

 

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梅原慎太郎

梅原慎太郎

あなぶきハウジングサービス イノベーション戦略本部
梅原 慎太郎(うめはら しんたろう)

通信・IT業界を得て、現在は不動産業界に従事。
入社後、分譲マンションの管理担当を経験し、現在は、入居者様に快適な生活 をご提供するサービス開発・企画等を行う部署に所属しております。
みなさまに少しでも快適な生活を送っていただけるような情報を発信していきます。
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