貯水槽の通気管を取り替えました。

野村泰友

こんにちは。
あなぶきクリーンサービスの野村です。

前回、私は高架水槽の清掃についてご紹介しました。
ブログをご覧になられていない方は下記から是非、ご覧下さい。
高架水槽の清掃って何をするの?

今回は給水設備ブログ第6弾として受水槽や高架水槽についている通気管の役割と取り替えについてご紹介します!
まず初めに通気管とは受水槽や高架水槽の天井部についており中の空気を外に逃がす役割があります。
下記写真は受水槽に取り付けてあるものです。
高架水槽でも同じように天井部に取り付けてあります。
受水槽は見る機会があるかもしれませんが、天井部にこのようなものが付いているのは上から見ないとわからないので気付きません。


ちなみに通気管には防虫網が張ってあり虫の侵入などを防ぐようになっています。
通気管を取付ける理由としては受水槽内に空気の流入出口が必要になる為です。
通気管がないとタンク内部の空気に圧がかかってしまい受水槽が変形してしまう場合があります。
私達も清掃の際に通気管の防虫網が破損していないか確認しますが破損の場合は取替をお勧めしております。
こちらの通気管は防虫網がすべてない状況です。


すべてないケースは稀ですが・・・
それでは取り替えていきます。
取り替える際は2人で作業した方が間違いないです。
またマンホールより遠い場所に設置してある場合はお水を抜いての作業となる為、受水槽の清掃と同時に
実施します。
通気管を外すと天板からはこのような状態になります。


中からはこのようになります。
もちろんお水は抜いた状態で中に入っております。


受水槽の天板の上に立っている人が上で押さえて中にいる人でロックを外します。
そうするとスポッと外れます。


その後は新しい通気管を設置し、中でロックを掛け終了となります。


ちなみに受水槽のメーカーによっては同じ通気管がない場合もありますので取り替えには注意が必要です。

まとめ
いかがでしたでしょうか。
受水槽を外から見る機会はあると思いますが、通気管がついていても何かな?と思っている人も
おられたかと思います。
今後、受水槽を上からみる機会があったらこのブログを思い出し通気管を探してみてください!

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野村泰友

あなぶきクリーンサービス 給水・設備管理課
野村 泰友 (のむら やすとも)

長崎県出身
あなぶきクリーンサービスでは主に貯水槽の清掃・点検作業や給水ポンプの点検など行っております。
このブログを通して皆様にはわかりやすく、興味を持っていただけるような情報を発信できればと思っております。

保有資格:FP2級、消防設備士乙種6類
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