マンション管理員の指導・研修を行っている岡田です。
今回は分譲マンション管理員の仕事内容と当社の優秀管理員を紹介いたします。
※優秀管理員とは…各支店において優秀だった管理員を毎年1回選び表彰しています。
- 管理員プロフィール
- マンション管理員の仕事とは
- マンション管理員による仕事をした感想
- 管理員の家族の意見
- まとめ
管理員プロフィ―ル
銀行マン一筋47年、65歳で定年退職。
趣味と言えるかわりませんが息子が小学生の時に少年野球チームの指導者を始め、息子はチームを卒業していきましたが私はその後も現在まで25年間、子供たちの野球指導をやらせていただいております。
今までは土日祝日と休みは全て野球にあてていましたが、現在は日曜日のみ指導を行っています。
定年後はボケ防止と体が動かせる仕事がしたくて清掃関係で仕事を探しました。それから私自身のこだわりがありました。
50年間は仕事をしていたい、残り3年は働きたいと思っていました。縁があってあなぶきセザールサポートの管理員(ライフサポーター)として平成26年に現マンションの管理員に採用が決まり、今年の10月で3年目を迎えます。
マンション管理員の仕事とは
管理員の仕事は居住者とマンション管理会社の橋渡しだと思って入社しました。
最初は形式にこだわり、「管理員はこうあるべきだ!」と思っていましたが、居住者様の数だけの対応があり、銀行時代と同じだと感じました。約束したことは必ず守る、知らないことは知らないと正直に言う。いつも見られていると感じていますので気は抜けません。
銀行での仕事とまったく同じであると感じています。私は居住者様にとても恵まれました。
マンション管理員による仕事をした感想
最初の頃はマンション前の歩道の掃除をするのが通行人に見られている気がして恥ずかしかったが、すぐにそれにも慣れました。
今ではとても面白い仕事だと思っています。自分のやったことが形として残り、居住者様に感謝される。
自分で1日、1週間、1年のスケジュールを組むことが出来る。管理員は孤独な仕事だと思っていたが全然違いました。
居住者様とのコミュニケーションが出来てくると孤独などは微塵も感じません。
実は最近子供も独立して、夫婦二人で戸建ては広過ぎたのでマンションに引っ越ししました。
実際に自分が生活してこうして欲しいと思うことを職場で実行すると居住者様に喜ばれる。
ゴミ置き場は特に意識しています。マンション管理会社が当社に変わったばかりの頃は臭いはするし虫は出るし、ひどい状態でした。
臭いは袋をひもで縛っています。最近は居住者様からゴミ置き場がキレイになったと声をかけて頂きました。
人の喜んでいる顔が嬉しいですし、居住者様に喜んでいただき感謝されるのが私自身の一番の喜びです。
管理員の家族の意見
管理員の仕事を始めてからは良く話すようになったと家族に言われます。
今まで家で掃除などしたことはありませんでしたが、掃除の話やその日のマンションでの出来事など話は尽きません。妻も喜んでいるようです。
まとめ
終始笑顔で話をしていただきました。
最後にどのような人が管理員に向いているか質問しましたら、「お客様の立場がわかる人であれば、誰でも出来ると思います。」と答えて頂きました。次回も優秀管理員の紹介をさせて頂きます。
岡田洋二
分譲マンションは管理員さんで決まる!ライフサポート課では管理員(ライフサポーター)の採用・指導・研修を行っています。清掃は“心”をモットーに、ライフサポート課6名で力を合わせ、ライフサポーターのスキル向上を目指しておりますので、宜しくお願い致します。これからマンション管理員の清掃や指導・研修などの現場に関する情報を発信していきます。
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