中古マンション(リノベーション物件)を購入するときに知っておきたい共用部分3つのチェックポイント

島村三枝子 島村三枝子

こんにちは あなぶきセザールサポートの島村です。これから女性マンションフロントとして気づいたことを発信していきます。少しでも皆様のお役に立てれば幸いです。

昨今分譲マンションの購入を検討される際に、“リノベーションマンション”(一棟丸ごとリノベーションして販売しているマンション)を視野に入れる方が増えています。費用を抑えて広いマンションに住める、生活に合わせて自由に設計・デザインできる、などついついメリットばかりに目がいってしまいがちですが、安易な考えは要注意です。今回はリノベーションマンションを購入するときに知っておいていただきたい共用部分のチェックポイントをお伝えいたします。(共用部分とは廊下、階段、エレベーターなどです。これに対してお部屋の中は専有部分といいます。)

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目次

  • 1.リノベーションとリフォーム
  • 2.共用部分3つのチェック項目
  • 3.まとめ

1.リノベーションとリフォーム

まずはリノベーションとリフォームの違いについて、確認してみましょう。

国土交通省の定義は・・・

・リフォーム=新築時の目論みに近づく様に復元する(修繕)

・リノベーション=新築時の目論見とは違う次元に改修する(改修)

リフォームは基本的に壊れていたり汚れていたり老朽化していた部分を直し、建物を建築時の状態に戻すことを言います。

リノベーションは中古の建物の性能を新築時の状態よりも向上させ快適な暮らしを実現し、不動産としての資産価値を高めることを言います。これだけ見ても、リノベーションの方が大掛かりでお金もかかることがわかりますよね。

 

2.共用部分3つのチェック項目

給水設備のチェック

分譲マンションの給水管は共用部と専有部に分かれます。各戸の水道メーターを分岐点として縦管は共用部、横引管は専有部と考えればわかりやすいですね。
リノベーションマンションの場合、専有部についてはお部屋のリノベーションとあわせて更新していることがほとんどだと思います。チェックすべきは共用部の給水設備です。マンションの規模にもよりますが、縦管を更新すると数百万円単位の費用が発生してしまいます。「共用部の給水管を更新しているか」をきちんと売主に確認しましょう。簡単なチェック方法としては玄関横にあるパイプスペース内を開けて確認することです。たとえば給水管が20年以上経過していれば錆もかなり進行しているはずですので、更新しているかどうかは一目瞭然です!

 

窓サッシのチェック

長年マンションに居住されていても知らない方もいらっしゃいますが、実は窓サッシは専有部ではなく共用部にあたります。入居後使い勝手が悪くて「交換したい」と思っても、管理組合によっては個人の判断で安易に交換できないことがありますので注意しましょう。

 

消防設備のチェック

消防設備点検は法律にもとづいて年に2回実施されています。リノベーションする前の点検報告書を閲覧できる機会があれば、設備に不具合が生じているか確認することができます。(売主の不動産会社に問合せすれば見せてもらうことができると思います。)さまざまな設備がありますが、簡単にチェックができるものとしてはバルコニーに設置されている避難ハッチや共用廊下に設置されている消火器等があります。 避難ハッチは更新されていればステンレス製が主流です。 耐用年数は避難ハッチが20年前後、が消火器が8~10年(種類により異なる)です。

 

3.まとめ

マンションの購入をするとき、お部屋うち(専有部)は隅々まで検討し最終チェックも怠らないでしょう。しかし一棟丸ごとリノベーションのマンションの場合は建物の築年数や共用部の状態をチェックすることが非常に重要です。共用部がどこまで改修・更新されているか、何年後にどういった修繕が必要なのか、その場合どのくらいの費用が掛かるのかを十分に確認したうえで、購入後に「知らなかった…」と後悔しないようにしてくださいね。

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島村三枝子

島村三枝子

あなぶきハウジングサービス 不動産事業部:島村 三枝子(しまむら みえこ)
短期大学卒業後、土木建設会社に入社し一般事務職として9年間勤務した後、2008年に入社し、分譲マンションの管理を9年間担当。現在は部屋ナビ事業部で賃貸仲介課に所属。
女性ならではの視点でお客様により良い提案をし続けます。
保有資格:管理業務主任者・宅地建物取引士
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