こんにちは、休みの日は掃除担当の木須です。
皆さんは、普段お部屋の掃除は、どのようなペースで行っていますか?毎日する方・1週間に1回・中には2週間に1回という方もいらっしゃると思います。
お部屋の中で一番汚れるところはどこだと思われますか?
フローリングは面積も大きい為、埃がたまりやすく、汚れやすい箇所といわれております。
今回は、このところメジャーになりつつある、フロアーコーティングについてお話いたします。
目次
- フロアーコーティングの3つのメリット
- フロアーコーティングの種類
- フロアーコーティングの清掃方法
- まとめ
1.フロアーコーティングの3つのメリット
フロアーコーティングは、施工業者さんにもよりますが、新築マンションと既存マンション(家具設置後)どちらでも対応できるようになってきました。コーティングを実施する最大のメリットは、きれいな状態を保ち続けることができること。清掃がしやすいということだと思いますが、大きくわけると、3つのメリットがあると思います。
1.傷・汚れがつきにくくなり、劣化防止に繋がります。
2.紫外線から守りますので、変色が防げます
3.汚れがつきにくい=掃除が楽になります。耐水性に優れますので水汚れに強いのも特徴です。
2.フロアーコーティングの種類
フロアーコーティングといっても、いろいろな種類があります。大まかに分類させていただきましたので、参考にしてください。大きくわけると水性系・油性系に分かれます。
水性系・・・ウレタン・アクリル等
油性系・・・シリコン等
水性系の特徴・・・耐用年数が短い・安全性は高い
油性系の特徴・・・耐用年数が長い・水性に比べると低い
また、コーティング剤では、大きくわけると5種類に分別できます。
アクリル系・・市販のワックス。ツヤはでるが耐久性が低い
ウレタン系・・ツヤが少ない。水性なので臭いが少ない耐久年数は5年~10年程度
ガラス系・・・光沢の有・無を選択できる。耐水性があるため、掃除が楽。耐久年数20年程度
シリコン・・・適度なツヤがあり、水や薬品に強い。耐用年数10年~20年
UV・・・・・上品な光沢・滑りにくい・耐久性が高い。耐用年数20年以上
それぞれメリット・デメリットがありますので、自分の生活、好みに合わせた種類を選択してください。
3.フロアーコーティングの清掃方法
フロアーコーティング施工後のお掃除方法は、どうすればよいのでしょうか?基本は、水拭きには注意してください。
普段は、雑巾の空拭をしていただき、市販されているクイックルワイパー等で埃を取ってください。汚れが目立つ場合は、雑巾を硬く絞って、水拭き。それでも落ちない汚れは、中性洗剤を20倍ほど薄めたものを雑巾などに染み込ませて拭き、最後は硬く絞った雑巾の水拭きで完了です。油性の汚れは、アルコール等は有効ですが、コーティングがはがれる場合もありますので、ご注意ください。また、椅子を利用する際、傷がつきやすいため、ホームセンター等で、フェルトの保護テープを利用ください。
4.まとめ
フロアーコーティングは、ワックスに比べて割高感がありますが、耐用年数で検討すれば、割安かもしれません。
ご自身の生活スタイルをしっかり検討していただき、うまく活用できれば、清掃も楽になりますし、きれいな状態を保持できますので、お掃除好きな方は、得に検討してみてください。
木須 拓己
分譲マンション管理会社で専有部(お部屋内)の様々なサービス開発・企画の立案、リフォーム&リノベーション・室内クリーニング、インテリア商品販売等、お客様の快適な生活をサポートする部署の担当。分譲マンションの管理会社を15年務めた実体験及び情報をわかりやすく伝えるために日々仕事に励んでいます。仕事での心情:ニーズを形にする
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