「がん」になったときのこと、考えてますか?

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穴吹インシュアランスです。

今回はCM等でもよく聞く「がん」について、お伝えしたいと思います。いまや日本人の2人に1人が「がん」になるといわれています。また3人に1人が「がん」で死亡しているというデータがあります。がんは、あらゆる病気のなかでも最も死亡率の高い病気で、長年日本人の死因第1位を占めています。
また、がんが恐ろしいところは、初期にはほとんど自覚症状がないということです。そのため、健診などで発見されることが多く、発見されたときにはすでに進行していたというケースも少なくありません。

 

高額療養費制度をご存じですか?

病気になった場合、健康保険に「高額療養費制度」というものがあります。通常、治療費の自己負担は30%ですが、どこまでも30%負担するという訳ではありません。例えば69歳以下で、年収が約370万円~約770万円の方の場合、自己負担の上限額が月約9万円程度となります。

(年齢や年収に応じて違うため、詳しくは以下をご確認ください。高額療養費制度を利用される皆さまへ
このことから、健康保険で治療できる疾病や傷害であれば、経済的な損失はある程度少なくて済みます。ところが「がん」は少し事情が異なります。「がん」は入院日数自体はそれほど長くないのですが、抗がん剤治療等になってくると長い期間を要します。またがんの場合は一度完治しても、再発のリスクと戦う事になります。場合によっては健康保険適用外の治療もあり得ますので、経済的な損失は通常の病気やケガの比ではありません。

 

健康保険が適用されない場合

健康保険が適用されない(いわゆる自費)場合、どれくらい治療費がかかるのでしょう。
厚生労働省では保険適用されない最先端医療のことを「先進医療」と呼んでいます。

平成29年度の厚生労働省の発表資料によると、1年間で先進医療費の総額が約207億円、そのうちなんと約101億円が「がん」関連の治療となっています。

最新のがん治療に「陽子線治療」「重粒子線治療」なるものがありますが、これら2つの粒子線治療が多くを占めており、その治療には約300万円の自己負担が必要になります。

生命保険会社の商品にはがん保険や医療保険があります。がん保険をはじめ医療保険には先進医療特約を付帯することができます。

何百円の保険料で何百万円もの治療費を賄うことができることを考えると、是非加入しておきたいものです。

 

 

「がん」は誰もが罹患する可能性がある

15歳から39歳の思春期から若年成人にかけた世代をAYA世代といいます。

AYAとはAdolescent and Young Adultの略

国立がん研究センターの調査では全がん患者に占める割合の2.5%がAYA世代のがん患者です。数字にすると21,572人もの方が「がん」に罹患しているようです。この数字が多いか少ないかの判断は難しいところですが、認識してもらいたいのは、若年層でも「がん」になるということです。いざ病気になると(病気の種類によっては)がん保険に加入したくも、加入できなくなることがあります。その場合、加入できるタイミングになるまで、若しくは一生入院費や手術費を自己負担していかないといけなくなります。(通常よりも保険料が高い商品で加入できるケースもあります。)保険は健康なうちに加入することをお勧めします。

 

 

まとめ

高額療養費制度のおかげで、健康保険の効く治療ならば自己負担もある一定レベルに抑えられます。しかも、現在は入院が短期化しているため通常の病気やけがで2ヶ月も3ヶ月も入院するようなことは、あまり考えられません。ただし、がん治療については健康保険や貯蓄だけでは賄いきれない損失になることがあります。いまいちど「がん」をはじめ、病気になった場合の保険について考えてみましょう。

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