マンションの網戸、どう管理すればいい?

梶山敦 梶山敦

春を迎え暖かくなるこの時期、網戸の貼り替えを検討するタイミングだと思います。
今回はマンションにおける網戸の管理方法や貼り替え方法についてお話をさせていただきます。

 

目次

  • マンションの網戸は共用部分?専有部分?
  • 網戸が破れた場合の費用負担は?
  • 意外と簡単!網戸の貼り替え方法
  • まとめ

マンションの網戸は共用部分?専有部分?

結論から申しますと、マンションの網戸は共用部分としているマンションが一般的です。
共用部分であるか否かはマンション管理規約で定められており(区分所有法第2条第4項、標準管理規約第7条・第8条、別表第2に記載)、外気に面する窓ガラスや網戸は共用部分と定められているケースが多いです。
ただし、各住戸にある窓ガラスや網戸はその住人のみが使用する専用使用部分であるため、日常的な管理は住人が行なうことになります。

網戸が破れた場合の費用負担は?

マンションの網戸は共用部分ではあるため、管理組合の負担で修繕を行なうこととなります。
ただし、専用使用部分という位置付けから日常的な使用に起因した破損の修繕については、専用使用権を有する住人の負担で行なうこととなります。
網戸の破れ等は、日常的な使用による劣化が原因であることが多く、その修繕は住人負担となってしまいます。
マンション全体で網戸の劣化が進んでいる場合は、管理組合負担で一斉に貼り替えを行なうこともあります。

意外と簡単!網戸の貼り替え方法

網戸が破れてしまう前に貼り替えようと思った場合、個人負担となることはご理解いただけたかと思います。
そこで、網戸を貼り替えることは個人でできるものなのでしょうか?
業者に依頼することも可能ですが、1枚あたり3,000円から4,000円が相場のようです。
貼り替えには専用の道具が必要になるため、業者にお願いすることも一案かとは思いますが、今回は自分で貼り替える方法について簡単に説明します。
①道具を揃える
網戸の貼り替えには道具が必要となります。

・貼り替え用の網戸(ネット)
・網戸固定用ゴム
・網戸専用ローラー
・網戸専用カッター

以上の道具があれば作業できます。ホームセンターで全て購入可能です。
網戸には目の細かさによって色々な種類の物があります。目が細かいほど虫の侵入は防げますが、日光や外気が通りにくくなります。最適な物を選ぶようにしましょう。
②既存の網戸を取り除く
既存の網戸を取り除くため、網戸固定用のゴムを網戸から外します。ゴムの切れ目を探しそこからゴムを外しましょう。ゴムが外れれば網戸を取り除くことができます。
③サイズにあわせ網戸(ネット)を切る
網戸の枠のサイズに合わせて網戸(ネット)を切ります。その際枠のサイズよりも大きめに切ってください。固定した後に切り揃えるので、かなり大まかに切っていただいて結構です。
④網戸(ネット)を固定する
大まかに切った網戸(ネット)を洗濯ばさみなどで枠に固定します。
次に網戸固定用ゴムを用いて網戸(ネット)を固定していきます。サッシの周囲にある溝にゴムを入れ込むことで網戸(ネット)を固定します。網戸(ネット)がたるまないように注意しながら作業してください。その際に網戸専用ローラーを用いると非常に簡単に固定できます。
⑤網戸(ネット)を切り揃える
サッシからはみ出した部分を切ります。網戸専用カッターを用いると安全・簡単に切ることができます。

以上が網戸貼り替え作業の簡単な流れです。
初めての場合は1枚貼り替えるのに30分ほどかかりますが、慣れればもっと時間を短縮できます。意外と簡単なので是非チャレンジしてみてください。

まとめ

網戸に関するマンションの居住者からの問合せは意外と多いです。
台風等で破れた場合は管理組合で対応することもありますので、その際はマンション管理会社にご相談ください。

The following two tabs change content below.
梶山敦

梶山敦

あなぶきハウジングサービス 梶山 敦(かじやま あつし)
福岡県出身の元陸上自衛官。現在は快適・安心なマンションライフを提供する分譲マンション管理に従事。「分らないけど今更聞けない」、「誰に聞けばいいか分らない」そんなマンションライフに根ざした疑問の解決から、ほふく前進のやり方まで分り易くお伝えし、住生活の向上のお手伝いをいたします。
モットーは「気合・根性・やせ我慢+まごころ」です。
マンション管理士・維持修繕技術者・ファイナンシャルプランナー
  • twitter
  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ブログの読者になる

ブログの読者になると新着記事の通知を
メールで受け取ることができます。
読者登録はコチラ

最近書いた記事

関連の記事

  • facebook
  • feedly
  • rss
backtotop