こんにちは、日装・ツツミワークスの吉橋です。
新年度から新生活を迎える方の中には、進学や就職でお引越しをする方もたくさんいるかと思います。
今回のテーマは「引っ越し先、どこをチェックしてどう選ぶ！？」
新生活を迎える皆様！一緒に、物件選びのポイントを確認していきましょう～！！
■最寄り駅は何路線走っている？
１つの路線しか通っていない駅は意外と不便です。
電車の本数が多いから問題ないと思いきや、事故や遅延などが起こった際には迂回乗車をすることが出来ず、目的地にたどり着くのが困難です。単線区間の物件を選ぶ際には、バスの時刻表や路線図、タクシーのつかまりやすさなど、他の交通網をチェックしておくと良いでしょう。
私の住まいは単線区間なので、遅延するとほぼ確実に会社に遅刻します。すみません。
■セキュリティや環境は安心安全？
特に女性の場合は気になるセキュリティです。
オートロックや防犯カメラなどのセキュリティが整っている物件を選ぶのはとても大切ですが、それに加えて周辺の環境などもきちんと確認しましょう。
例えば、繁華街に近い物件ですと夜遅い時間まで人通りがあり、外灯も多く道も明るいので安心ですが騒音トラブルや酔っ払いなどの不審者に絡まれる危険性があります。
逆に閑静な住宅街ですと外灯も人通りも少なく、有事の際には助けてくれる人は少なそうです。
また、住む階数をきちんと選ぶのもポイントです。低層階ですと、窓からの不審者の侵入が容易になりがちです。夏などに暑いから、と窓を開けておくことの危険性も上がります。
そして、近年多発するゲリラ豪雨や台風などの対策として、河川氾濫や土砂災害などの危険性を調べることはとても大切です。引っ越し候補エリアの「ハザードマップ」を事前に確認し、合わせて避難場所がどこか、近くにあるのかを把握しておきましょう。
実際引っ越しの際には不動産で「重要事項説明」を受ける必要があり、その中でもハザードマップの説明は受けるのですが、その時に「土砂災害警戒区域だったの！？知らなかったよ～！！」なんて慌てても遅いです。
■害虫対策できてますか？？
川や公園などの自然が近くにあると素敵ですよね。しかしながら、湿度を好む害虫が発生しやすくなります。（夏に川辺で蚊に刺された経験は皆様おありだと思います）
また、マンションの１階や近隣にコンビニや飲食店などがあると便利な反面、害虫が発生しやすくなります。
虫が苦手だ、という方は中層階・高層階の物件を選んでみたり（虫は10ｍ程度の高さまでしか自分では飛べないそうです）、築年数の浅い物件を選んでみたり（その物件に住み着いている害虫自体が少ないです）するのがオススメです。
また、管理会社がきちんとゴミ置場の掃除を行っているかも重要なポイントなので、内覧の時にゴミ置場をチェックしてみましょう！
■日当たりは重要です！！
もちろん日当たりは大切です。バルコニーがどちらの方角を向いているかによって、日中の室内の明るさや洗濯物の乾きやすさ、暑さ寒さも関係してきます。
南側のバルコニーは明るく洗濯物も乾きやすく、日照時間も長いので一般的に一番良いと言われています。ですが紫外線が室内に差し込むため、床や家具が日焼けしやすいかもしれません。
東側のバルコニーは、午前中にたくさん日が差し込みますので、朝の目覚めがスッキリです！
半面、お休みの日にゆっくり寝たい人には向かないかもしれませんね。
北側のバルコニーは南側と反対で、日の差し込みは一番少なく、湿気も他３方位と比較し一番籠りやすいです。ですがその分夏でも多少涼しく過ごせるでしょう。でも冬は寒いので寒がりさんには不向きでしょう。
西側のバルコニーも東と反対で、午前中は日が当たりにくいでしょう。なので午後からお仕事、というライフスタイルの方には適しているでしょう。ですが午後の西日が強いかもしれないですね。
・・・というように、ライフスタイルに合わせてバルコニーの向きを決めるのが大切です。
■築古の内装リノベーション物件ってどうなの？
不動産HPに掲載されている室内の写真はとっても綺麗！！・・・だけど実際に物件に行ってみると建物がだいぶ古い？？？なんていう事もよくあります。
これは「内装がきれいにリノベーションされている築古物件」というものです。
内装が綺麗だからOK、とするか築古だから却下・・・とするかは個人の価値観ですが、例えば築古物件ですと内装以外の設備（給排水など）がそれ相応に古かったりします。
また、1981年以前に建てられた物件は現在の耐震基準を満たしていません。万が一の有事の際を考えると少々不安要素ですね。
■室内外の設備を確認！！
どうしても譲れない設備、きっとみなさんそれぞれあると思います。
例えば、ネットショッピングやネットスーパーを頻繁に利用する人には宅配ボックスは欠かせません。エアコンも室内に備え付けなら新しく購入する必要はありません。他にも独立洗面台や、バストイレ別など、暮らしていくうえでこれだけは・・・！という設備を心に決めておきましょう。
（個人的に、１K物件等には脱衣室がない事が多いのが不便だな～と思っています。）
■どこまでこだわるかは、あなた次第！？
もちろん全部が理想の物件に出会えれば最高ですが、おそらくはどこかに妥協点を見出さなければいけないでしょう。
できるだけ希望条件をクリアした物件を探すには、不動産会社選びも大切です。
私どもあなぶきグループでは、賃貸物件も多く扱う不動産仲介会社がございますので、ご興味のある方はぜひお問合せください！！
新生活を迎えるお手伝いをさせていただきます！！
それではまた来月！
吉橋麻樹
2015年入社以来、営業部社員のサポートや事務作業を行っています。
第一営業部を陰ながら支える、「縁の下の力持ち」的な存在を目指して日々精進しています。
保有資格は宅地建物取引士と管理業務主任者ですが、実務で使用しないため、学んだ内容はあんまり覚えていません。
みなさまに少しでも「面白い！」「役立った！！」と思っていただけるようなブログを発信出来るよう、１年間頑張りますのでよろしくお願いいたします。
最新記事 by 吉橋麻樹 (すべて見る)
- 【引っ越し】物件選びのポイントって？？ - 2025年2月28日
- どこからどこまで？【専有部分】と【専用使用部分】 - 2025年1月28日
- 【マンション】あなたなら、どちらを買いますか！？【一戸建て】 - 2024年12月28日
