こんにちは、リフォームガイドコンシェルジュの市川です。
リフォームガイドは、あなぶきハウジンググループが運営する、リフォーム一括見積もりサイトです。リフォームを検討しているお客様からの様々なリフォームのご要望をヒアリングして、内容や状況に合ったリフォーム会社をご紹介するのが、私たちコンシェルジュの仕事です。
リフォームガイドにご相談をいただくお客様の中には、「急ぎでリフォームしたいけれど、リフォーム会社さんは忙しい時期でしょうか?」「繁忙期だとリフォームはやめておいた方がいい?」と、リフォーム会社の繁忙期を気にされる方も多いです。
リフォーム会社の繁忙期にはリフォームをやめておいた方がいいのかという疑問に対して、結論は「繁忙期を避けた方がゆとりを持ってリフォームを進められるのは事実ですが、コツを押さえれば繁忙期でも望み通りのリフォームを叶えることは可能」です。
今回は、そんな「リフォームの繁忙期」について解説します。
リフォーム業界の繁忙期はあるが、リフォーム会社の繁忙期は会社によって違う
皆さんは、リフォームの繁忙期というといつになるか、想像はつくでしょうか?
リフォーム業界としての繁忙期は、いくつかの理由から2月~4月、9月~11月の2つの期間が挙げられますが、リフォーム会社の繁忙期は、会社によって違います。
まずはこの理由を説明しましょう。
リフォーム業界の繁忙期は2月~4月と9月~11月
地域やその年によっても差がありますが、一般的にリフォーム業界の繁忙期は2月~4月と9月~12月の2つの期間があります。
期間 | 繁忙期になる理由 |
2月~4月 |
|
9月~11月 |
|
これらの時期は、ちょうどボーナスが出た直後なので、大きなお金の使いみちを考える時期でもありますよね。
リフォーム会社の繁忙期は会社によって違う
一方で、リフォーム会社の繁忙期はリフォーム業界の繁忙期と必ずしも一致するわけではなく、会社によって違います。
これは、リフォーム会社はそれぞれ対応する工事や得意分野が違うためです。例えば、水回りが専門のリフォーム会社であれば水を使う頻度が上がる夏場や、凍結などでトラブルが起こりやすい冬も繁忙期といえますし、外壁塗装や外構工事が中心の会社であれば、梅雨や台風時期、雪の時期を避けた3月~5月と9月~11月が繁忙期となります。
また、エリアによっても繁忙期は変わります。冬に水道の凍結や降雪が無いエリアなら、水回りの工事が増えることはありませんし、外壁塗装を冬に行うこともできるでしょう。
もちろん、業界の繁忙期には工事案件が増えるので各リフォーム会社は忙しくはなります。そのうえで、会社ごとの得意分野やエリアによる繁忙期、また各社の決算時期などにも繁忙期が追加されると考えておきましょう。
繁忙期にリフォームを発注するとどうなる?
それでは、リフォームの繁忙期は、皆さんのリフォームにどんな影響があるのでしょうか。
一般的には、下記のような悪影響が考えられます。
- 希望通りのスケジュールでは進めづらい
- 打ち合わせ・工事の時間を取りづらい
- 腕の良い職人を確保しづらい
- 資材や商品在庫が確保しづらい
希望通りのスケジュールで進めづらい
まずは、スケジュールの問題です。
各リフォーム会社で案件数が増えるので、担当者の現地調査や打ち合わせ対応、工事スタッフの予定も埋まっている箇所が多くなっています。そのため、施主側の第一希望のスケジュールで進めるのが難しくなってしまいます。
打ち合わせ・工事の時間を取りづらい
前の項と同じ理由で、リフォームの打ち合わせや工事期間を、予定している以上にはとれない可能性があります。
裏を返せば、予定さえ決まってしまえば、余分な追加時間をかけずに打ち合わせと工事が進むということでもあります。しかし、不測の事態を十分に想定できていない状態で工事に入ったり、工事中に問題があった場合に表面上だけ取り繕う対処をされてしまったりする恐れもあるので、やはりスケジュールには余裕をもってリフォームに臨みたいところです。
腕の良い職人を確保しづらい
現在、工事に携わる職人の不足が問題になっています。腕の良い職人の数が限られている中、案件の多い繁忙期には、さらに人手を確保しづらくなってしまいます。
この問題を軽減する方法は、施工を下請けに出すのではなく、自社で職人を抱えている会社に発注することです。自社職人であれば教育も行き届いているので、安定した品質で施工できることが多くなります。
資材や商品在庫を確保しづらい
最近では、建築資材や設備を作る材料の価格高騰から、供給が需要に追いつかない状態が続いています。そのため、リフォームの案件が集中する繁忙期には、資材や住宅設備の商品の在庫が確保しづらくなってしまいます。
この問題については、特定のメーカーや商品にこだわりすぎないことで避けやすくなります。
繁忙期でもスムーズにリフォームを進めるコツ
繁忙期にリフォームを発注すると悪影響があるとはいえ、リフォームを終わらせたい期限があるので、繁忙期に発注するのは仕方ありません。
ここでは、繁忙期であってもスムーズに、失敗せずにリフォームを進めるコツを解説します。
スケジュールが遅れることも想定しておく
繁忙期ではリフォームのスケジュールに余裕がなくなりがちです。
打ち合わせや現地調査の日程が一度再調整となってしまうと、次の機会が閑散期にくらべて大分後にずれてしまいます。
そのため、スケジュールが遅れてしまうことを見越して、少しでも早く会社探しや見積もりの現地調査手配を始めることをおすすめします。
同時に、リミットを後にずらす手段を検討だけでもしておくと精神的に余裕が生まれます。具体的には、新しい家への入居に伴うリフォームであれば、引っ越し時期を伸ばせるかどうか、現在の住まいや引っ越し業者に確認だけでもしてみるといったことです。
スケジュール通りにリフォームが進んでいるかチェックするのはもちろん大事ですが、ご自身の予定側も融通をつけられるか確認しておきましょう。
資材や設備のメーカーにはこだわりすぎない
キッチンやお風呂などの住宅設備や壁や床の素材には、様々なメーカーの商品があります。下調べして希望の商品があったとしても、それにこだわりすぎると納期が遅れる原因になることがあります。
希望する商品の在庫がメーカーにもない状態だったり、リフォーム会社毎に付き合いの深い取引先メーカーが違うため、普段から仕入れのないメーカーの商品は取り寄せに時間がかかり、価格も上がってしまったりするためです。
繁忙期かどうかにかかわらずですが、その設備・素材に求める性能やデザイン、重視する点などの要望をリフォーム会社に伝えた上で、商品選定はお任せにした方が時間も価格面でもお得なリフォームになります。
複数の会社から相見積もりを取る
リフォームの検討は複数会社のプランを聞いて進めましょう。
見積もりでは費用だけでなく、提案内容やスケジュールも確認できます。その中から繁忙期でもスムーズに進行できそうな会社を選ぶことで、後悔のないリフォームにすることができます。
相見積もりを取るときは、リフォーム会社各社の今の状況や、会社の特徴をよく知る一括見積もりサービスを使うのがおすすめです。依頼する時期や、優先したいのが納期なのか費用なのかといった希望に合った会社を複数紹介してくれます。
リフォームガイドでは、リフォーム会社ごとの繁忙期も把握しているので、スケジュールの面でも十分対応できる会社のみをお探しすることができます。ぜひお気軽に相見積もりをご依頼ください。
※リフォームの内容によっては、スケジュールよりリフォーム会社の得意分野を優先したご紹介をする場合があります。
繁忙期かどうかを気にするより、少しでも早めの行動を
リフォームの繁忙期と、繁忙期でも満足度の高いリフォームを実現するコツを解説しました。
繁忙期にリフォームを発注するのにはデメリットがあるのは事実ですが、繁忙期は会社によって違いますし、商品入れ替えセールでお得になることで繁忙期になっているといったケースもあるので、繁忙期を避けることが満足度の高いリフォームの必須条件かというとそうではありません。
逆に繁忙期を避けることを優先するあまり、梅雨の時期に外壁塗装を発注してしまったりすると、天候が合わず工期が延びてしまうなどの別のデメリットを抱えることにもなりかねません。
それよりも、希望のスケジュールや人手・資材を確保できる確率を上げるために、少しでも早く会社探しや見積もり手配を始めること、それがリフォームを成功させる秘訣と言えます。
まずはリフォーム会社や一括見積もりサービスにご相談ください。
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