あなぶきハウジングサービス2023賃貸繁忙期レポート「インターネット問い合わせ」

皆様こんにちは!

あなぶきハウジングサービスの野田です。

 

 

 

 

今回は、前回に引き続き、「2023年繁忙期レポート」として、弊社賃貸における繁忙期(1月~3月)を
振り返っていきたいと思います。

その中でも「インターネットからの問い合わせ」をピックアップの上、紹介させていただきます。

賃貸オーナー様、お部屋探しをされる方への参考になれば幸いです。

 

 

2023年1月~3月の集客チャネル割合

2023年1月~3月のこの春の繁忙期には、全社で多くのお問い合わせ案件をいただきました。
集客チャネル別では、スーモ、ホームズ、アットホーム等のポータルサイトと弊社のホームページ経由の
インターネットからのお問い合わせが47%と半数近くを占めた結果となりました。

インターネット媒体を利用してお部屋探しをするメリットとしては、自分好みの物件をピックアップできたり、自分の空いている時間に好きな場所で物件情報を見ることができ、賃料相場も調べることができるなどといった多くのメリットがあり、「インターネット問い合わせ」需要は増えております

 

 

 

インターネットからの注文数の推移

当社での「インターネット問い合わせ」データでは、2019年から2021年までは、前年比で16%~22%の増加率で大きく問合せ数が伸びましたが、コロナ以降の2021年から2022年については、
ほぼ横ばいとなっております。2023年については、前年より10%ほど減少しました。

コロナ禍以降、問合せ数を増やすために、広告費を年々増加してきましたが、
2023年に関しては、広告費を見直し、問合せ数をやみくもに増やすことよりも、
お問合せいただいたお客様に対し、より迅速にかつ丁寧に対応することで成約率を高めることに注力しました。

最近の傾向から、お部屋のお問い合わせ時期が早期化しており、
春の繁忙期準備は、1月の早期から必要ですし、当社店舗によっては専任担当をおくことで、
個人契約の契約件数を伸ばしてきました。
弊社のホームぺージでも、来店・成約者へのキャンペーンを展開するなど、
お客様に喜んでいただける販促にも力を入れております

またコロナ禍以降、インターネットでのお問合せが急速に増加し、それと同時に、
お問合せ以降のプロセスにおいても、VR・動画・ビデオ案内等のオンライン案内にはじまり、
電子申込・IT重説・電子契約と、お部屋探しのDX化が着々と進んでいます。
一旦コロナが終息し、来店・直接の面談に支障がなくなってきたとしても、
今後、この流れがとどまることはないように思われます。お部屋探しからご成約まで、お客様が快適に、
かつスピーディーに進められるよう、引き続きDX化に積極的に取り組んでまいります。

 

エリア別 インターネットからの注文数の推移

四国エリア

それでは、当社のデータを基にエリア別に見ていきましょう。
四国エリアでは、2022年から2021年については、コロナ前後で前年比20%以上の増加率で
大幅に問合せ数が増加しました。ここ2年は、ほぼ横ばいの問い合わせ数で安定しており、
問い合わせ数のピークは2月となっております。2022年以降は、3月よりも1月の方が問い合わせ数が多く、
お部屋探しを始めるタイミングが前倒し傾向となっています。3月のお問い合わせ数は減少し、
1月のお問合せ数が年々増加しています
3月、4月の入居を希望される方がおおくいらっしゃいますが、
1月からの問い合わせに対応できるよう、お部屋の商品化、募集をおこなうことが重要ですね。

 

中国エリア

続いて、中国エリアです。2020年から2021年については、前年比約10%の増加。
2021年以降は前年よりも減少。直近2年は、問い合わせのピークが2月から1月にシフトしており、
四国・九州エリアと比較すると、お部屋探しの早期化傾向が顕著となっております。
中国エリアについても、1月にはお部屋の商品化、募集をおこなうことが重要となっております。

 

九州エリア

最後に九州エリアです。2019年以降前年比37~60%の増加率で反響数が増えていましたが、
2023年は、前年よりも25%減少してしまい、2021年とほぼ同じ問い合わせ数になりました。
四国エリアと同様ピークは2月となり、2022年は3月より1月の問い合わせ数が多い結果となりましたが、
2023年は、1月~3月の問い合わせ数が平準化されました。
今後も1月~3月の問い合わせが平準化される可能性もあることから、
常に問い合わせに対応できる準備が必要ですね

 

 

希望の間取りタイプについて

 

上記は、2023年1月~3月にお問い合わせいただいたお客様の希望間取りタイプの集計結果となります。
高知、岡山、倉敷、広島、福山エリアは、シングルタイプの希望割合が高い結果となり、
高松、福岡、熊本、鹿児島はファミリータイプの希望割合が他エリアより高い結果となりました。
一概には言えないところもありますが、今後も反響の高い間取りを注視しながら、
状況に応じては、2DK間取りを1LDKにリフォーム変更するなど、
需要に応える対策をしていくことも必要なのではないでしょうか。

 

間取り毎の平均家賃について

 

上記は、2023年1月~3月にインターネット(弊社HP、スーモ、ホームズ、アットホーム)経由で
お問い合わせがあった物件の平均家賃を間取り別に算出したものです。

エリアにより、問合わせ数・募集物件家賃に差があるため、数字にばらつきはありますが、
問い合わせが入りやすい家賃の目安となりますので、賃貸オーナー様はご所有の物件と比較の上、
見直しを検討してみてはいかがでしょうか。
平均家賃を超えている場合は、無料ネットや宅配BOX、防犯カメラなどの設備を導入したり、エアコンや水栓などの設備が古くなっている場合は、設備のグレードアップを図ることも重要であるかと思います

 

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

現在の賃貸市場でのお部屋探しにおいて、「インターネット」媒体を利用されている割合は
半数近くとなっており、「インターネット」での募集は大変重要です。
その中でも、より多くの反響が得られるよう、家賃設定や設備の見直しをおこない、
他競合物件との差別化を図ることが物件成約に繋がると考えております。

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野田圭佑

野田 圭佑(のだ けいすけ)

2015年あなぶきハウジングサービスに入社。
入社後5年間は住戸等の不動産仲介を経験。
現在は賃貸物件の管理業務に携わっております。
入居者様へのお困りごと対応やオーナー様へのご提案等、日々勉強しながら励んでおります。
まだまだ未熟ではございますが、皆様に有意義な情報発信となるよう努めて参ります。

保有資格:宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
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