こんにちは。CX事業部の伊原です。
今回はマンションの特徴でもある共用施設についてお話しさせていただきます。
戸建てには無い!マンションの大きな魅力として共用施設というのがあります!
マンションには【専有部分】と【共用部分】で分かれており、
ざっくり言えば自分だけのスペースを【専有部分】、マンション居住者全員のスペースを【共有部分】と言います。(法律的にはもっと精密に分かれてます…)
最も代表的な共用部分がエレベーターやエントランススペースになります。
このような共用部分は居住者全員で管理費や修繕積立金を納め維持していきます。
近年は、マンションの差別化やタワーマンションいわゆる「タワマン」が流行ったこともあり共用施設を豪華にするという傾向にあるようです。
共用の施設と言えば、大規模マンションの場合、ラウンジやゲストルーム、キッズルームなどが思い浮かびますが、それ以外にもマンションにこんな施設?!と驚く施設が多く存在します。
例えば、映画を見るためのシアタールーム、パーティーを行うためのパーティールーム、運動をするためのジムやプールなどが挙げられます。しかし「豪華」というだけで選んでしまうと、住み始めた後に共用施設をあまり利用しない場合や、管理費が高くてこんなはずじゃなかった…と、人によっては「過剰な設備」になる可能性があります。大切なのは、長期的に快適なマンションライフを過ごすことができ、自分のライフスタイルに合ったマンションを選ぶことが重要ポイントと言えるでしょう。
定番の共用施設と珍しい共用施設
日本のマンションでよくある共用施設を紹介します。
こちらは基本的に備えているマンションも多く見受けられます。
共用施設が充実することによってマンション特有の利便性向上が図れるのではないかとおもいます。
【よくある共用施設】
- オートロック
- エレベーター
- ゴミ置き場
- 駐車場
- 駐輪場
- 宅配ロッカー
特に人気なのは宅配ロッカーとゴミ置き場、オートロックシステムになります。
宅配ロッカーは昨今のコロナウイルスの流行もあり、非対面での荷物受け取りができることや、日中は仕事などで受け取れないという方が多いこともありマンションでは欠かせない設備と言えるでしょう。
続いて同じく人気の共用施設はゴミ置き場になります。
マンションはお部屋にゴミを置いておくスペースも少なく収集日までにゴミを溜めておくのに困ることになるでしょう。そこでゴミステーションがあればこまめにゴミ出しができるので衛星的且つ利便性もかなり高い共用施設になります。
続いては、オートロックシステムになります。
近年、オートロック物件を好む方が上昇傾向にあると思います。
理由としては、一定の防犯・セキュリティ面の確保ができることからオートロックは人気の共用施設と言えるでしょう。
弊社あなぶきハウジングサービスからもオートロックの顔認証サービスを無償で提供しております。他にもマンションの管理会社として居住者様の利便性の向上を目標に様々な取り組みを行っております。
※顔認証サービスのハピット等について紹介しておりますので、下記リンクからよかったらご覧ください!
あなぶきハウジングサービスのCX本部をご紹介します。 | もっとわくわくマンションライフ|マンションライフのお役立ち情報 (anabuki-m.jp)
【珍しい共用施設】
- ラウンジ
- コンシェルジュ
- 噴水
- キッズルーム
- ゲストルーム
- キッチン付きパーティールーム
- フィットネススタジオ
- カフェ
- ライブラリールーム
- 菜園
近年、特に都心部におけるマンションにおいて、住居部分のスペースがコンパクトになる傾向があります。理由としては、広々とした豪華なエントランスや充実した共用施設を多く備えるために居住用スペースが狭くなってしまうのです。
しかし、マンション内のフィットネスルームで運動ができたり、シアタールームで映画をみることができたり、ゲストルームで知人、友人を招待できたりすると便利且つコストパフォーマンスも良いこともあるので居住用スペースよりも共用施設の充実を優先することも満足度の向上に繋がるでしょう!
しかし、注意が必要なのは冒頭でも述べた通り住んでみた後に自身のライフスタイルにマッチしない施設だった…なんてことも大いにあるので本当に利用する施設なのかを検討したうえでマンションを選んでみてもいいかもしれません。
あなぶきグループが管理する分譲マンションにも様々な共用施設を兼ね備えている物件が多数ございます。興味のある共用施設がある際はお問合せください!
共用施設の選び方と注意点!
豪華で便利な共用施設が多くありますが、マンションを選ぶ際に重要なポイントと注意点が何点かございます。共用施設は総会の決議(マンション居住者の会合)などによりなくなる場合があります。また、管理会社変更などにより管理会社より提供されていたサービスがなくなる可能性があります。理由としては、維持管理費の負担や居住者の利用頻度が低いことが挙げられます。このように住んで後になくなってしまうということもありえますので、最悪なくなっても大丈夫という感覚で選ぶことが良さそうです。
また、共用施設が魅力的でマンションを選んだものの住んでみたら全く使わないなんてことも多くあります。このようなことだと高い管理費を払い続けることになりかねません。
しっかり、自身のライフスタイルにあう施設なのかを検討したうえでマンションをお選びいただくといいと思います。
伊原魁一
伊原 魁一(イハラ カイヒ)と申します。
出身:東京
血液型:B型
趣味:フットサル
私はCX(顧客体験)事業部でマンション居住者様の利便性向上と新たなマンションライフを体感して頂くために日々、努めております。
主にハピットと言う、エントランスの顔認証システムとデジタルサイネージを活用したサービスを担当しております。香川県高松市では既に展開をしておりますが、これから関東圏でも幅広く展開して行く予定です。
新たなマンションライフは弊社あなぶきハウジングサービスにお任せください!
マンションライフ3.0【感じろ、新たなマンションライフ】
よろしくお願い致します。
保有資格:宅地建物取引士、管理業務主任者、賃貸不動産経営管理士、ファイナンシャルプランナー3級
最新記事 by 伊原魁一 (すべて見る)
- サスティナブルってなに?マンション生活にも関係する?! - 2023年7月23日
- 分譲マンション内コミュニティの在り方 - 2023年6月23日
- 土地の価格ってどう決まるの? - 2023年5月23日