こんにちは、あなぶき加賀城建設の石岡です。
私どもの会社は、マンションの大規模修繕工事を得意分野とし、専有部工事やマンション内外の点検、保守および建物診断、コンサルティング業務などといった「住まい」という皆様の大切な資産の価値向上のお手伝いをさせていただいております。今回のブログは専有部工事可能な日本板硝子株式会社の“スペーシア”ついてご紹介させていただきます。
真空ガラス スペーシアとその特徴
ここではスペーシアの特徴を4つに分けて紹介させていただきます。
①断熱性
スペーシアは、世界で初めてつくられた真空ガラスです。 ガラスとガラスの間に真空層をつくることで、一般的な一枚ガラスの4倍の断熱性能を実現しました。
※その原理は、魔法瓶と同じ。熱の伝わり方には、「伝導」、「対流」、「放射」の3つがあります。
「伝導」と「対流」を真空層によって防ぎ、さらに「放射」を特殊な金属膜(Low-E膜)で抑えることで、高い断熱性能を発揮します。
②結露予防
冬場に発生する窓ガラスのイヤな結露。スペーシアはその発生をグンと抑えます。例えば、室内の温度が20℃、湿度が60%の場合、一枚ガラスは外の温度が8℃になると結露が発生しますが、スペーシアはマイナス23℃になるまでガラス面の結露の発生を抑え、視界もすっきり。毎日のお掃除がラクになるうえ、カビやダニの発生も抑えて清潔です。
③施工性・経済性
スペーシアの厚さはわずか6.2ミリ。今お使いのサッシがそのまま使えるので、ガラス1枚あたり約30分で取り替えが可能です。ガラス面積もそのままで採光性や開放感を損なうことなく、使い勝手も変わりません。また、1枚ガラスと比べて約40%、一般的な複層ガラスと比べても約20%のエネルギーを削減することができます。
④日射取得
スペーシアは太陽の暖かさを約66%取り入れるため、窓辺の冷え冷え感を防ぐだけでなく、室内の暖かさも逃がしません。
まとめ
ということで、今回真空ガラススペーシアについてご紹介させていただきました。結露は、ほんとにイヤですよね…お掃除は大変だし、気分もどんより。真空ガラススペーシアは、普通の一枚ガラスの4倍断熱で結露をしっかりとおさえて、窓際の冷え冷え感をやわらげます。しかもエアコン代を約40%もカットできるから、節電もばっちり。お使いのサッシもそのまま使えて、取り替え簡単な窓ガラスです。一度ご検討されてはいかがでしょうか。
※ここでは日本板硝子株式会社 -真空ガラススペーシア-での解説文章を使用しています。
石岡健太
岡山県出身で、2015年の入社以前は港湾の土木工事や新築住宅の工事にたずさわっておりました。
現在は岡山エリアでマンションの大規模修繕工事の現場管理をしています。
以前の新築住宅や港の修繕工事と違い【住みながら】の工事となるので、工事方の安全と居住者様の安全、両者の安全を第一にこれからも努めてまいります。
保有資格:一級建築施工、土木施工管理技士
最新記事 by 石岡健太 (すべて見る)
- ロープの結び方 - 2023年4月27日
- おうち時間でDIY - 2020年8月13日
- 大規模修繕工事~タイル補修工事編~ - 2020年7月24日