あなぶきセザールサポートの生山です。
今回は賃貸物件を契約する際に、必要なモノ・書類についてご紹介します。
事前に準備しておくと、契約がスムーズにできますよ。
目次
- 印鑑
- 印鑑証明(印鑑登録証明書)
- 住民票
- 収入を証明するもの(源泉徴収票)
- 身分証明書
- 契約金
印鑑
印鑑は本人の印鑑、銀行印が必要です。
本人の印鑑は普通の印鑑で契約できるところが殆どですが、物件によっては実印が必要な場合もありますので、あらかじめ不動産会社に確認しておきましょう。実印が必要と言われたときは、印鑑証明がセットで必要となります。(そのハンコが本当に印鑑登録された実印なのか証明するため)
銀行印は家賃の引落しをする「口座振替用紙」に必要です。家賃の引落しをする口座の銀行印を用意してくださいね。(当然、口座番号などの情報も必要です。)
印鑑証明(印鑑登録証明書)
本人の印鑑は実印でなくてもよいことがほとんどです。その場合は本人の印鑑証明(正式には印鑑登録証明書といいます)は必要ありません。
保証人が必要な契約であれば、必ず保証人の実印と印鑑証明書が必要ですので、あらかじめ保証人になってもらう人にお願いしておきましょう。
保証人が2人であれば、印鑑証明書は当然、それぞれ1通ずつ、計2通必要ですね。
印鑑登録証明の発行は、本人による申請が原則ですが、代理人による申請も可能です。印鑑証明は市役所(区役所)や証明センターで数百円の手数料で取得することができます。(住基カードがあれば、コンビニなどでも取得できます。)
住民票
住民票は本人(契約者)のもの、場合によっては入居者全員のものが必要です。「○ヶ月以内に取得したもの」と決まっていますので、ずいぶん昔に取った住民票は使えないことがあります。住民票は市役所(区役所)や証明センターで数百円の手数料で取得することができます。(住基カードがあれば、コンビニなどでも取得できます。)
収入を証明するもの(源泉徴収票)
収入を証明するものが必要なケースがあります。この場合は源泉徴収票を提出するケースがほとんどです。源泉徴収票は年末に会社から貰っていると思いますが、無ければ会社に言えば貰えるはずです。
これから新しい職場で働く、あるいは新社会人になる方は採用証明書等の提出を求められることがあります。これも会社に言えば発行してくれるはずです。
身分証明書
身分証明書は運転免許証や保険証(の写し)が必要です。学生さんなら学生証が必要な場合もあります。
契約金
最後に、当然お金が必要です。契約に必要なお金は次の記事を参考にしてくださいね。
不動産会社によっては必要準備物をリストでくれるところもありますが、そうでないところもあります。特に役所で発行する証明書類はできれば1回で済ませたいですよね。
準備物が間に合わないと、引っ越し日がズレてしまう!!ということもあります。
事前に何が必要かを知ったうえでしっかりと準備しておきましょうね。
生山 亨
分譲マンションの管理担当(フロント)を経て賃貸仲介・賃貸管理・売買仲介・総務業務を経験。長年やってきた賃貸業務、中でも特に空室の改善、対策は得意分野です。現在は、あなぶきスペースシェアにおいて宿泊事業・マンスリー事業を行っています。
保有資格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士・管理業務主任者
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