あなぶきコールセンター藤井です。
春の過ごしやすい日々の中、日ごとに気温も高まり“夏日”となる日もでてきていますね。
暑い夏の前にご家庭を悩ます“梅雨のカビ発生の時期”がやってきます。
この時期、毎年お悩みの方も多いのではないでしょうか。
今回は日々いただくご相談の中から、『24時間換気の役割』と『カビの発生対策』についてご紹介します。
目次
- 湿度とカビの発生時期
- 24時間換気の役割
- カビ対策のスプレー噴射
- まとめ
湿度とカビの発生時期
皆様お察しのとおり、カビの発生は、梅雨から夏にかけて(6月~8月)のこれからの時期が最も多くなります。また、畳表が新しい(1~2年)程の間もカビが多く発生し、増殖する傾向にあります。
カビの発生条件としては『湿度』『温度』『空気(酸素)』『養分』の4種があり、特に『湿度』と『温度』が重要な要素となります。
お部屋の場合は、室温が(20~30度前後)で、湿度が(70%~80%以上)の状態が続くと、どうしてもカビが発生しやすくなってしまいます。
日頃の掃除も入念にされていると思いますが、この時期は頻度含めいつもより念入りに行う事が大切です。
とくにカビの発生を促す『水分』は要注意ポイントです!!
お風呂場や、キッチン周り、トイレ周り等、水回り関連は、普段の掃除では確認できていない“裏の部分”も意識して掃除を行い、水分を拭き取りましょう。
また梅雨の合間の晴れ間には面倒がらずにこまめに窓を開放し換気を行う事も大切です。
カビは湿度を60%以下に低く抑える事でかなり防止できます。
つい面倒になりがちですが、エアコンのドライ機能を活用するなど簡単にできる湿度低下対策も意識しておきましょう!
24時間換気の役割
原則として24時間換気は、シックハウス対策として24時間365日停めずに作動させる必要があります。
国土交通省HP参照
http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/build/sickhouse.files/sickhouse_1.pdf
ただ、梅雨の時期は、室内が高温多湿になり、木製建具の立てつけ不具合、フローリングの浮き、カビの発生などの原因にもなる為、状況に応じて、一時的に停止する事も一案です。エアコンや除湿機の使用と並行して、室内の環境を快適に保つよう心がけましょう!
24時間換気を切るにはスイッチを長押しするタイプもあります。詳細はお手元の説明書をご覧ください。
また、少し難しく感じるかもしれませんが『文部科学省』のHPでも『カビの発生対策実践編』が掲載されています。
文部科学省 HP
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/sonota/003/houkoku/08111918/003.htm
カビ対策のスプレー噴射
カビの対策で最も重要なポイントは、発生する前の『防カビ対策!!』です。
人の目には見えないカビの胞子は空気中にいつも浮遊しています。その為、一度カビが繁殖しだすと浮遊している胞子が部屋中に広がり、カビが一気に繁殖してしまいます。
お手軽なスプレータイプ等を常備し気になる箇所にスプレーしておきましょう!
https://www.earth.jp/products/rakuhapi-mizumawari-ff/index.html
アース製薬『防カビスプレー』HP参照
まとめ
最近暖かくなってきたと春を感じていたのも束の間、あっという間に梅雨の時期が目の前に近づいていますね。
四季の移ろいを楽しむと共に、カビの発生などの現実問題に向き合い、快適な夏を迎えられるといいですね!
藤井理絵
あなぶきハウジングサービス(あなぶきコールセンター)2006年入社
あなぶきコールセンターにて北は北海道から南は沖縄まで24時間365日ご入居様のお声を承る業務に従事しています。
日々緊張しつつの応対ではありますが、頂いたお声に対してお役立ち出来た時は一番うれしい瞬間です。
コールセンターに頂いたお客様のお声をもとにお役立情報をご案内していけるよう頑張ります。
好きな事:旅行(のんびりと南の島へ行くのが理想です)
保有資格:管理業務主任者・宅地建物取引士・福祉環境コーディネーター2級、電話応対コンクール香川県大会出場
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