皆さまこんにちは。本日は、実際にあった事例をまじえながら、不審な訪問者について、気を付けるべきポイントや対処法などをご紹介させていただきます。
実際にあった不審な訪問事例
さて、早速ではありますがいくつか事例をご紹介します。
① 電力会社・ガス会社・水道局などを名乗る不審者
「●●電力の者です。点検の為共用部に入りたいのですが、オートロックを解錠してもらえますか?」
こちらは実際にあった事例です。電力会社やガス会社などのライフラインに関わる業者の訪問はつい信用しがちです。オートロックがある場合で、共用部への立ち入りが必要な場合は事前に管理会社に通知の上、鍵を借用するなどの対応を行うのが基本です。入居者に解錠を依頼することは、まずあり得ません!!不審と感じた場合は依頼に応じず、すぐに管理会社に報告しましょう。
② 管理会社を名乗る不審者
「マンションの管理会社の者です。重要な話があるので来ました。」
「マンションでインターネットの工事を行うことになったので現金で徴収しに来ました。」
普通、管理会社が事前の通知もなく現金を回収にいくことは、まずありません!不信感がある場合はドアを開けないようにしましょう。
③修理(設備)業者を名乗る不審者
「当マンションの全戸点検で伺っています。お部屋に入らせてください。」
「水質検査に来ました。水道の水に問題がないか、お部屋に入ってお水の検査をさせてください。」
こちらも実際にあった事例です。マンションでは年に何度か、消防点検やポンプ、エレベーターなどの点検があります。新築マンションの場合は1年目・2年目・5年目など節目ごとに建物の点検を実施する場合もあります。しかし、これらは事前に予告の上で実施するもので、突然訪問することは、まずあり得ません!!
突然の訪問で室内への立ち入りを要望される場合は怪しいケースが多いので気を付けてください。
過去のブログ記事では、ご入居者の皆さんが受けておくべき点検と断るべき点検をまとめています。こちらの記事も是非ご参照ください。
怪しいと感じた場合の対処法
まずは管理会社の上、事実確認を行いましょう。確認の上、不審であると判断された場合は、ドアを開けずにお断りし、帰ってもらいましょう。その後もしつこく訪問がある場合や、身の危険を感じられる場合は警察に相談し対処してもらうのが良いと思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?最近、業者を名乗る物騒な犯罪や詐欺被害があちこちで報告されています。被害を未然に防ぎ安全な生活をお送りできますよう、皆さまのご参考になりましたら幸いです。
安永菜美
賃貸仲介と管理の営業職を経験したのち、人事課に異動。
現在は中途採用をメインに担当しています。
会社魅力を色々発信していければと思います!
保有資格:宅地建物取引士・管理業務主任者・賃貸不動産経営管理士
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