こんにちは。あなぶきコールセンターの中山です。
コールセンターでは、日々様々なお問い合わせ・ご相談を承っております。
梅雨は雨の日が多く、湿度も高くなります。
この時期、皆さんに注意していただきたいのは「カビ」です。
カビは身体にも部屋にも悪影響を及ぼします。
今回は、カビの発生要因と対策についてご紹介します。
カビの発生要因
カビが発生する主な条件は、温度と湿度と栄養です。
この全てが揃うと、胞子が付着した場所から発育していきます。
温度
最適温度は25℃。
5~35℃前後でも生育します。
湿度
一般的なカビは湿度80%以上が必要。
乾燥状態を好む一部のカビでも65%は必要です。
栄養
たんぱく質や炭水化物、油脂などの有機物が栄養になります。
主に皮脂汚れやほこり、たべこぼしなどです。
対策
先ほどお伝えしたカビの発生条件で、温度の5~35℃というのは、人間にも快適な温度です。これを取り去ることはできないでしょう。
そのため、カビを防ぐために、湿度や栄養の条件を取り除いていきましょう。
換気する
換気扇などにより湿気が高い空気を外に排出しましょう。
とくにキッチンやバスルームは多く水を使用する場所ですので、注意しましょう。
【キッチン】
調理は想像以上に大量の水蒸気を発生させます。調理の最中はもちろん、その後もしばらくは換気を回しましょう。
【バスルーム】
最低でも換気扇は入浴後30分から1時間程度は回しておきましょう。
換気する前に、水をバスルーム全体に掛けて温度を下げておくことや、床や壁の水滴をある程度拭いておくことで、乾燥も速くなります。
【その他】
水は使わなくとも湿気がこもりやすい場所としては、クローゼットや下駄箱などがあります。
毎日一定時間解放しましょう。
スノコを床と側面に置くと空気の通り道ができて通風がよくなるのでおすすめです。
また、なるべく中に詰めすぎず、隙間を空けることを心がけましょう。
除湿する
除湿機や除湿剤により室内の湿度を下げましょう。
除湿剤は湿気を吸い取った後もずっと放置していると、逆効果になるため、取り替えましょう。
快適な環境は温度18〜25度、湿度は45〜60%程度です。
家具の配置を考える
壁と家具との隙間を最低5センチは離して、風の通り道を作りましょう。
家具を壁にピッタリくっつけていると、湿気の逃げ道がなくなり、湿気を溜め込んでしまうため、結露が発生しやすくなります。
とくに外気に面した壁に家具を置く時は、隙間を開けましょう。
掃除をする
こまめな掃除を行い、カビの栄養源を取り除きましょう。
部屋の隅、家具の裏など埃が溜まりやすい場所は要チェックです。
また、キッチンや浴室などの水回りを掃除しカビが生えにくい状態にしておきましょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。
室内の湿気を追い出して、この梅雨をのりきりましょう。
みなさんが少しでも快適な生活を送ることができますように。
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