皆様こんにちは！
あなぶきハウジングサービスの野田です。
今回は、「2023年繁忙期レポート」として、弊社賃貸における繁忙期（1月～3月）を
振り返っていきたいと思います。
その中でも「社宅代行」をピックアップの上、紹介させていただきます。
賃貸オーナー様、お部屋探しをされる方への参考になれば幸いです。
2023年1月～3月の集客チャネル割合
2023年1月～3月のこの春の繁忙期には、全社で約5000件以上のお問い合わせ案件をいただきました。
集客チャネル別では、スーモ、ホームズ、アットホーム等のポータルサイトと弊社のホームページ経由の
インターネットからのお問い合わせが47％、社宅代行からの注文が43％で、
直接注文・法人のリピート顧客様・企業訪問からが5％、紹介料が2％の構成でした。
社宅代行会社とは
弊社集客割合43％の「社宅代行会社」について簡単に説明させていただきます。
「社宅代行会社」とは、社宅の提供に必要な物件の確保、契約、解約、入退去管理などの社宅管理業務を外部の業者が行うことです。
大手企業の社宅担当者は不動産会社の選定から会社規定の説明、書類の審査、契約手続き、更新業務、
敷金精算交渉とその業務は多岐に渡り、大きな負担となっております。このような事由から近年では、
全国の大手企業の大半が社宅代行会社にアウトソーシングを行っている現状です。
社宅代行会社と連携することで、転勤者の情報をすばやくキャッチでき、
当社でお預かりするオーナー様の建物をより多くの優良企業様にご紹介することが可能となります。
社宅代行会社からの注文数の推移
それでは、弊社、繁忙期における「社宅代行会社」についてみていきましょう。
コロナ禍の影響で注文数が減少しているのではないかと懸念されましたが、
直近5年間では、2022年の春が最も多い注文数でした。
今年2023年の春は、弊社全体では、前年より3％程度注文数が減少したものの、
ほぼ前年と同じ注文実績を確保できています。
拠点別にみると、岡山・広島・福岡においては、社宅代行会社からの注文数について、
コロナ禍以降も順調に増加。
一方、四国は苦戦がしいられておりましたが、個人からの注文数を増やすべく、
インターネット経由での問い合わせを増やす施策を実施いたしました。
社宅代行会社からの注文数アップのために、当社では日々社宅代行会社との連携を密にはかり、
法人様のお部屋探しをお手伝いしております。
また、安心してお部屋探しを任せていただけるよう正確でスピーディーな業務品質サービス提供できるよう
社員教育にも力を入れております。
エリア別注文数の推移
四国エリア
直近5年でみると、2021年をピークに減少傾向となり、どの年も3月の注文数が最も多い結果となりました。
拠点別でみると、高知・松山の注文数が直近3年間でほぼ横ばいであったのに対し、
各企業が四国の出店先としてきた、高松について注文数の減少率が高い結果となりました。
中国エリア
ピークは年により2月・3月のいずれかでズレがあるが、2023年2月の注文数が最も多く2020年度以降、
毎年微増ではあるものの、増加傾向となっております。
拠点でみると、岡山・広島の地方中枢都市は、コロナ禍以降も依頼数は順調に増加していますが、
倉敷・福山の第2都市は減少傾向と
苦戦している結果となりました。
九州エリア
直近2年は、2月の注文数が最も多い結果となりましたが、2023年は前年比で15％減となっております。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
「社宅代行会社」からの依頼案件は、優良企業様の案件が多く、
賃貸オーナー様としては安心できるポイントも多いかと思います。
しかしながら、各々の法人により、家賃・敷金・礼金等一時金、短期違約金不可等の条件設定が
設けられているため、様々な規定に対応できる条件幅を設定しておくことが、
物件成約に繋がっていくと考えております。
今回を機に、見直していただけますと幸いでございます。
次回は、インターネットからの問い合わせについてみていきたいと思います。
野田圭佑
2015年あなぶきハウジングサービスに入社。
入社後5年間は住戸等の不動産仲介を経験。
現在は賃貸物件の管理業務に携わっております。
入居者様へのお困りごと対応やオーナー様へのご提案等、日々勉強しながら励んでおります。
まだまだ未熟ではございますが、皆様に有意義な情報発信となるよう努めて参ります。
保有資格：宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
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