「この設備がなければ入居が決まらない!」賃貸設備ランキング

皆様こんにちは!
あなぶきハウジングサービスの野田です。

 

今回は、賃貸物件において入居者に人気の設備ランキングとして、
この設備がなければ入居が決まらない」ランキングを紹介したいと思います。
賃貸オーナー様、お部屋探しを検討されている方は参考にして頂ければと思います。

 

2022年人気設備ランキング

賃貸住宅設備の需要動向を調査する「入居者に人気の設備ランキング2022」が
全国賃貸住宅新聞で発表されました。

その中で、「この設備がなければ入居が決まらないTOP10は以下となります。

(2022年10月17日付「全国賃貸住宅新聞(6面)」より転載)

 

室内洗濯機置場、単身首位、ファミリー2位と安定

単身者向けで1位ファミリー向けで2位と安定しているのが室内洗濯機置場です。
賃料が安い学生向け物件は、外置きの場合が多かったのですが、近年では部屋探しの希望者に
敬遠されてしまいます。専有面積が狭くても、リフォームして室内洗濯機置場を設けないと
入居が決まらないケースが増えてきます。特に女性の入居者は洗濯機が外置きですと
セキュリティー面を気にします。外置きの場合、夏は暑く、冬は寒いため外に出るのを嫌がる傾向にあります。

 

備え付け照明単身7位

単身向けで前半から順位をひとつ上げて7位にランクインしたのが備え付け照明です。
入居時に用意すべきものが減るので入居者に好まれます。
最近ではLED照明が安価になっているので照明器具を新しくする際に
LED化して入居希望者へ電球の球切れの心配を減らすアピールも可能です。

 

宅配BOX単身8位、ファミリー10位

宅配BOXはファミリー向けで前回の11位から10位にランクイン、単身者向けでは8位となっております。
どの入居者からも需要はありますが、買い物の量が多いファミリー層からの要望が多いです。
以前からネット通販の発達とともに要望は高まっていましたが、コロナの影響もあり需要が加速しました。
在宅中も対面受け取りを避けたいと感じる人もいます。コロナ禍で在宅が長くなる中、
生活様式が設備の要望に大きく影響しています。
入居者の需要をヒアリングして物件づくり反映していくことが入居者獲得の近道となります。

 

お部屋探しされている方が、重視されているポイントは?

昨今では「お部屋探しをネット上で」が主流になっており、検索条件に当てはまらないと物件が
決まりにくい傾向にあります。
検索条件とは、ネット上でお客様ご自身がご希望の家賃、間取り、こだわり条件などを入力するものです。

(部屋ナビサイトの検索条件入力画面)

お客様が入力された条件にあてはまる物件のみ、抽出され一覧で表示されます。
その中から気になった物件の詳細をお客様ご自身で確認され、
実際に「中を見たい、内見したい」となり、お問い合わせいただく流れです。
お客様の希望の検索条件にあてはまっていないようであれば、
そもそも物件がお客様の目に留まらないという問題が起こります。
検索条件にあてはまっているか」、併せて「実際に中を見たい」と思っていただける
お部屋作りをすることが重要となります。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。
これからお部屋探しをされる方はお部屋探しの参考に、
賃貸オーナー様は、ご所有の物件が「この設備がなければ入居が決まらないランキング」に
あてはまっているか、ない場合はバリューアップをご検討いただけますと幸いです。

 

 

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野田圭佑

野田 圭佑(のだ けいすけ)

2015年あなぶきハウジングサービスに入社。
入社後5年間は住戸等の不動産仲介を経験。
現在は賃貸物件の管理業務に携わっております。
入居者様へのお困りごと対応やオーナー様へのご提案等、日々勉強しながら励んでおります。
まだまだ未熟ではございますが、皆様に有意義な情報発信となるよう努めて参ります。

保有資格:宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
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