分譲マンションの駐輪場を整備する3つの手法をご紹介!

あなぶきハウジンググループ公式

こんにちは。皆さんがお住まいのマンションの駐輪場は整備されていますか?
ということで、今回のテーマはマンションの駐輪場の整備についてです。

マンション駐輪場整備の手法<はじめに>使用状況把握アンケート

居住者の方や、理事会の中で「駐輪場を整備したほうがいいのではないか?」というご意見が出たとき、どうやって進めていけばいいのかわからないこともあるかと思います。また、駐輪場の整備において、持ち主と管理組合でのトラブルも少なくありません。
慎重に進めていかなければならず、意外と難しいのがこの駐輪場整備です。

整備に進む前に、まずはアンケート等を用いて居住者の方の使用状況を確認することが大切かと思います。
特に管理会社、もしくは管理組合で使用状況を把握していない場合は、居住者の方が何台所有していて、実際駐輪場には何台あるのかという現状把握ができてから、実際の整備の行程に進んでいくのが望ましいかと思います。

マンション駐輪場整備の手法その①不要自転車の撤去

まず、駐輪場整備の手法のひとつに、不要(放置)自転車の撤去があります。
使っていない自転車を撤去することで、スペースを空けて駐輪箇所を確保する方法です。
完全に撤去してしまうので、撤去後に持ち主とのトラブルが発生する可能性が高いため、慎重に時間をかけて行う必要があります。

先日、自転車撤去を行った管理組合では、まずはじめに放置自転車と思われる自転車にタグをつけて2週間ほど様子を見ました。
そして【自転車撤去を行います】というお知らせを全戸投函および掲示し、
日にちを置いてから【○月○日に撤去を行います】というお知らせを全戸投函および掲示、
さらに撤去日の前にももう一度お知らせを配付という徹底ぶりでした。
撤去後に自転車の持ち主から「そんなお知らせみていない!」という苦情が来ないよう、タグを設置し、複数回のお知らせでマンション全体に周知を行いました。

整備が完了するまで、多少日にちはかかりますが、不要自転車を撤去することで物理的にスペースが生まれるので、明らかに使っていないと思われる自転車が多いなあと感じている管理組合さんでは有効かもしれません。

整備の手法その②自転車登録制(自転車シール貼付)

駐輪場整備の手法その2として、自転車を登録制にすることも有効かと思います。
こちらは申請方式をとっていない管理組合さん向けのご提案です。
自転車を届出方式にすることで、どの部屋が何台使用しているのか明確になりますので、登録申請のあった台数と、駐輪場に置いてある自転車の台数を定期的に確認することで、台数の管理が可能になるかと思います。
また、管理組合で自転車シールを発行することで、シールの貼付のない自転車は無申請、もしくは外部の人が勝手に止めている自転車と判断でき、対応することが可能です。

整備の手法その③使用区画登録制(区画番号シール貼付)

駐輪場整備の手法その3は、使用区画登録制です。
こちらは駐輪場の空いているところに止めるようなルールの管理組合さん向けのご提案です。
とはいっても、マンションごとに駐輪場の形状は異なります。
たとえば、駐輪ラックが設置されているマンションや、地面に白線が引いてあるマンションや、ラックも白線もなく平置きのスペースのみあるマンションもあります。
そのマンションによって、区画登録制にするまでの方法は多々ありますが、区画を登録制にすることの良さは使用者の自転車を止める場所が決まりますので、駐輪場が整然とします。
区画番号が印字された自転車シールを発行して、自転車に貼付して一目でわかるようにするとよりわかりやすいのでおススメです。
地面の白線を無視して止めたり、駐輪ラックがあるのにラック外に止めたりといったことがなくなるので結果的に駐輪場の整備につながるといえます。

まとめ

今回ご紹介した以外にも、駐輪場整備の手法はたくさんございます。
自転車を新しく止めたいけど、スペースがないなあ、
明らかに使ってない自転車だけど、どうしたらいいのかな、
自転車の止め方がバラバラで使いづらいなあ、
など、お悩みがございましたら、いつでもお気軽にご相談くださいませ。

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