今回は、分譲マンションにおけるペットの飼育についてご説明いたします。
かつては、ペット禁止のマンションも多かったのですが、近年ではペット可のマンションも増えておりますし、実際にそういったペットに関するお問い合わせも多くなってきました。
これからペットの購入を検討しているという方へご自分のマンションでペットを飼ってもいいのかどうか、確認のポイントをお伝えします。
※こちらは、2018年7月19日に公開された記事を、加筆修正し、2019年8月19日に再公開しております。
目次
- 管理規約を確認してみましょう
- 過去の議事録を確認してみましょう
- 管理会社に聞いてみましょう
- まとめ
管理規約を確認してみましょう
まずは、お手元の「管理規約」を確認してみましょう。
管理規約には、それぞれのマンションにおけるルールが記載されています。
おそらくその中にペットの飼育についての文言(飼育可否を問わず)もあるかと思います。
もしも管理規約の中にないなあ、ということであれば、規約の後ろのページ「使用細則」も確認してみてください。
管理規約と使用細則の違いはなにか、といわれますと説明は難しいのですが、「管理規約」は大まかな組合運営上のルール、「使用細則」は具体的な生活上のルールというようなニュアンスでとらえていただければ、わかりやすいかなと思います。 管理規約の下に使用細則があるので、効力の強さでいうと管理規約>使用細則という力関係になります。
使用細則はペットに限らず、自転車置場のルールや駐車場のルール、宅配ボックスの使い方、バルコニーの使用法などを制定しているマンションさんもあります。
管理規約か使用細則にペット可とあればペットの飼育は可能ですし、ペット不可とあればマンションでペットを飼うことはできません。
過去の総会議事録を確認してみましょう
なぜ過去の議事録?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
過去の議事録には総会で出た意見なども記録されておりますので、たとえば議案として上程していなくても、その他事項などで過去に組合員の中からペットについての意見が出ている場合もあります。
規約の変更まで至らずとも、今後の組合の方針(ペット可にする/ペット不可にする)などを知ることもできますので、一度目を通してみるのもよいかと思います。
管理会社に聞いてみましょう
ここまで長々と書いてきましたが、簡単に言ってしまうと、管理会社に確認をとるのが一番早いです。
管理会社はそのマンションがペット可かどうか把握しておりますので、すぐに回答がもらえるかと思います。
たとえばお手元の管理規約を見てみたもののよくわからないなあ、というときも管理会社へご連絡ください。
マンションによっては、飼ってもいいのかだめなのかわからないような曖昧な文言を用いた規約(細則)もありますので、これって結局飼っていいの?だめなの?と思うようなこともあります。
飼ってから実は自分のマンションではペット不可でした…とならないように、判断に迷った時は、いつでもご相談くださいませ。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ペットを飼いたい!と思ってもそのマンションでルールが決まっていたら守らなければいけません。
トラブルの原因となることもございますので、事前にご確認のうえ、ペットとの楽しい暮らしを実現してください!
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