駐輪場が足りない!今話題のキーワードで検討しよう

眞田孝彦

こんにちは、あなぶきセザールサポートの真田です。
駐輪場の対策について、以前のブログにて
駐輪場の整理(マンション駐輪場でお悩みの方必見!駐輪場を整理整頓しよう)や
不足対策(駐輪場が足りない!そんな時の検討事項
といった内容で書かせて頂きました。
今回は、今話題の「シェア」の観点から見た駐輪場対策についてお伝えいたします。

 

目次

  • レンタサイクルを検討しよう
  • 使用細則(ルール)作りでの注意点
  • まとめ

 

レンタサイクルを検討しよう

駐輪場の整理整頓を行って台数を削減しても駐輪場(ラック)が足りない・・・
駐輪ラックの増設をしようとしてもマンション敷地内に余剰スペースがない・・・
といった管理組合様にお勧めなのが、「レンタサイクル」です。(自転車シェアリング等、呼び方はいろいろありますね)

最近「シェアリング」というキーワードを耳にすることが多くなってきました。
住居や乗り物等、さまざまなものがシェアされている昨今、「たまにしか自転車に乗らない」という方には向いているサービスだと思います。
(ちなみに当グループでは「あなぶきスペースシェア」という会社が香川県高松にあり、住居のシェアである民泊等を扱っています)

レンタサイクルは管理組合の所有になるケースが多いため、その管理方法(使用細則、使用料の有無や台帳の記入等)は組合様によりしっかり決めておく必要があります。

また、「実際に導入してもあまり利用者がいなかった」ということを避けるためにも、事前にアンケートをしておいた方が良いでしょう。

 

使用細則(ルール)作りでの注意点

当社のある管理物件では、コンシェルジュがレンタサイクルの台帳管理(使用料徴収含む)を行っている物件があります。
使用細則への記載例を含めた注意点は以下のとおりです。

・使用者はマンションに居住する区分所有者と家族、賃借人、中学生以上とする
・使用料は1回○○円(数百円程度でしょうか)
・使用は原則として申し込み順とする
・使用は12時間以内で受け付けは午前9時~午後5時
・通勤、通学には使用しない
・紛失、盗難、事故、故障の際は必ず管理員室に届け出る
・レンタサイクルの修繕等は管理組合の管理費から支出する
・使用中の盗難や事故等、管理組合の責に帰さない事由は管理組合は責任を負わない
・賠償責任保険への加入(管理組合として加入する)

レンタサイクルの台数は、事前アンケートでの利用希望数やマンション規模によると思います。まずは少数からスタートして、利用希望が多ければ追加購入を検討、という流れをお勧めします。

まとめ

レンタサイクルは時代に即したサービスで、駐輪場不足の解消、ひいてはマンションの美観の維持にもつながるものだと思います。
しかし、人手による管理の場合は、管理員さんやコンシェルジュが対応する場合、勤務時間(フルタイムかそうでないか)等により、導入にあたってのハードルは変わってきます。
人手に頼らないレンタサイクルの運用もありますので、またの機会にご紹介いたします。

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眞田孝彦

あなぶきハウジングサービス 北関東支店:真田 孝彦(さなだ たかひこ)
東京都内、埼玉県内でマンション管理業務(フロント)に従事しておりました。マンション管理士・マンション維持修繕技術者の視点からも、お客様が安心・安全・快適に生活していただけるようサポートすることを心がけています。
保有資格:管理業務主任者・宅地建物取引士・ファイナンシャルプランナー2級
趣味:Jリーグ観戦、子どもと遊ぶこと
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