こんにちは。
あなぶきハウジングサービスの中島です。
今回は「賃貸大家さん必見！内見で成約率に差が出るお部屋のリフォームポイント」と題しまして、賃貸のお部屋のリフォーム工事におけるポイントをご紹介させていただきます。
記事を読んでくださった方に少しでもお役にたてればとの思いで記事を書いてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
大家さんにとって、空室の入居者募集は売り上げを左右するとても大事なポイントです。そして入居者募集は、「リフォーム工事で、いかに魅力的なお部屋をつくるか」というお部屋の商品化にかかっていると言い切っても過言ではありません。
お部屋のリフォーム工事といえば、クロスの張り替えやフローリングの張り替え、キッチンやお風呂の取り替えといった大きな箇所に目が行きがちです。
しかし、お部屋の見学に来るお客さんは、気にして見ないと分からないような細かい部分も実はよく見ていたりします。
「そんな細かいところまで、気にしなくても大丈夫じゃない？」
と思いがちですが、そういう細かい部分にまで気遣いがあると、
「このお部屋は、細かい部分にまで配慮があって、しっかりとリフォーム工事されているから、好印象だなー。」
と、しっかりと見学しているお客さんには、きっと分かっていただけるハズです。
しかも、細かい部分の工事であれば、修理代金もそんなに大きな金額にはならないことが多いので、「あともう一声！」の気遣いと経費支出を検討してみてください。
クッションフロア ※特にトイレと洗面所
物件によっては、リビングやベッドルームにクッションフロアを貼っていることもあるかと思いますが、トイレや洗面所の床材はだいたいこの「クッションフロア」が採用されているかと思います。
トイレはどうしても尿飛びがありますし、洗面所は入浴後に裸足で歩くことも多いでしょうから、衛生的な観点から貼り替えを推奨いたします。新品のクッションフロアに貼り替えしてあると、気持ちが良いですよね。
窓枠の木部（窓下の床材）
窓ガラスに生じた結露によって、窓枠の木部が腐食して変色することがよくあります。
使用には支障がないのですが、やはり見栄えの観点から対応したいところですね。
木なので、塗装することにより目立たなくすることができます。
コーキング材
キッチンや洗面化粧台、浴室といった水周りの部位に使われている白い色をした樹脂性の材質のものです。
黒かびが生じやすく、お掃除でも除去しにくいので、コーキング材の打ち替えを是非おススメいたします。
洗濯機用水栓
洗濯機に給水するための水栓ですね。
水栓が古くなってくると、継ぎ目から水漏れが生じることがよくあります。
また、洗濯機の給水ホースが外れたことにより、水が洗面所内に出てしまい階下に漏水してしまうような最悪の事態も想定されますので、最新の水栓に取り替えしていくことをおススメいたします。
最近の商品は、上記のようなホースが外れた際に給水を停止するストッパー機能の付いたものが多いですので、共同住宅のトラブル防止に是非押さえておきたいポイントです。
まとめ
お部屋の細かなリフォームポイントについて、いかがでしたでしょうか？
工事する面積の大小にもよりますが、どの工事もおおよそ１万円もあれば工事できるかと思いますので、いつものリフォーム工事内容に加えて、ご検討してみてはいかがでしょうか？
ぜひ、ご参考になさってみてください。
中島英喬
中島 英喬 （なかじま ひでたか）
高知県出身 2007年入社
オーナー様からの依頼をいただき、賃貸マンションの入居者様募集や建物管理の業務を担当しています。
入社して10年超が経過しますが、いまだに初めての業務に携わることも多く、勉強勉強の毎日です。
読んでいただいた方に、少しでもお役にたてる文章を心がけていきますので、よろしくお願いいたします。
保有資格： 管理業務主任者、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
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