こんにちは!
あなぶきデザイン&リフォームの日高です。
8月にブログを投稿して約半年が経ちました。
ブログ投稿時は自分の案件を持っていませんでしたが、半年の間に色々な仕事に関わらせていただきました。
今回は行ったリフォーム内容の一部と感じたことを紹介したいと思います。
トイレリフォーム
初めて行ったリフォームはトイレの取替工事でした!
トイレの取替工事は1日で終わる工事のため、新人さんにもってこいのリフォームだそうです。
1日で終わる工事ではありますが、万が一その日のうちに取替られなかった場合、お客様に迷惑をかけてしまうことになります、、、そのため、事前の現地確認が非常に!重要になる工事です。
工事までの流れをざっくり表すと
①現地確認
↓
②見積もり作成、提出
↓
③受注
↓
④工事
このような流れで、取替を行います。
現地確認
トイレの現地確認で行うことは、
・既設トイレの排水の種類、品番を控える
・内装の採寸
・トイレ全体の写真を撮る
・希望の機種や機能をお客様にヒアリング
このぐらいです!
少なそうに見えますが、どれも抜けがあってはいけません!
トイレ交換で最も重要なのは、既設便器の排水芯です。
排水芯とは壁や床から便器の排水部分の排水管の中心までの寸法のことです。
トイレには床排水と壁排水の2種類があり、同じ排水芯のトイレでなければ交換ができないため、この確認は必須です。トイレの中は狭いため品番や排水芯を測るのは結構大変でした。
トイレリフォームは、内装一式やり替える場合と取替のみの場合があります。
取替のみを行う場合でも、床の張替は行うことが多いです。
理由としては、既設のトイレと、新しく設置するトイレとサイズが異なる場合があるためです。
そうなると床に便器の跡が露出してしまう恐れがあるため、便器を取り換える際は一緒に床も張替える方が仕上がりも綺麗になります。
なので内装を希望しない場合でもこのことを忘れずにお伝えしておきます。
見積作成、提出
現地確認した内容をもとに、業者に見積依頼をします。
その際に現地確認で撮った写真や控えた品番を送ります。
そして届いた見積をもとにお客様に提出するお見積りを作成します。
見積りを作成するにあたって、数字に弱い私はとても苦戦しました。
お恥ずかしい話ですが、今まで消費税はただ10%足せばいいと思っていましたが、1.1を掛けることを初めて知りました(笑)
まだまだ時間はかかってしまいますが、何回も見積作成をこなすうちにだいぶ慣れてきました。
見積りを作成したら、次はお客様に提出します。
郵送、メールなどでもお送りすることはできますが、見積りには専門的な用語がたくさんあって、どんな工事なのか、なぜその工事が必要なのか、ただお客様に渡すだけでは分からないと思います。
なのでお見積りをお持ちし、説明を兼ねてお打ち合わせをします。
私も初心者なので、最初は専門用語が分かりませんでした。
なので先輩に同行してもらったり、事前に聞いてカンペを書いた持ってたりもしていました。
この打合せですが、毎回緊張します、、、
人と話すことは大好きですが、自信のなさが出て声が小さくなったり、表情も硬くなっていました。
このことで悩んでいたところ、先輩に第一印象が大事だから明るく元気に挨拶したら大丈夫!とアドバイスをいただき、それを意識するよう心掛けていたら自然とお話できるようになりました。
トイレリフォームにまつわるエピソード
ちなみに、初めて担当したこのトイレリフォームは、トイレ内部品が壊れ水が流れ続けてしまうということで弊社にお問い合わせがありました。
漏水にもなりうる可能性もあったため、その日のうちに現地調査にお伺いさせていただきました。
現場では、漏水はなく一旦は安心しましたが、お手洗いをするたびに流れ続ける水を止めるために、毎度止水栓を閉められているとのことでした。
取り付けれる商品の確認、見積金額、工事着工までとにかくスピードを要する内容でした。
入社して一発目のリフォーム工事でもあったため、何から行えばいいか分かりませんでした。
しかし、上長の的確な指示と商品手配業者のスピード感ある手配のおかげで、現地調査でお伺いしてから4日で工事することができました。
土曜日工事だったため、現場までの商品配送ができず、会社に届いた商品を車に積んで現場に行くことになったので、先輩が車に積むのを手伝って下さったり、工事に必要な養生材等を貸していただきました。
準備満タン!と思って工事に向かっている途中、注文書を作成してないことに気づきました。
注文書には社印が必要で、土曜日ということもあり誰か出勤していないか一か八かで会社に寄ってみたら、社印を押すことができる上長がいました。寄ってみて良かったーー!!!
ちょうど現場に行かれる前で(数分遅ければいなかったです、危なかった、、)作成まで一緒にしていただきました、、ありがとうございました!!!
色々な方に助けていただき無事に初めての工事を終え、お客様にも喜んでいただくことができました。
貴重な経験をさせていただき、思い出深いリフォーム工事になりました。
ガスや電機等の出張工事
弊社では、給湯器の取替やダウンライトの取替等の工事も承っております。
遠方の場合等は電話やメールで現状をヒアリングし、業者さんを手配するケースもあります。
給湯器の取替工事
出張工事で代表的なのは、給湯器の取替工事です。
おおまかな流れとしては、
お問合せ、ヒアリングによる現状把握
↓
業者さんの現調
↓
ご注文
↓
工事
このようになります。
私たちが直接現地を見るわけではないので、電話やメールでの的確な現状把握が求められます。
社会人1年目ということもあって正しい敬語が使えるか、うまくお客様とお話できるか、電話をかける前は毎回ドキドキしていました。
最初のうちは、話すことを紙に書きだしたりもしていました。
自分の引き出しの中に知っている言葉が少ない分、予想外の質問や返答をされたときすごく焦ってあたふたしてしまい、返答に詰まることが多々ありました。
お客様に申し訳ない気持ちと、できない自分に落ち込むこともありましたが、社内の先輩方の電話している会話を聞いてみるといいよとアドバイスをいただきました。
振り返ってみると、今まで社内の人が電話していても耳を傾けたことがなかったなと思いました。
助言をいただいてから電話の会話を聞いてみると、その言葉遣い素敵だなとか分かりやすい言い方だなとか聞くだけで学べるものがたくさんありました。
中でも印象に残っている言葉が、掛かってきた電話で自分から何か話を投げかける際に「いただいたお電話ですみません」と言うことを初めて知りました。
その言葉がさらっとでる先輩がかっこよすぎるので、次回から自分も使ってみようと思います。
取替工事までの間
給湯器の取替工事を何回か経験し感じたことは、お客様の不安な気持ちを取り除くことが大切だと思いました。
給湯器の取替工事をご依頼いただく際、故障がきっかけでお問合せいただくことが多いです。
できるだけ早い工事が望ましいですが、給湯器は納期がかかる商品もあって、、、
その納期を待っている間、お客様は今どうなっているかなと不安な気持ちになると思います。
私がお客様の立場でも、不安になっていると思います。
工事までの間、連絡が来なかったら依頼したことを忘れられているのかなとか。
ですので納期が分かるまでの間や工事までの間、納期が分かっていなくても、お客様と少しでも会話することが大事だと感じました。
まとめ
配属されてから約10カ月が経ちました。
この10カ月、爆速で過ぎ去っていきました。
リフォームは現場によって状況が異なるため、毎日が新しいことばかりでそれに対するわくわくと不安もたくさんあります。
見積もりを出すときや発注する際もほんとにこれで大丈夫かな、、と不安になったり。
電話1本するのにも毎回ドキドキして、メールの文面に悩んだり。
しんどいと思ったこともたくさんありましたが、喜んでくれるお客様や感謝の言葉が嬉しくて頑張れている部分もあります。
4月から社会人2年目です。
1年目で学んだことをしっかりと活かせるように、これからも元気いっぱい頑張りたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!!
日高冬帆
あなぶきデザイン&リフォーム
広島県出身 2023年入社
今年新卒で入社いたしました。新築物販業務とリフォーム業務を行っています。
まだまだマンションやリフォーム等に関する知識は浅いですが、皆様のお役に立てる情報を発信できるように頑張ります!
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