マンションのインターネット契約変更 ~全戸一括契約編~

梅原慎太郎 梅原慎太郎

こんにちは、あなぶきハウジングサービスの梅原です。
私の記事では、マンションとインターネットに関する記事を中心にお伝えさせていただきます。

今回は、「マンションのインターネット契約変更 ~全戸一括契約編~」についてご紹介させていただきます。

 

契約の種類について

 

マンションの様な集合住宅では、様々なサービスをマンション(管理組合)単位で契約することで、お得に利用できるサービスがあります。
そのマンション単位で契約できるサービスの一つが、インターネットの契約です。

マンション単位の契約なので、全住戸一括で契約する必要があり、契約変更・解約する場合も全住戸で行います。

では、全住戸一括契約について確認していきましょう。

個別契約については、以下の記事をご確認ください。

マンションのインターネット契約変更 ~個別契約編~

 

マンションのインターネットが遅い場合

 

全戸一括契約の場合、インターネットの回線をマンション内で共有しています。
インターネットの回線が遅い原因はいろいろありますが、全戸一括契約のマンションの方が、個別契約と比べ速度低下が起こりやすい環境にあります。

 

速度低下や接続断の発生した原因は、①専有部(パソコン、スマホ、ルータ、LANケーブル等)に問題がないかの確認、②マンション内で問題がないか確認、③地域、世界(インターネット接続先)に問題がないか確認する必要があります。

 

①に関しては、ご自身で確認可能な内容です。②は、インターネットを提供しているプロバイダなどに確認する必要があります。③は、接続先の問題なので、個人で解決するのは難しいでしょう。(プロバイダのサービス範囲も含まれる場合があります。)また、地域停電などの問題もこちらに当てはまります。

 

①については、以下の記事に解決法が一部ありますのでご確認ください。

インターネット対応マンションの接続問題について ~LANケーブル編~ 

 

今回は、②に問題があった場合の解決方法・対処方法を確認しましょう。

※③については、割愛させていただきます。

 

サービス提供元への依頼

 

全戸一括契約も、個別契約も、障害が発生した場合、サービス提供元(プロバイダ等)に問題がないか確認することは同じです(個人で問題がない場合)。しかし、全戸一括契約の場合、契約先がどこになっているかわかりづらい場合があります。それは、サービス提供元と管理組合が契約を結んでいることが多いためです。※全戸賃貸物件などの場合は、大家さんが契約を結んでいることが多いようです。

 

個人でサービス提供元に調査依頼や改善依頼をすることも必要ですが、なかなか解決しない場合は、管理組合や大家さん経由で依頼する方がスムーズに解決する可能性があります。

 

管理組合への依頼は、数か月に1度程度開催される理事会(管理組合により頻度が異なる)で議題として取り上げてもらうと良いでしょう。管理会社がいる場合は、管理会社へ依頼しましょう。

 

また、一部のサービス提供元では、まともに対応してくれない場合があるようです。サービス提供元からすれば、 管理組合と契約しているわけですから、入居者からの問い合わせに対して、「管理組合を通して依頼(報告)してください。」等というちょっと困った対応をとられる場合があるようです。

 

もちろんこれは少数の話で、多くのサービス提供元は、速度低下の調査や解決を行ってくれると思います。

 

ただ、なかなか対応してくれない、解決しない場合は、一人で悩まず、管理組合、管理会社等に協力してもらいましょう。

 

【状態の報告は具体的に】
速度が遅いときの状態は、具体的に報告することが解決の近道です。
例えば「夜ネットをしていると遅い」では、調査する方も困ってしまい、時間がかかります。
「4月17日の20時頃から21時頃、速度が遅くなりました。」
「1Mbps程度の速度しか出ていません。速度を調査したサイトは、○○です。」
の様な具体的な方が、原因の特定や解決への時間が早くなりますので、参考にしてみてください。
※速度を測定する時は、「速度 測定」等で検索してみてください。

 

契約変更・解約する時の注意点

 

どうしても速度低下が解決しない、提供元の対応が悪い。という場合は、契約先の変更・解約を検討する必要が出てきます。

 

ここで問題になるのは、マンション単位の契約となる、「全住戸一括契約」です。
サービスを契約・解約する場合、個人とは違って管理組合で判断する必要があります。

 

マンション標準管理規約を確認してみると、総会決議で「総会の議事は、出席組合員の議決権の過半数で決する」とあります。

契約変更・解約する場合は、総会が開催(議決権総数の半数以上が出席)され、その出席者の過半数以上の賛成(契約変更・解約希望)とならないと契約変更・解約ができません。

 

また、サービス提供元がインターネット設備を導入などしており、共用部設備の大掛かりな変更が必要となった場合、「組合員総数の4分の3以上及び議決権総数の4分の3以上」の賛成(契約変更・解約希望)が必要となってきます。

解約が決まっても、解約時期によっては違約金の発生や、次のサービス導入までに時間がかかる等の問題もあります。

総会の議案に上程するのも、理事会を経由する等、時間がかかりますので、契約変更・解約するのはハードルが高いと言えますね。

契約先の変更・解約どちらにしても、しっかり情報収集し、入居者間の情報共有、管理組合との連携、管理会社への協力依頼が必要になるでしょう。時には、次のサービス提供元への協力依頼をするのも良いかもしれません。

 

全戸一括契約のメリット
全戸一括契約は、デメリットばかりではありません。利用料が安くなる。入居後すぐに使用できるなどのメリットがあります。個別契約では提供できない独自のサービスを提供している会社もあります。

 

まとめ

 

マンションのインターネット契約変更・解約について確認しましたが、いかがだったでしょうか。

個別契約と異なり、マンション単位での(全戸一括)契約は、思うようになかなか話が進まないことがあります。

マンションにお住まいのみなさまが、ストレスのないインターネット環境で過ごせるよう、

契約内容やサービスをしっかりご確認ください。

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梅原慎太郎

梅原慎太郎

あなぶきハウジングサービス イノベーション戦略本部
梅原 慎太郎(うめはら しんたろう)

通信・IT業界を得て、現在は不動産業界に従事。
入社後、分譲マンションの管理担当を経験し、現在は、入居者様に快適な生活 をご提供するサービス開発・企画等を行う部署に所属しております。
みなさまに少しでも快適な生活を送っていただけるような情報を発信していきます。
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