もしもの時の為に取り付けましょう。『住宅用火災警報器』

北村順平 北村順平

こんにちは、テクノ防災サービスの北村です。
2月に入りまして、空気の乾燥しやすい季節はまだまだ続いておりますので、火の元には注意しましょう。

今回は住宅用火災警報器についてご紹介をさせて頂きます。                          皆様のご自宅には取付てありますでしょうか?

万が一の火災発生をいち早くキャッチし知らせてくれるのが、住宅用火災警報器です。

住宅用火災警報器は、火災により発生する煙・熱を感知し、音や音声により警報を発して火災の発生を知らせてくれる機器です。

東京消防庁管内では火災予防条例により、平成22年4月1日からすべての住宅に設置が義務付けられました。平成23年6月には全国で義務化されています。

今回は住宅用火災警報器についてご紹介させて頂きます。

 

【1.住宅火災】

まず、はじめに住宅火災についてご説明です。

東京消防庁によるデータによりますと、ここ最近10年平均の建物(飲食店、事務所など)から出火した、                     火災の約60%が住宅・共同住宅火災となっています。

住宅火災・共同住宅の火災件数は最も多く、次に多い飲食店の約5倍という数字です。

残念なことに火災で亡くなる方の約90%が住宅火災です。

【2.住宅火災の原因】

次に、住宅火災の主な3つの出火原因です。

タバコ  ストーブ  コンロ・ガステーブル

まずタバコです。寝タバコ、お酒を飲みながら、そのままうたた寝。                   タバコが原因では減少傾向にあるようですが、依然件数は多いようです。

次に、ストーブです。その中でも最も多いのが電気ストーブです。                    燃えやすいものが近くにあったり、洗濯物を乾かしたり、生活の中ではありがちな行為です。

最後にコンロ・ガステーブルです。                                         近年での火災原因では最も多く毎年増加傾向の様です。                          令和2年のコンロ・ガステーブル等の火災の件数ですが、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言期間前後の4月~6月、10月以降に増加しております。                                                背景には外出自粛・在宅ワークなどでのリモート会議中等にコンロを使用し、そのままリモート会議にもどってしまい、発火・引火する等の事例があるそうです。

これらの原因で火災が起きた際にいち早く知らせることが出来るのが、住宅用火災警報器です。       効果あるの?と思いますが、設置ありの住宅と設置無しでは、・燃焼規模-約1/4減少 損害額-約1/2減少  ・死者数-約1/3減少 というデータにも表れておりますように、設置の有無が、被害状況をを少なくしています。

【3.住宅用火災警報器】

住宅用火災警報器は本人、家族の大切な命を守る機器です。住宅用火災警報器が火災を早く発見し、       初期消火、避難等の行動を早めることが出来ます。

どこに付けるの?                                              居間、リビング、子供部屋、寝室、階段、キッチンの天井もしくは壁など、住戸内で、よく使う場所です。  お風呂場、トイレ、洗面所は含まれません。                              また、マンション等で自動火災報知設備、スプリンクラー設備が、設置されているお部屋には必要ありません。

種類はあるの?                                           煙式と熱式があります。

煙式感知器                                                                 煙に反応して警報を発するタイプです。                                     設置場所:居間、リビング、子供部屋、寝室、階段など日常的に人がいる場所ですね。                     

 

熱感知器                                                                            熱に反応して警報を発するタイプです。                                設置場所:キッチンなど火災以外の煙に反応し警報を発するおそれのある場所は、熱式タイプをお勧めします。

煙式はお料理中、みりん、お酒のアルコールを煮切っている時に反応して鳴ったりもします。ですから煙等が発生しそうな場所では、熱式を取り付けされることをお勧めします。

ただ、東京消防庁では煙式の方が、熱式よりも火災を早く感知することができるので、キッチンなどにも煙式を、設置することを推奨しています。お住いの自治体でも設置場所に違いがありますので、気になる方は、    最寄りの消防署に問い合わせをしてみるとよいと思います。                                    また、形状はメーカーによって異なりますので、購入の際に確認して下さい。

■天井、壁に取り付けるの?

●天井に取り付ける場合                                        ・壁または、梁(はり)から煙式60㎝・熱式40㎝以上離れた場所。                      ●壁に取り付ける場合                                         ・天井から下に15㎝以上50㎝以内の場所。                               ●換気口・エアコンの空気吹出し口から1.5m離れた場所。

取り付け位置は説明書をしっかりと読み、正確に取り付けましょう。                        せっかく取り付けたのに取付位置に間違いがあり、正常に機能しない、などは避けたいですからね。

取り付けに資格は必要ありません。ホームセンター等で販売している電池式タイプはドライバー、脚立が    あれば取り付け出来ます。また、取り付けた日時を必ず記入しましょう。(寿命は10年ですので)

【4.『いざ』という時の為の点検】

火災はいつなんどき起こるかわかりません。住宅用火災警報器は日常的に使うものではないので、正常に作動するかどうかを検査するために、『いざ』という時の為にきちんと作動するのか必ず定期点検をしましょう。

■綺麗にしましょう                                         住宅用火災警報器はほこり、ゴミが付くと火災を感知しにくくなります。                 特に、キッチンに取り付けた住宅用火災警報器は、油や煙などで汚れが多いことがあります。

■点検しましょう                                                             テストは、ボタンを押したり、ヒモがついているものは、ヒモをを引いて下さい。                     

正常な場合は、音声、警報音等が鳴ります、一般的には自動で止まります。                音が鳴らないときは電池切れの可能性があります、新しいものに交換しましょう。

住宅用火災警報器の寿命は10年!!                                設置してから10年が経過している住宅用火災警報器は、電子部品の経年劣化等により、正常に動作しない・電池切れ・などが原因で、 作動しない場合があります。                          取り付け時に日時を記入するのは、取り付け時から、10年が経過しているかどうかを確認するためです。                       設置してから10年経過しているものは取り替えましょう。

【5.まとめ】

いかがでしたでしょうか。
今回は火災から命を守る住宅用火災警報器についてご紹介させて頂きました。               住宅用火災警報器も他の消防設備も一生使わないのが1番ですが、火災はいつなんどき起こるのかわかりません。                                                住宅用火災警報器は火災発生をいち早く知らせてくれますので、もしもの時のために住宅用火災警報器を取り付け、しっかりと定期点検や、定期的な取り替えをお勧めします。                      今回はこれで終わりになります。                                    それではまた次回も、消防設備などについてご紹介していきますので、よろしくお願いいたします。

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北村順平

北村順平

テクノ防災サービス 北村 順平(きたむら じゅんぺい)
2007年あなぶきクリーンサービス入社
12年間 マンションの清掃設備維持管理の営業を担当、2019年7月からテクノ防災サービスにて、消防設備点検や特定建築物検査の営業を担当
施設管理に欠かせない法定検査になりますので、漏れの無い提案を心がけております。
初めての東京での生活で、休日には東京観光を楽しんでます。
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