【あなたのマンションは何年?】マンション築年数別 リフォームポイント

岩崎太陽

こんにちは!
ホームライフ管理 リフォーム工事部の岩崎です。
主にマンション専有部(=実際に生活いただくお部屋の内側)のリフォーム業務を担当しています。

今回の記事では、マンションの築年数に応じたおすすめのリフォームポイントをご紹介します!!
ぜひお住まいのマンションと照らし合わせながら、おすすめポイントを確認してみてください!!

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マンションリフォームでできること

マンションのリフォーム工事ではどのようなことができる?

マンションのリフォーム工事ではどのようなことができるのでしょうか?
築年数ごとのおすすめポイントを紹介する前に、一度確認してみましょう!

 

【築10年程度】:リフォーム工事を考え始める時期/設備機器の耐用期限
⇒おすすめポイント…設備機器(給湯器、ガスコンロ、レンジフード等)

【築20年程度】:そろそろ気になるところが増えてきた?見逃し厳禁!
⇒おすすめポイント…水まわり設備機器(トイレ、UB、洗面化粧台)/内装(壁紙、フローリング)

【築30年程度】:マンションライフの転換期!大きな一歩を!
⇒おすすめポイント…間取変更/リノベーション工事

 

【設備機器】【内装】の工事は、規模が比較的小さいため、短期間で完了します(最短工期1日~)。
単品ではなく、いくつかの項目を同時に工事することで、お得にリフォームすることができます!

一方で【間取変更】【リノベーション工事】の場合は、大規模な工事になるため、着工~完了まで長い期間が必要となります。
また、マンションによっては、規約または構造上の問題で撤去できない壁/柱が存在する場合もあります。
そのため、間取変更を伴う大規模なリフォームをお考えの際は、リフォーム業者やマンション管理組合にご相談ください。

 

次項からは各築年数別のおすすめポイントを更に詳しくご紹介します!

 

築10年~ (まだまだ新築同然?思わぬところに落とし穴!)

リフォーム工事を行う必要が生じ始めるタイミングは、新築時から10年程度だと言われています。
以下の【設備機器】は、耐用年数が10~15年前後に定められていることが多いため、初めてのリフォームで取り扱われるケースが多いです。

<給湯器/レンジフード/ガスコンロ>

その中でも注意が必要なのは、【給湯器】です。
給湯器の故障は、突然発生するケースが珍しくありません。
前日まで問題なく使用できていたとしても、ある日突然動かなくなってしまうこともしばしば…
新築から10年、或いは前回の交換から10年程度経過した際には、まずは給湯器交換を最優先に考えてみてください!

【ガスコンロ】には、より快適にお料理を楽しむことのできる新機能が搭載されており、一般のご家庭でもお店の味を再現することができます。
専用のプレートを利用することで様々な調理方法(無水調理まで!)を手軽に活用できるモデルも展開されています。

【レンジフード】はパーツの取り外しが容易になり、日頃のお手入れが手軽になっています。
ガスコンロと連動しているモデルもあり、操作性も大きく向上しています。

築20年~(設備の進化は止まらない!見逃せない新機能!)

築20年を過ぎる頃になると、どれだけこまめにお掃除やメンテナンスを行っていても、お部屋の汚れや設備機器の劣化が目立ってきてしまいます。
この時期にオススメのリフォームは、大きく分けて以下の2点です。

<水まわり機器(トイレ/UB/洗面化粧台)>

水まわり機器の耐用年数は平均15年程度、こまめにお手入れをされていても、20年経った頃には気になる点もちらほら…
水まわり機器の進化は凄まじく、次々と新たな便利機能が誕生しています!

【トイレ】
「汚れがつきにくい」:きれい除菌水、トルネード洗浄
「掃除しやすい」:フチなし/継ぎ目なし便座

【UB】
浴槽の形を選べる
掃除しやすい床/壁/鏡

【洗面化粧台】
収納力アップ
便利機能:タッチレス水栓、

<内装工事(壁紙/フローリング)>

肌に触れる機会の多い壁紙フローリングには、日頃の些細な出来事でキズや汚れが生まれてしまうことも珍しくありません。
特に住宅内に採用されやすい白系統(白・ベージュ・グレイ)の壁紙は、知らず知らずのうちに劣化が進んでいることも…。
内装のみでのリフォームも勿論ですが、他の設備機器のリフォーム工事に合わせてお部屋の雰囲気を変えてみてはいかがでしょうか!

 

 

築30年~(生活の転換点!ライフスタイルに合ったマンションライフを!)

築30年を過ぎた頃になると、ご購入当時と比べてライフスタイルが変化している可能性が高いです。
例としては、「一緒に生活していたお子様が独立して一人暮らしを始める」というケースや、「定年退職を迎え、ご自宅で過ごす時間が増える」というケースが考えられます。
ここまでご紹介してきた「設備機器の交換」や「内装工事」は勿論ですが、思い切って「間取変更」を行い、変化したライフスタイルに合わせて、お部屋をリノベーションしてみてはいかがでしょうか!

<間取変更/リノベーション>

例① :一緒に生活していたお子様が独立して一人暮らしを始める
⇒空いたお部屋の壁を取り除き広々LDKにリノベーション

例② :定年退職を迎え、ご自宅で過ごす時間が増える
⇒内装とインテリアのテーマを統一し、より過ごしやすい住み家へ

間取変更を伴うリフォーム工事は、設備交換や内装変更のみの工事と比べ、大がかりなものになります。
そのため、工期やご予算を充分にご準備いただく必要があります。

また、マンションのお部屋の中には、建物の構造上、取り除くことのできない壁や柱が存在するケースがあります。
大きなトラブルを避けるためにも、間取変更をご検討の際は、まず管理組合やリフォーム業者にご確認ください。

まとめ

マンション築年数別のリフォームポイントを紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。
ひとえにマンションリフォームといえども、注目すべきポイントは物件ごとによって様々です。
お住まいのマンションの特色を理解し、理想のマンションライフを目指しましょう!

この記事があなたのマンションリフォームのお役に立てることを願っています。

 

 

 

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岩崎太陽

岩崎 太陽

ホームライフ管理 工事推進本部 リフォーム工事部 リフォーム2課
東京都出身2021年入社

マンション管理フロント業務経験後
現在はマンション管理会社の専有部サービス部門として従事しております。

皆様の大切なお部屋を素敵な空間にできるようにリフォームのご提案をさせていただいております。

住まいに関するお役立ち情報を発信して参りますので、是非チェックしてください!!

どうぞよろしくお願いいたします。

保有資格:管理業務主任者、第二種電気工事士
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