こんにちは。今回は、マンションでよくある足音にまつわる騒音トラブルについてです。
マンションには大人から子供まで、年齢性別さまざまな人が暮らしています。
自分以外の人との共同生活になりますので、生活の中で色々と気になることが出てくることも多々あるかと思います。少しでもみなさんがお互い気持ちよく暮らせるように、お役に立てば幸いです。
目次
- 言うに言えない子どもの足音
- 意外と知らない自分の足音の大きさ
- 困った時は管理会社へ相談を
- 足音ってもしかして私の部屋のことかな…?そんなときは
- まとめ
言うに言えない子どもの足音
上の階の人の足音が気になるけれど、直接本人に言うのはちょっと気まずい…。
そんな思いをしたことはありませんか?この問題、実際多くの人が悩んでいるんです。
以前にこのような事例がありました。
普段は2人暮らしの老夫婦の方のお部屋に、夏休みを利用してお孫さんたちが遊びに来ました。お孫さんたちは元気に部屋の中を走り回ったり、とび跳ねたりで、足音が下階に響いてしまっていました。
最初は(子どものやることだから…)と我慢していた下階の方でしたが、足音が数日続いたことで耐えられずに管理会社へ連絡し、トラブルが発覚したことがありました。
マンションのトラブルと、騒音問題は切っても切れない関係といえるかもしれません。
今回は足音の中でも「子どもの足音」をテーマに記事を書いておりますが、小さなお子さまのいるご家庭では、お部屋の中を走る音が下の階に響いてしまうことがあります。
小さい子に「じっと座っていなさい」といっても難しいということは、皆さんもご承知のことでしょう。だからこそ言いづらく、最終的に近隣トラブルにまで発展してしまうこともあります。
意外と知らない自分の足音の大きさ
皆さんは普段から自分の足音を意識していますか?
自分では足音を立てていないつもりでも、他の人からすると大きな音に感じることもあります。気付かないうちに自分が加害者になっている可能性もゼロではありません。
意外と、素足での歩行(特にかかと歩き)や、パタパタと音のなるスリッパでの歩行は階下に響くと言われています。
たとえば自分の上階の人の足音が気になってしまって、どうしようもなくなってしまったとき、(直接上の人には言えないし…)そんなときは管理会社へ相談してみるのも、一つの方法です。
困った時は、管理会社へ相談を
上階の騒音に悩まされている方は、日頃から音の内容や、音のする時間などを日々詳しく記録しておくとよいかと思います。
相談時に、何時頃(朝の○時ごろ/夜の○時頃)、部屋のどのあたりから(リビングの天井から)、どんな音(ドタドタという走る音/部屋内を歩き回る音)が聞こえるというように具体的に教えていただきますと、該当されるであろうお部屋の方に聞く際に相手に伝わりやすいですし、何より音を出していた方が無意識だった場合には改善しやすいです。
管理会社の役割
騒音のご相談を受けた場合、管理担当は、同じような音で困っている人がいないか周りのお部屋に確認を行います。そしてマンション内での掲示などで、居住者の方や、該当される方に注意喚起を行います。掲示で効果が見られない場合は、全戸へ注意文の投函を行うこともあります。また、理事会に報告し、総会など皆様が顔を合わせる場でお伝えすることもあります。
しかし基本的に騒音トラブルは、当事者間の問題ということになってしまいますので、管理会社ができることというのは限られてしまいますが、出来る限りのことをして少しでも生活の中の悩みを減らせるようにお手伝いいたします。
足音ってもしかして私の部屋のことかな…?そんなときは
少しの工夫で、足音を抑えることは可能です。
たとえば、カーペットがあるかないかでは全く音の聞こえ方が変わってきます。
最近では、ただのカーペットのみならず「防音」機能のあるカーペットも売られています。
先日、ホームセンターに行く機会があったので、家具のコーナーをうろうろしてみたところ、このように様々な色や素材のカーペットが販売されておりました。
カーペットの他にも、最近では静音スリッパというものも売られています。
興味のある方は、ぜひお近くのホームセンターや雑貨店へ行ってみてはいかがでしょうか?
まとめ
やはり一番望ましいのは、普段から隣人や上下階の方と交流があり、どんな人が住んでいるのかをお互いに知っていることです。たとえば、小さい子がいるご家庭の方が、事前に小さい子がいるということを周りのお部屋の方に伝えておくことで、周りの部屋の人は足音がしても(そういえば○○さんのところは小さいお子さんがいるって言ってたなあ)というような気持ちになるのではないでしょうか。マンション内で居住者間の交流がある組合さんでは、騒音のご相談は少ないように感じます。
同じ音量の足音でも、顔も名前も知っている人の足音よりも、誰が住んでいるのか顔も知らない人の足音の方が耳についたり、気になってイライラしてしまうのが人間の心理です。
積極的にマンション内の方と交流を図れるのがベストですが、顔を合わせたら一言挨拶するだけでもコミュニティ形成につながりますので、ご近所さん同士のお声掛けから関係を築いていけたら素敵ですね!
マンション内のコミュニティ形成についてはこちらも合わせてご覧ください!
意外と知らない?マンションのコミュニティ形成の重要性
完全ガイド|マンション居住者向けイベント
https://anabuki-m.jp/media-011/information/events/15109/
あなぶきハウジンググループ公式
あなぶきハウジンググループは、これからの時代を創造するため
グループ全体で企業価値の向上を行っています。
最新記事 by あなぶきハウジンググループ公式 (すべて見る)
- マンション管理会社は変更できる!失敗しないための手順と注意点 - 2024年11月13日
- 大規模修繕工事にかかる費用やメリットは?工程や生活の制限も解説 - 2024年11月9日
- 管理費の値上げを回避する方法!応じなかったときの影響と一緒に解説 - 2024年10月30日