株式会社ツツミワークスの畑本でございます。
ブログを始めて今回が5回目となります。
昨年からのコロナ禍、今年も1月7日に政府より緊急事態宣言が発出され、当社従業員においても感染防止対策の為に「新しい生活様式」が定着してきている様子が見て取れ、マスクの顔も見慣れてきた今日この頃、このブログを書いています。
私も今年のお正月はどこへも出かけずにお家に籠っていました。
前回ブログにて、ツツミワークスにおけるクリスマス時の大規模修繕状況、工事情報システムの照会、新卒学生採用活動についてご紹介しました。
今回は来月2月より受け入れ開始となる大学生のインターン生の受け入れについてと、私が所属する日本労働安全衛生コンサルタント会についてご紹介したいと思います。
学生インターン生の受け入れについて
毎年、埼玉県にある「ものつくり大学」より、建築科2年生を2か月間に渡りインターンとしてマンション大規模修繕工事や店舗建築工事、公共インフラ修繕等の現場施工管理業務を経験してもらいます。
そのインターン研修で、授業の単位が取得出来るようになっています。
【参考】インターン研修の取得単位は8単位(実働40日間)。インターンシップの目的は自らの専門分野、将来のキャリアとしたい分野に関する企業等で就業体験をする事によって、仕事をする意味を認識し、自らの適正を見つめながら将来像を選定することだそうです。
インターンシップ中は、ツツミワークスの社員同様の仕事をして頂きます。
作業中のインターン生の様子です。 会議にも出席し、安全帯の特別教育も受講します。
この体験の後、入社に至った折には、是非ともツツミワークスを背負って立つ人材になって欲しいなと願っています。
労働安全衛生コンサルタント会について
さて、話は変わりますが、安全衛生管理活動の業務の一環として、社内全作業所に向けての安全指導があります。
私はこの業務を極める為に、7年前に安全コンサルタントという国家資格に挑戦し、取得する事ができました。
この資格は、労働安全衛生法の規定に基づいて、厚生労働大臣の行う試験に合格し、厚労省の労働安全・労働衛生コンサルタント名簿に登録されたスペシャリストの資格です。
労働安全コンサルタントには、電気、機械、化学、土木、建築の5分野での試験があり、私は建築部門で合格する事が出来ました。
ちなみに労働衛生コンサルタントの受験区分は、保健衛生と、労働衛生工学の2分野になります。
合格証書です。
労働安全・衛生コンサルタントとは、昭和47年に労働安全衛生法に基づき創設され、厚生労働大臣が行う高度な試験に合格し、厚生労働所の名簿に登録を受け、その資格の下に、事業者の求めに応じ、報酬を得て安全衛生診断や指導、講演会等を行うものです。
資格取得後、コンサルタント事務所として独立開業している人が多くいます。
7年前に資格挑戦を決意した理由として挙げられるのは、ツツミワークスで行っているマンション大規模修繕工事に協力を頂いている塗装工、防水工、鳶工、等の職人さん達の安全意識があまりにも足らなかった事が要因としてあげられます。
昔から「ケガと弁当は手前持ち」が当たり前の職人の世界で、この現状を打破したいと思った事から安全管理のプロになり、当社の協力会からは絶対にケガ人を出さないことを目標に頑張りました。
その当時から比較すると「ツツミワークス安全衛生協力会」の安全意識はかなり向上したと感じています。
また、この資格を取得した事により、日々の業務に自信を持って取り組むことも出来るようになりました。
ツツミワークスで行われている安全大会の様子です。参加している協力会の皆さんも真剣そのものです。
次回は実際に配属されたインターン生の横顔を紹介したいと思います。
お楽しみに。
畑本雅司
ツツミワークス 常務取締役
平成10年にツツミワークスに入社し、10年間は大規模修繕工事の現場管理業務を手掛けてまいりました。
その後現在に至るまで、会社全体の安全衛生管理、社員採用、社員教育業務を行っております。
特に安全管理に関しては、労働安全コンサルタント資格を取得し、現場巡回指導を徹底させております。
本ブログで皆様へ様々な情報をお届けいたします。
保有資格 1級建築施工管理技士、労働安全コンサルタント資格(建築)、マネジメントシステム管理技術者、職長教育講師(RST)
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