こんにちは。
あなぶきハウジングサービスの中島です。
今回は「入居者の皆さん必見!賃貸のお部屋で修理をお願いする際のポイント」と題しまして、大家さんや管理会社さんへ修理を依頼する際の気を付けておくポイントをご紹介させていただきます。
記事を読んでくださった方に少しでもお役にたてればとの思いで記事を書いてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
築年数の新しい建物ではあまりないかもしれませんが、新築から10年以上経過した建物であれば、お部屋の中のあちこちで故障が生じることがあります。イメージがしやすいように代表的な事例を下記に記載いたします。
設備機器(給湯器が故障してお湯が出ない、エアコンが故障して冷風がでない等々)
建具(引き戸の滑車が摩耗してスライドが重い、網戸が歪んで隙間が生じている等々)
機能不全(排水管が詰まって排水が流れにくい等々)
いかがでしょうか、賃貸物件に長くお住まいの方であれば、ご経験のある事例もあったのではないでしょうか?
このような故障トラブルが生じた場合は、大家さん(管理会社さん)へ連絡すれば、修理業者さんを手配してくれるので、修理業者さんが訪問して修理してくれます。
この修理依頼の連絡をする際のポイントをご紹介してまいります。
まずは故障(不具合)の状況をしっかりと報告しましょう
修理業者さんからすると、皆さんがお住まいのお部屋の仕様や詳しい故障状況が不明な場合が多いです。
このためどうしても、一度目は状況確認のための訪問、日を改めて二度目の訪問でようやく故障箇所の修理対応となってしまう場合が多いのです。
簡単な修理作業であったり、修理対応の部品に在庫があれば、一度の訪問で修理まで完了できる場合もありますが、やっぱり、できるだけ一度の訪問で修理まで完了させてほしいものですよね!
ですので、最初の修理依頼の連絡の際に、できる限り詳しく故障の状況を伝えましょう。
事前に故障の状況がしっかりと伝わっていれば、修理業者さんも出来る限りの準備をして訪問してくれますので、対応がスムーズになります。
メーカーや品番を事前に調べておく
エアコンや洗浄便座、ガスコンロといった設備機器の場合は、製造メーカー系列の業者さんにて修理対応となる場合が多いです。
そうなると、Aメーカーの製品をBメーカーに修理依頼する訳にはいきません。
また、品番型番が事前にわかっていれば、想定される修理部品の準備をして、訪問してくれることも可能になります。
是非、メーカーや品番型番を事前に調べておいて、修理依頼のときに合わせて伝えていただけると、その後の手配がとてもスムーズになります。
故障状況の写真(場合によっては動画)を撮影する
「どの部品がどう壊れているのか?」という修理業者さんが知りたいポイントを、一般の方が要領よく把握することはなかなか難しいかと思いますので、いっそのこと現場の写真(時には動画)を撮影して見てもらった方が話が早いかもしれません。
大家さんや管理会社さんに対して、撮影したデータを添付してメール送信するといったことにより、「まずは訪問して故障の状況を確認する」というひと手間が省ける場合もあります。
まとめ
お部屋の修理を手配する際のポイントについて、いかがでしたでしょうか?
修理業者さんの訪問となれば、「最低限、周辺の掃除はしておこうかな」といったように気も使いますし、日程調整して休日の時間を取られたりとストレスもありますので、なるべくスムーズに修理ができればと考えています。
ぜひ、ご参考になさってみてください。
中島英喬
中島 英喬 (なかじま ひでたか)
高知県出身 2007年入社
オーナー様からの依頼をいただき、賃貸マンションの入居者様募集や建物管理の業務を担当しています。
入社して10年超が経過しますが、いまだに初めての業務に携わることも多く、勉強勉強の毎日です。
読んでいただいた方に、少しでもお役にたてる文章を心がけていきますので、よろしくお願いいたします。
保有資格: 管理業務主任者、宅地建物取引士、賃貸不動産経営管理士
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