皆さまこんにちは！
あなぶきハウジングサービスの藤田と申します。
弊社では管理会社として全国30万戸以上の賃貸物件を管理しております。
沢山の物件を管理していると、ご入居される方も色んな方がいらっしゃいますし、それに伴い様々な事件が起こります。
今回は前回に引き続き【管理会社が語る～珍事件５選～パート2】をご紹介いたします。
前回はパート1よりご拝見下さい。↓
これからご入居を検討される方や、今賃貸物件にお住みの方、分譲マンションにお住みの方にも、もしかすると当てはまるかもしれないので必見です！
ご自身で身の回りに似た事件がないか、その場合どう対処するのか、またどう対処しているかなど少しでも参考になれば幸いです。
また、不動産の管理会社は主に「賃貸管理会社」と「建物管理会社」に分類されますが、本ブログでは「賃貸管理会社」に任せるメリット・デメリット、賃貸物件に関するアレコレをご紹介していきたいと思っています！
ブログの記事をご覧いただくことで、日々のハテナやお悩みが少しでも解決すれば幸いです。
【管理会社が語る～珍事件5選～パート2】
目次
・⑤ネコの糞事件
・⑥ペット
・⑦トイレットペーパー
・⑧引火
・⑨水が出ない
・⑩不審者？
・最後に
⑤ネコの糞事件
入居者から謎の糞が敷地内にあるので対応してくれと架電がありました。
ひとまず回収しましたが、その後犯人を突き止めるため監視カメラを設置。
なんと…犯人はネコということが分かりました。
今後の糞対策も兼ねて、その後はネコにしか聞こえない音を発するネコ除けセンサーを設置することで解決しております。
聞こえない音とは
人間にも年齢を重ねると聞こえなくなると言われるモスキート音がありますが、
同様の機械が動物用にもあるようです。
近年の機械の進化には驚かされてばかりです。
⑥ペット
ペット不可物件にご入居中の入居者から「犬の声が聞こえる」と架電。
問い合わせがあったお部屋に伺うと20代シングルマザーの女性が申し訳なさそうに出てきました。
「犬の声が聞こえると連絡があって訪問したのですが、もしかして飼われていますか？」と質問すると、
「はい、すみません、、」と詳細をお伺いすると、
犬2匹と猫4匹がぞろぞろと出てきました。
いや思った倍以上出てきてビックリ！！
犬1匹と思っていた手前かなり驚いたエピソードです。
契約に反する行為のためしっかりとご理解いただいた上でご解約いただきました…
お申込みの前にペットの確認は必ず行いましょう。
⑦トイレットペーパー
ある入居者より「トイレが詰まったので対応してほしい」と架電がありました。
特に流してはいけないものを誤って流した記憶もないそうで、トイレットペーパーの流しすぎぐらいに思っておりました。
が、
「トイレットペーパーといえばどこのトイレットペーパーをお使いでしょうか？」
とお伺いすると、「コストコで購入したトイレットペーパーを使用しています。」
とのこと。
実は原因はこのトイレットペーパーにありました。
コストコのトイレットペーパーは海外産で、日本に適した製法で作られていないことがあります。
このトイレットペーパーは水に溶けない素材で作られていました。
これまでの蓄積もあり、その後スタッフは汚水弁に業者と一緒に掘り起こし大変な経験をされたとのことです。
物件にもコストコトイレットペーパーの使用禁止の貼り紙をして対応しました。
これは予想外の事件でした。
当たり前のように使っているものでも、海外へ行けばまた違った製品になります。
国外産のものは使用方法などよく見て使用するようにしましょう。
⑧引火
ある入居者より「物件が火事です！」と夜中に緊急の架電があり、急いで物件に向かうと、
警察と消防車3台ほどが物件の前に・・・
深夜2時頃、火元はキッチンで、大学生の一人暮らしの入居者様が調理中にお手洗いに行っている間に油が引火しキッチンの天井で燃え移っていたとのこと。
なんとか消化しましたが、キッチンの天井は真っ黒に…
入居者様はこの世の終わりを見ているかのように絶望していました。
修理にかかった金額は、総額なんと150万円。
大学生にとってはかなりの大金ですが、入居者様の心からの反省がオーナー様にも伝わり、なんとか火災保険で全て解決しました。
管理会社はお客様を助けないといけない立場です。
一人一人のお客様に寄り添った対応を心がけたいと思っております。
⑨水が出ない
夜間、「水が出なくなった」と連絡がありました。
原因は防圧ポンプが壊れているため、そこに住む全ての世帯が水が使えないということが分かり、緊急対応。
夜中なのもあり、修繕会社が来るのは翌朝9時。
水が一晩使えなくなるのは入居者様にとって重大な事件のため、
翌朝まで交代でスタッフが一晩中手動で動かすよう努めたそうです。
⑩不審者？
深夜3時。
ある女性の入居者様が住むお部屋の玄関を誰かがに蹴られたと架電。
駆けつけると震える女性と警察がいました。
ストーカーの恐れもあるため事件性を感じながらも周知文や周りの情報を頼りに調べると、下の階の住民が酔っぱらってドアを蹴ってしまったということが判明しました。
女性に事の経緯と、「別部屋が空いてるんで無料で住み替えもできますがいかがします？」と提案した所、「そういう事情なら住み替えなくて大丈夫です」と返答。
その後、スタッフの気遣いのある行動から結婚を機に退去される際、
「あの時は真摯に対応いただきありがとうございました。」というお手紙と一緒にお菓子をいただいたとのことです。
経緯をお伝えするだけでなく、住み替えはどうするかなど、お客様がどれほど怖がられていたかを汲み取ってそのような気遣いができたスタッフには脱帽です。
私たちは入居者様やこれから入居を検討されているお客様一人一人の味方です。
何か不安なことがあればなんでも信頼できるスタッフにお声がけください。
最後に
珍事件5選をまとめてみましたが、いかがでしたでしょうか？
私は絶対当てはまらないと思った方も実はトイレットペーパーのように知らないうちに積み重なっていることがあります。
実は自分も当てはまっているかも？と思ったら是非行動に移していただけますと幸いです。
藤田世蓮
藤田 世蓮（ふじた せれん）
広島県出身 2022年入社
入社から現在まで広島支店にて仲介課を経験しながら不動産業界を勉強中。
2023年の秋まで法人契約を担当後、以降は現在まで個人契約をメインで担当しています。
お部屋探しで知りたいこと、不安なことなどを少しでも解消できるよう情報を共有して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします！
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