マンションの漏水警報発報|漏水センサーの設置場所はどこ?

藤井理絵

あなぶきコールセンター藤井です。
当コールセンターでは、日々ご入居者様から様々なご相談を承っています。
その中でも「警報関連」のお問い合わせは上位にランキングされています。
今回は、その中でもあまり知られていない“漏水センサー”の設置場所についてご紹介します。

 

 

「漏水警報受電」統計(あなぶきコールセンター)

あなぶきコールセンター「漏水警報受電」統計 (2015~2016年)

 

 

「漏水警報発報時」の対処方法

漏水警報のご相談を頂く時間帯として「20時~8時」の夜間・早朝の時間帯が全体の約4割を占めています。突然の発報に、日中の時間帯でも慌ててしまいますが、夜間・早朝の時間帯では不安も倍増してしまいます。「漏水警報」発報時は落ち着いて下記の手順を参考にご対応ください。

① まずはインターホンの『音響停止』ボタンで警報音を停止してください。

② 『水が溢れた』などの心あたりが無い場合は、玄関外の『メーターボックス』内にある止水栓を閉栓し、水漏れ被害の拡大を防ぎます。
(室内全ての給水が止まります)

③ 警備会社と契約がある場合は、警報を受信した警備会社隊員にて室内を点検します。

④ 漏水センサーの感知場所を確認し、水漏れ箇所を特定。センサー付近の水を拭き取り、乾いた時点で警報復旧となります。

⑤ 機器の修繕が必要な場合は、設備業者への連絡が必要です。

※警備会社と契約がある場合は、警備隊員が到着後、室内を点検します。ご不安な際は、管理会社へご相談ください。また機器の修繕が必要な場合も、ご相談頂ければご手配差し上げます。

 

「漏水センサー」の設置場所

漏水センサーの設置場所を、いくつか紹介します。

① 洗面化粧台 点検口下  (同室の洗濯機置き場に設置されれている事もあります)

 

 

② トイレ床下

 

③ 洗面化粧台 床下


あなぶき興産『くらしのパートナーブック』より

 

まとめ

他の警報もそうですが、夜間に警報音が鳴り響くと、あまりの音の大きさに気が動転してしまいます。まずは、インターホンにて『警報表示確認』『音響停止』を行い、ご不安な際は管理会社までご相談ください。警備会社と契約がある場合は、警備隊員が出動し確認を行います。日常生活の中であまり気にする事がない漏水センサーですが、上記の写真を参考に一度設置場所を確認しておくと安心ですね。

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藤井理絵

藤井 理絵(ふじい りえ)
あなぶきハウジングサービス(あなぶきコールセンター)2006年入社
あなぶきコールセンターにて北は北海道から南は沖縄まで24時間365日ご入居様のお声を承る業務に従事しています。
日々緊張しつつの応対ではありますが、頂いたお声に対してお役立ち出来た時は一番うれしい瞬間です。
コールセンターに頂いたお客様のお声をもとにお役立情報をご案内していけるよう頑張ります。
好きな事:旅行(のんびりと南の島へ行くのが理想です)
保有資格:管理業務主任者・宅地建物取引士・福祉環境コーディネーター2級、電話応対コンクール香川県大会出場
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