心疾患に備える保険選びはできていますか?

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穴吹インシュアランスです。

今回は、全死因の第2位となっている心疾患についてです。

心臓に何らかの障害が起き、それにより血液の循環不全によって引き起こされる病気を心疾患といいます。

 

心疾患の半数を占める病気とは

心疾患とは心臓の病気の総称です。

心臓は、収縮と拡張のリズムをくり返し、血液を全身に送り出しています。このハードな運動を行っているのが、心臓の筋肉(心筋)です。この運動は、1分間に約70回、1日にすると約10万回といわれています。

心臓をとりまく冠動脈は、その心筋に酸素や栄養を送っています。

ところが、冠動脈に動脈硬化などが起こると、血液の通り道が狭くなったり、血の塊ができて心臓の血管に突然血液が流れなくなることがあります。
そうすると心筋に酸素がいかなくなり、強い痛みをともなう発作が起こり、心臓の機能が停止してしまいます。心臓に十分な血液が行き渡らず引き起こされる病気のため、「虚血性心疾患」と呼ばれています。

「虚血性心疾患」の代表的なものが狭心症や心筋梗塞で、心臓病の約半数を占めています。

 

狭心症と心筋梗塞の違い

二つの大きな違いは心筋が回復するかどうかです。

【狭心症】

狭心症は、冠動脈の血流が悪化し、心臓が一時的に酸欠状態となって起こります。胸まわりが圧迫されるような痛みや苦しさを感じたりします。人によっては、胸まわりではなく、あごやみぞおち、耳のあたりに痛みを感じることがあります。
症状は、数分から十数分程度続きます。安静にしていると治ることもありますが、くり返す場合には、常備薬で発作を抑えるようにします。

 

【心筋梗塞】

心筋梗塞は、冠動脈の血流が止まり、酸欠から心筋の一部が壊死(死滅)するほど悪化した状態をいいます。左胸のあたりを中心に、非常に強い圧迫感や激しい痛みが起こります。人によっては肩や背中、首などに痛みを感じることがあります。冷や汗や吐き気をともなうことも少なくありません。
症状は30分以上、ときには数時間に及びます。
以上のように狭心症と心筋梗塞は似ているようで、大きく違います。

狭心症では心筋は回復しますが、心筋梗塞では心筋が死んでしまうので回復することはありません。

 

補償内容を把握できてますか?

生命保険では、三大疾病に関しての保険が数多くあります。

ただしこの三大疾病ですが、どのような病気に対応できるのかをきちんと確認したことはありますでしょうか。というのも、一概に三大疾病といっても生命保険会社各社定義が異なっています。

ある会社の商品は、狭心症は対象とならず、急性心筋梗塞については対象となるとしています。また別の会社の商品は狭心症を含めた心疾患全般に対応しているものがあります。いずれも同じ生命保険ですが、商品によって細かい違いがあります。保険商品のパンフレットで確認をするか、保険代理店に問い合わせるなり、きちんと把握をしておきましょう。

 

まとめ

どの補償が必要か、どこまでの補償があったほうが良いかは人それぞれ違います。ご自身に合った保険商品をきちんと選択し、納得のいく保険に加入しましょう。

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