給湯器から水漏れは故障?原因と対処法について

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こんにちは。あなぶきコールセンターです。

コールセンターでは、日々様々なお問い合わせ・ご相談を承っております。

今回は給湯器の水漏れの原因と対処法についてお話しします。

せひ、参考にしてください。

 

水漏れしている箇所によって、原因と対処法が異なります。

まずはどこから水漏れしているのかを確認しましょう。

 

給湯器の水抜き栓からの水漏れ

【原因】

給湯器内部に水が溜まりすぎていたり、圧力がかかりすぎていたりすると、 それを軽減するために水抜き栓から水を排出することがあります。

長期使用せず、使った場合にも起こりやすい現状です。

出典:株式会社ノーリツHP

 

【対処法】

水抜き栓の正常な役割なので、お湯が問題なく出るようであれば、そのまま使用して大丈夫でしょう。

 

※大量の水が流れる場合や、頻繁に起こる場合は、故障の可能性もありますので、一度ガス会社やメーカーなどに見てもらったほうが良いでしょう。

 

水抜き栓以外からの水漏れ(主な3つの原因と対処法)

経年劣化

メーカーが公表する給湯器の寿命は10年と言われています。特に、パッキンなどのゴム製の部品は劣化すると破損しやすくなります。

少しデータが古いですが、2013年にあなぶきコールセンターで社内集計したガス給湯器の故障内容と築後年数の関係を表した図表を貼っておきます。当センターのデータでは築後14年目になると故障問い合わせが急増することが明らかになっています。

 

【対処法】

水抜き栓以外の配管からの水漏れや本体からの水漏れの場合は、そのまま使い続けるのは危険です。使用を中止して、ガス会社やメーカーに見てもらいましょう

部品の交換で解決できる場合もありますが、10年以上使用している場合は他の箇所の劣化も考えられるため、給湯器の交換の検討をおすすめします。

 

凍結

給湯器に接続されている配管部分で凍結対策をしていない場合、配管が凍結して破裂し、水漏れしてしまうことがあります。

あらかじめ凍結予防をしている雪国や寒冷地よりも、年に数回だけ急激な冷え込みに襲われる地域の方が注意が必要です。

 

【凍結予防】

・給湯器のリモコンの運転スイッチをオフにしたまま、お湯の出る蛇口から少量の水を流し続ける
※この時、給湯器の電源プラグはコンセントから抜かないでください。凍結防止ヒーターが止まり逆効果になります。

・運転スイッチを切り元栓を閉めたら、蛇口を全開にし、給湯器の水抜き栓から水を抜く
※水抜き方法は、給湯器のメーカーなどにより違いがありますので、説明書に合わせて実施しましょう。

 

【対処法】

配管が破裂してしまった場合はガス会社やメーカーに見てもらいましょう。

 

設備不良

まだ取り付けて間もない給湯器から水漏れしている場合は、設備不良や建て付けが原因として考えられます。

 

【対処法】

設置を依頼した業者に確認をしましょう。

 

給湯器水漏れの危険性

給湯器からの水漏れを放っておくと、様々な危険があります。

ガスが不完全燃焼を起こし一酸化中毒になる可能性や、漏電する可能性、下の階の方へ水が漏れてしまう可能性などがあります。被害を防ぐため、水漏れした場合は、応急措置をしましょう。

 

応急処置

①まずは給湯器の使用を中止してガス栓を閉めます。

②次に給湯器の給水栓を閉めて水をとめましょう。給水栓は給湯器の下部に設置されていることが多いですが、場所がわからない場合は水道メーターのところにある止水栓をとめてしまいましょう。

※水道の止水栓を閉めると、部屋全体のお水が出なくなります。

③加えて、漏電の恐れがあるため電源を切りましょう。電源プラグをぬくか、ブレーカーを落としてください。

④そして、業者の到着を待ちましょう。

 

まとめ

いかがでしたか?

給湯器から水漏れをしていることに気づいたら早めの対処をしましょう。

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