流行りのコンポストのご紹介~マンションでできるSDGs~

佐藤佑司

こんにちは!あなぶきハウジングサービスの佐藤佑司です。

今年入社したばかりの新入社員ですので、皆さんの暮らしのお役に立つ情報を新入社員ならではの視点からお伝えしていきます。

 

私は岡山県倉敷市の出身で、大学時代は香川県で過ごしあなぶきに出会いました。
今はお客様によりよいサービスを体験していただくための仕事に従事しております。
よろしくお願いします。

 

今回は、SDGsの取り組みとしても注目されているコンポストについてお話ししようと思います。

そもそもSGDsって何?コンポストって何?というところから、マンションで実際にやる際の注意点まで、詳しくご説明しようと思います。

 

SDGsとは?

 

皆さんは、SDGsとは何かご存じですか?最近よく耳にしますよね。

「国や企業が環境保護のために取り組んでいることでしょ?自分には関係なくない?」と私も考えていました。正直あまりイメージが湧かないですよね。そんな方の為に、簡単にSDGsについてご説明します。

SDGsとは、 持続可能な開発目標Sustainable Development Goals

の略で、2015年9月の国連サミットで加盟国の全会一致で採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」に記載された,2030年までに持続可能でよりよい世界を目指す国際目標です。[1]

17のゴールが掲げられ、そのうちに「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」というものがあります。個人でも気軽に取り組むことができるのがこの2つの目標ではないかと私は考えています。ポイ捨てをしないことは勿論のこと、ゴミになる物を減らしたり、ゴミになるものを他の形で活用することは、この目標への小さな一歩ではないでしょうか。

そして、家庭でできるSDGsの取り組みの1つとして注目されているのが、この後ご紹介する「コンポスト」です。

 

コンポスト

 

コンポストとは

 コンポストとは、堆肥や堆肥を作る容器のことです。家庭で出る生ごみや落ち葉などに、必要な酵素などを混ぜることで発酵させ堆肥を作ります。

生ごみから堆肥を作ることができるので、様々なメリットがあります。生ごみが減る分ゴミ袋の削減にもなりますし、家庭菜園などに使える栄養豊富な肥料が自作できます。小さなプランターで花や野菜を育てている方もいらっしゃる方には特におすすめですね。

コンポストのやり方

コンポストは、気軽に始められるのもメリットのひとつです。安いもので2000円ほどで購入できる回転式コンポストや密閉型コンポストもありますし、電動の生ごみ処理機もあります。段ボールでも作ることができます。生ごみ処理ボックスやコンポスターという品名で販売されているものもあります。

コンポストの容器が揃ったら、生ごみを入れ、生ごみ発酵促進剤を投入します。1日300g~500gを目安に、ごはんや麺、肉・魚など人が食べるものを入れるようにしましょう。卵の殻や野菜の皮は、分解に時間がかかる場合があります。

生ごみがいっぱいになったら、あとは熟成させます。数週間から数か月寝かせると、堆肥が出来上がります。非常に簡単ですよね。

※コンポストの種類によっては発酵促進剤が必要ないものや、高頻度でかき混ぜる必要があるものがありますので、商品の説明をよく読んでご利用ください。

マンションでコンポストをする際の注意点

「生ごみを発酵させるから、臭いがすごいんじゃない?」と思われる方も多いと思います。特に段ボールでする場合は密閉性が低く、マンションでするのは難しいと思います。また、密閉型コンポストにも注意が必要です。嫌気性(微生物のエネルギー代謝において酵素を必要としない状態)であるため、臭いがきつく感じる方もいらっしゃるかもしれません。

ですので、マンションで行う際には、バック型の物をおススメします。

密閉性も高く、害虫などの侵入も防ぎやすいからです。また、ものによっては発酵促進剤も不要で、臭いも出にくい作りになっていますので、マンションでもお気軽に始められます。

最近では、スタイリッシュでインテリアにもなじむ商品が増えてますので、お部屋に置いておいても違和感なく生活ができるかもしれません。

ただ、バルコニーや玄関前は万が一の避難経路になっているため、マンション管理規約(使用細則)で私物を置くことが禁止されている場合が多いので、お部屋の中で行いましょう。

 

まとめ

お部屋の中では臭いも気になるし、かと言って共用部に置くこともできない。マンションでコンポストをするのは難しいと考えていました。しかし最近は、上でご紹介したような臭いやデザインに気を遣った商品も増えていますので、分譲マンションや賃貸マンションでも、できるように進化してきています。

2050年には、海ごみが魚の数より多くなると言われているくらい、ごみの問題は深刻です。
私たちの少しの心がけで、次の世代の豊かな海、豊かな陸が守られると考えています。

これからもあなぶきグループはSDGsの取り組みを行ってまいります。

皆さんも今日から少し、意識してみてはいかがでしょうか。

 

[1] 外務省HP https://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/oda/sdgs/about/index.html

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佐藤佑司

佐藤佑司(さとうゆうし)
あなぶきハウジングサービス2021年入社
岡山県倉敷市に生まれ、県立中高一貫の学校を経て2021年に香川大学を卒業しあなぶきハウジングサービスに入社しました。
大学では刑法について専門的に学ぶ傍ら、小学校から続けてきた野球で全国大会に2度出場しました。
CX推進1課に配属になり、日々お客様に喜んでいただける新たなサービスの企画に奔走しています。こんなサービスがほしい!こんなことで困っているなどの声がありましたら私にお申し付けください。
少しでも快適で幸せな暮らしのために一生懸命頑張ります。
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