こんにちは！あなぶき社宅サービスの田中です。
フードサービス推進部として法人様の社員寮・保養所の衛生検査や献立作成などを行っています。「食」を中心とした情報発信をし、今回は２回目の投稿になります。どうぞよろしくお願いします。
まだまだ肌寒い日が続いておりますが、少しずつ季節が冬から春へ変わってきて過ごしやすい日になってきたかと思います。
「「春といえば」で連想するものランキング」を調べてみたところ、圧倒的に『桜』を連想される方が多いようで、これは日本ならではの文化を感じるところです。（マイナビニュース参照）
今年の桜開花傾向としては、北日本・東日本では平年並みか平年より早め、西日本では平年並みか平年より遅い開花とすでに発表されております。（日本気象株式会社より引用）
桜の季節と共に、お花見の季節にもなってきましたが、近年コロナウイルス感染症の感染リスクの恐れもあり、控えていた方も多いかと思います。今年は例年に比べると制限も大幅に軽減し、お花見を行われる方もいるかと思いますので、今回は『お花見』についてご紹介させて頂きます。
お花見とは？
みなさんのお花見のイメージは「桜」だと思いますが、もともとは「梅の花」といわれております。
お花見は奈良時代の貴族が始めた行事といわれており、当初は中国から伝来した梅の花を鑑賞するものだったそうです。
平安時代に入り、お花見の花が梅から桜へと移り変わってきたそうで、桜の花でのお花見の起源は「日本後紀」によると嵯峨天皇が催した「花宴の節」という宴であると記されています。
お花見なのに、花よりも宴に
お花見が庶民の「行楽」になったのは江戸時代の頃で、園芸が盛んになり、桜の品種改良もされてあちこちで桜が楽しめるようになったのです。3代将軍の徳川家光が上野や隅田川沿いを8代将軍吉宗が飛鳥山を桜の名所にしたそうです。
その頃より、提重（さげじゅう）と呼ばれる取手付きの３～４段重の重箱が登場しました。またお弁当だけではなく、花見菓子の定番の「桜餅」や「花見団子」なども江戸時代から食べられたといわれております。
現代のお花見弁当といえば、おにぎりや稲荷寿司、サンドイッチなど手軽に食べられる物が主役になっています。また近年ではインスタ映えする華やかなお弁当も人気になってきていますよね。
インスタ映え間違えない！ボリュームサンドイッチ
今回はみなさんがお花見に行かれる際に、ぜひ作っていただきたい『ボリュームサンドイッチ』をご紹介します。
見た目が豪華なうえ、手づかみで食べれるので外で食べるお花見には最適なメニューです。
今回は3種類のサンドイッチを作りましたので、材料はそれぞれご紹介します。
◆ハムサンドイッチ
（材料：1食分）
・食パン：2枚（6枚切）
・スライスハム：3枚
・レタス：2～３枚程度
・きゅうり：1/2本
・トマト：1/2個
・アボカド：1/2個
・ゆで卵：1/2個
・バター：適量
・マヨネーズ：適量
・からし又はマスタード（ハムサンドの際は是非パンに塗ってみてください）
◆ツナサンドイッチ
（材料：1食分）
・食パン：2枚（6枚切）
・ツナフレーク：好きな分だけ
・レタス：2～３枚程度
・きゅうり：1/2本
・トマト：1/2個
・アボカド：1/2個
・ゆで卵：1/2個
・バター：適量
・マヨネーズ：適量
◆照焼きチキンサンドイッチ
（材料：1食分）
・食パン：2枚（6枚切）
・照焼きチキン：1枚（200g）
・レタス：2～３枚程度
・ゆで卵：2個
・バター：適量
・マヨネーズ：適量
この中で今回は、完成までに手に汗握った照焼きチキンサンドイッチの作り方をご紹介します。
写真と動画も載せていますので、ぜひご覧になってください。
（作り方）
① 食パン両面にバターを塗る。
② レタスは適当な大きさにちぎって、水気を切っておく。
③ 照焼きチキンは半分にカットしておく。
④ ①の食パンの上に、レタス→照焼きチキン→ゆで卵（ここでマヨネーズを好きなだけ）→照焼きチキン→レタス→食パンの順にはさんでいく。
⑤ クッキングシートを食パンの4倍の長さで切り横に広げる。
パンを中心に乗せ、左右の端を2～3回内側に折りたたみ、両側の折り込み部分が重なるように中心で重ね合わせる。シートの両端は折りたたんでおく。
⑥ 10分程度置いてから、垂直に2等分する。
動画では、ツナサンドイッチをご紹介しますので、こちらもぜひご覧ください。
POINT！
・食パンは６枚切がベストです。サンドイッチでいうと10枚切のイメージですが、具材にボリュームがあるので食パンが負けてしまいます。
・シートで包む際にゆで卵の向きを確認するようにしてください。間違ってしまうと断面が残念な状態になってしまいます。
今回作成してみて、ご紹介した照焼きチキンは特にですが、全て重ねていくと高さが15cm程になり崩れないか冷や冷やしましたが、作業自体は思ったよりも簡単でしたし、切ったときの喜びと「映え感」はすごかったと思います。
今年はぜひこのボリュームサンドイッチでいつもよりも豪華なサンドイッチでお花見を楽しんでみてはいかがでしょうか。
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