マンションの屋上点検とは?気になる屋上の様子をご紹介

佐藤佑司

こんにちは!あなぶきハウジングサービスの佐藤佑司です。

今年入社したばかりの新入社員ですので、皆さんの暮らしのお役に立つ情報を新入社員ならではの視点からお伝えしていきます。

私は岡山県倉敷市の出身で、大学時代は香川県で過ごしあなぶきに出会いました。
今はお客様によりよいサービスを体験していただくための仕事に従事しております。
よろしくお願いします。

 

今回は、マンションの屋上についてご紹介します。
皆さん、ご自分のマンションの屋上がどうなっているのか気になりませんか?
屋上に上がってみたいと思われる方も少なくないかと思います。
でも実は屋上にはマンションの心臓とも言える、皆さんの生活には欠かせない重要な設備がたくさんあります。

 

しかし、マンションの屋上は柵がないところも多く、非常に危険です。
また、屋上は立ち入り規制が設けられていることも多いため、屋上に行けない場合が多いです。

そこで!!
私が香川県のとあるマンションにお邪魔し、屋上の様子を皆様の代わりに撮影してきました!
皆さんがお住いのマンションとは少し違っていると思いますが、”へぇ~!こんな感じなんだ!”と思って読んでいただければと思います。
屋上の各点検項目のご説明や、屋上の活用事例も併せてご紹介します!

 

マンションの屋上点検

 

 高架水槽の点検

マンションの多くには、屋上に高架水槽があります。ポンプで屋上にくみ上げた水を、一時的に貯水するタンクのことです。この高架水槽は経年劣化でヒビや割れが生じることがあります。
皆さんの生活用水もこのタンクから引いているため、このタンクに問題があると“水が出ない!”というようなことにも繋がります。
そのため、しっかりと中まで確認し、ひび割れや藻の発生等ないか確認します。

避雷針のチェック

避雷針は、高さ20mを超える建物には必ず設置しないといけないという義務があります。
このマンションはかなり高層のマンションなので、避雷針が設置されています。避雷針も劣化や異常がないか点検します。避雷針は、皆さんの安全を守るために重要な役割を果たしてくれます。避雷針は雷を受け、その電流を地面へと逃がし、マンション内部への被害を最小限に抑えます。その為「雷を避ける針」と書きますが実際には雷を呼び寄せる針なんですね。
最近は、わざと雷が落ちやすいよう「雷ストリーマ」という放電を行う避雷針もあるようです。上からの放電と下からの放電が繋がる、これが雷の原理となります。
そんな重要な避雷針ですから、地面へと電流を逃がす装置が壊れていないかしっかりと確認をしています。

テレビアンテナの点検

台風シーズンなどには、弊社のコールセンターに同じマンションのお客様から「突然テレビが消えた」というお問い合わせをいただくことがあります。この原因の多くは屋上のテレビアンテナの不具合です。強風でアンテナが倒れたり、線が抜けてしまっていたりすることがあります。普段からしっかりと確認し、簡単に外れないようチェックすることで、未然に防いでいます。

屋上の清掃

屋上は、風で飛んできたゴミなどがルーフドレンにつまり、漏水などの危険もありますので定期的に清掃を行います。こちらも台風シーズン前には特に入念にチェックし、ゴミを取り除きます。

 

 

以上が簡単な屋上の点検でした!こちらを簡単に私が実践した動画がありますので、ご覧ください。

 

※他にも、屋根の剥がれがないかや、錆がないかを点検する場合もあります。

 

屋上の活用事例

 

初めにもお伝えしたように、ルールで定められており屋上が使えない場合や屋上に上ることが危険な場合もあります。これからご紹介する例はあくまでご参考までにご覧ください。

 

屋上緑化・菜園

特に都心部では環境問題への対策として、屋上緑化を進めるマンションもあります。ヒートアイランド現象やCO2の削減に効果があるようです。また、CO2の削減により周囲の気温を下げることもできます。都心のマンションでは野菜や果物を栽培し、居住者の方が気軽に訪れくつろげるスペースとして開放しているところもあるようです。みんなで育てて、みんなで食べる、自給自足に近いことができるといいかもしれませんね!

ドッグラン

こちらも都心のマンションに増えてきているようですが、青空を望むドッグランもいいですね。スペースの少ない都心では特に、屋上でいつでも散歩ができ、愛犬家の方とコミュニケーションができる場所は貴重かもしれません。
ペットが飼えないマンションも多いですから注意が必要ではありますが、こんなマンションもあるんですね。

 

ソーラーパネルの設置

環境への配慮やマンションの収益源として、ソーラーパネルを設置しているところもあります。最初から設置されている場合もありますし、管理組合様で話し合い後から導入することもあります。太陽光発電で共用部の電気をまかなったり、売電により収益を修繕積立金に充てたりしているようです。これは場合によっては設置が可能なマンションもあるため、検討の余地がありますね。

 

 

いかがだったでしょうか。
もちろんマンションによってはルールや物理的な障壁があるところもあると思いますが、屋上活用を考えると、わくわく!しますよね。
わたしもいつか、眺めのいい屋上でくつろげるようなマンションに住みたいなあなんて思ってます。
皆さんの、もっとこうしてほしい!こんなサービスあったら便利!を形にしていく仕事に従事しております。いつか皆さまのもとにもこういったサービスをお届けできるよう、精一杯考えてまいります!!

 

 

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佐藤佑司

佐藤佑司(さとうゆうし)
あなぶきハウジングサービス2021年入社
岡山県倉敷市に生まれ、県立中高一貫の学校を経て2021年に香川大学を卒業しあなぶきハウジングサービスに入社しました。
大学では刑法について専門的に学ぶ傍ら、小学校から続けてきた野球で全国大会に2度出場しました。
CX推進1課に配属になり、日々お客様に喜んでいただける新たなサービスの企画に奔走しています。こんなサービスがほしい!こんなことで困っているなどの声がありましたら私にお申し付けください。
少しでも快適で幸せな暮らしのために一生懸命頑張ります。
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